【お金の話】オーストラリア人は貯金をしない?!

 

さて、今回はお金のお話です。ウチの旦那さんの仕事の関係から、ちょっとオンラインメインの銀行に共同名義の口座を作った。日本では、夫婦共同名義の口座ってひらけないらしいけど、オーストラリアでは当たり前にできて、入金する時もどちらかの名前があれば、どこからでも入金できます。それで、今回の口座は貯蓄型の口座とリンクしていて、普段引き落としや引き出しなどに使う口座には自動的にいつも$500になるように調整できるというもの。で、使わない分は自動的に貯金に回せるっていう便利なもの。

しかしですね、オーストラリアの貯金率って非常に低いんですわ。調べて見たら、3人に一人は貯金ゼロ。なんていうのが出てきた。う〜ん。まあ、いろんな状況があると思うんだけど。まあ、日本人と比べると「将来や老後のことを考えて貯金しておこう」という感覚はないような気がしますね。ただ、以下のような感じで貯金するということはあるでしょう。

  1. 旅行のため
  2. 車や家を購入したいから
  3. 引っ越しのために必要
  4. 家の改築をするから

 

では、なぜ貯金をしないのかというと・・・・(友人たちや自分たちの境遇と照らし合わせて)

  1. いつも使ってしまうから
  2. 子供がいないから
  3. 外食をよくするから
  4. 死んでも金は墓場には持っていけないから
  5. 厚生年金がきちんともらえるし、老後は政府がきちんと保証してくれるから

 

ここで特筆しなくてはならないのは、日本とは全く違った福利厚生のシステムがあるんです(詳しくはこちらをどうぞ)。日本だって生活保護はあるけど、国民健康保険は有料ですよね。でも、オーストラリアでは国民健康保険は無料ですし、きちんとしたカテゴリーに当てはまれば、生活保護だって日本のようにあーだこーだといじめのような意地悪をされなくてもきちんともらえるということ。

そう、国がきちんと国民の最低限の生活を保証してくれているんです。

ですから、極端な話、体を壊して働けなくなった。貯金もない。介護していくれる家族もいない。持ち家だってない。当然ながら家賃も払えない。なんていうことになったとしても、ホスピスやセンターなど、オーストラリアにはあなたを快く(ここが肝心よ!)、快く、そして心地よい環境を与えてくれる保証があるということになんです。

しかし、日本よりもはるかに高い所得税を払っていますし、税金の面では非常にシビアですが、いたって簡単なシステムになっています。そう、どれだけ収入があり、財産があるのか、それによってケアーに対して支払われる率が変わってきます。少ない人は多く、多くもらっている人はそれなりに。

ですから、日本のように「孤独死」だったり、「餓死」なんてことは滅多にないんです。まあ、ご老人の一人暮らしでいきなり行っちゃったというのはあるでしょうが、お金がなくて、介護をしてもらえなくて、というような状況になるには非常に低い確率である、あえて言えば、本人が望んでそういう状況にしているかもしれない、と言えるかもしれません。

ですから、そう、オーストラリアは普通に暮らして、不自由のない生活をする分にはきちんと保証してもらえるから、老後に貯金はいらない。という考え方の人もいるかもしれません(多分、それがほとんどかな。私たちもいざとなったら、国が助けてくれるし、と思っているし)。

では、どんな人が貯金、投資をしているのかというと・・・・。

 

投資と貯金をする人たちは?

まず、オーストラリアの物価は高いです。日本の倍すると思っていただければいいと思います。そして、外食代もものすごく高いです。家賃もびっくりするほど高く、週払いになっていて、シドニーの2DKのアパートで$540なんてのは当たり前にあるし、週に$2000なんてところもあります。ですから、オーストラリアで貯金ができる人というのは、高収入である場合がほとんどなんです。

投資をしている友人は、

  1. ダブルインカム
  2. 医者だったり、弁護士だったり、高収入の職業についている
  3. 子供もいない
  4. キャリアだけを求めていればいい

という人たちがほとんどなんです。

オーストラリアでは、公立の学校は基本的には無料ですが、最近は私立に入れる人も多く、借金をしてまでも子供を私立に入れる人もいます(中国系、ベトナム系、日本人などのアジア系の移民)。そうすると、学校によっては年間2百万から3百万円の学費がかかるんです。ウチのドラ息子もパパとママの恩恵を受けていて、約3百万近い学費を払ってもらってます(ラッキーだよなぁ、ほんと。感謝して、もっと勉強してくれよ!)。

ですから、老後にどんなことをしたいのか、隠居した時に旅行に行ったり、楽しいことをしたい場合は、厚生年金だけでは足りませんから、当然ながら貯金なり、投資などからの収入がないとできません。

ウチもそれなりに考えてはいるものの、もう少し旦那の仕事が落ち着かないと・・・それに私の収入も増えないと貯蓄は難しいかなぁと思います。

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まとめ

そう・・・。貯金がなくてもなんとかなるのがオーストラリアという国なんです。ごめんなさいね、悪口になるけどね、日本の福利厚生って最悪。税金の使い方も最悪。まあ、今のオーストラリア政府もいいとは言えないけどね、日本よりははるかにマシ。野垂れ死ぬなんて、餓死するなんてことはない。

この記事の結論から言うけど、オーストラリア人は貯金をしないんじゃなくて、する必要がないんですよ。なんども言うけどね、何かあったら国が保証してくれるから。そして、高い所得税に対してだって、日本人見たく「税金泥棒」なんてことを働けない人に言ったりしないし、意地悪をすることもない。同じ国民の権利として、「明日は我が身」な訳ですよ。

たま〜に、ヤッフーとかいろんなところの書き込みを見ると、あんな財政管理、福利厚生システムだから、日本の国民の心が荒んでいくんだなぁ・・・とおもう。もっと、保証しようよ、頑張って日本という国を支えてきた人たちなんだからさぁ。