日本では出前というのは昔からありましたが、オーストラリアではここ10年程度でしょうかね、出前ができるようになったのは。今までは、Takeaway(イギリス英語で米語と日本語ではTakeout)が主流でしたので電話で注文して取りに行く感じでした。
が、最近はデリバリーサービスの会社がわんさかと進出しており、選ぶのが大変。またコロナ禍のロックダウン中は、レストランはもとよりカフェでもデリバリーをするようになりました。
そこでオーストラリアのフードデリバリーサービスをご紹介しましょう。
1. Menulog : メニューログ

Menulogはオーストラリアとニュージーランドを拠点としている、最大のフードデリバリー会社で、約7,500以上のレストランからおいしい食事を提供していて、実は配送先住所の90%をカバーしていると言われています。
このMenulogには11,000店舗以上、当然ながら、地元を中心にしたレストランから注文したり、70のバラエティ豊かな料理も検索可能で、ユーザーレビューも充実しているのでチェックは必須。
初めて注文する場合には25%オフという嬉しい特典もついています。また、アルコール類の注文もお店によって出来るので一杯欲しい人にはうってつけでしょう。
2. Deliveroo:デリバルー

多分、オーストラリアではこのDeliverooが一番知名度が高いんじゃないだろうかと思う程、ここ最近になってかなり浸透している会社。この会社は、元は英国の食品配達会社で、2014年にオーストラリアに進出。
エコ的な広告方法もよかったですね、目立つ青色の配達用の自転車で基本は、約30分程度でデリバリーしてもらえて、地元にあるレストランで検索。また、好きな料理のジャンルから選ぶことできます。
このDeliverooアプリでは、配達ライダーをリアルタイムで追跡できるし、注文したレストランでアルコールを扱っていれば、一緒に注文できる場合はもあります。
また、レストランによっては仕事場などにも配達してもらえる、ケータリングオプションもあります。
3. UberEats:ウーバーイーツ

UberEATSは、現在、世界中のオンデマンドフードデリバリーの最大のプロバイダーの1つで、日本でもお馴染みのはず。母体は、言わずと知れたシェアする素人タクシーのUberで、オーストラリアでは2016年にメルボルンでサービスを開始した後、オーストラリアの各主要都市にも拡大。
このUberEATSは、コールズ、サブウェイやKFCなどの主要会社との独占的パートナーシップを持っていて、オーストラリアの食品配送市場を独占していると言われていますが、実は高額な料金、サービスの悪さが目立って来ていて、多くの顧客がこのデリバリーサービスから撤退しているようです。
実際に使ってみるとですね、まあ、現在は普通に使えてます。
ロックダウン前はあまりお店が参入していなくて、料金も高い気がしていたので使っていませんでしたが、ロックダウンしてからは参入したお店が急増。アプリではデリバリーのライダーの現在位置も追跡できるので便利です。
Deliverooに登録していたお店も同時にこのUberEATSにも登録して、どちらも選べる感じ。それに伴い、キャンペーンというかある一定の期間、注文しないとディスカウントしてくれるようなメールが届いたりします。
なので、20%オフになったりするクーポンを使えることも多くなったような気がします。
4. Hey You : ヘイ・ユー

Hey Youはカフェ専門というのか、コーヒーを注文する用のアプリで、オーストラリアで最も人気のあるコーヒー注文アプリと言われています。
アプリの位置確認で、地元のカフェのを見つけて、メニューの閲覧もできるし、当然そこからコーヒーを注文。
時間によっては、コーヒーだけでもかなり長い列ができていることもあるので、このアプリから注文しておけば、待たずにコーヒーを買えちゃう。
また、アプリで事前に支払うことができるので、いちいちお財布を持って行く必要もない。
それからこのHey Youアプリには、一般的にある買ったらスタンプを押してもらうような手間をかけず、アプリでそのお店のロイヤルティ特典を獲得もできちゃう。忙しいオフィスの人にはとっても便利なアプリでしょう。
5. Vegan and Vegetarian App – Happy Cow : ビーガンとベジタリアンのアプリ、ハッピーカウ

このアプリは、デリバリー用のアプリではなくて、ベジタリアンとビーガンの人のための情報アプリ。
このアプリで、地元のレストラン、健康食品店、食料品店などの情報を共有し、なんと国際的なアプリだから、ユーザーレビューは850,000とか。お勧めの件数も9,000も超えるらしい。
ビーガンやベジタリアンの方には嬉しい情報アプリですな。
Open Table

私がよく利用するアプリの一つ。
このアプリは実際にデリバリーなしだけど、世界各国のレストランの情報を把握できちゃうというもの。
それぞれの地域のレストランを検索して、メニューやレビュー、画像なども見れるし、このアプリから直接そのお店に予約も可能。
実際にシドニーの多くのお店ではこのOpen Tableを予約に使っているところは多いです。なんと世界で10億人以上の人が使用しているとか。
とっても便利なアプリです。
お勧めフードデリバリーアプリのまとめ
シドニーでコロナ禍のためにロックダウンがあった時、レストランやカフェなどはもう大変な騒ぎになってました。
私たちのお友達のレストランも閉店するかもしれない・・・という不安もあったようですが、なんとなこのデリバリーサービスで頑張ったようです。
実際に私たちもUberEatsやDeliverooを使って地元のレストランから注文したりと貢献してきました。一時期はちょっと散歩に行くと、ライダー人が沢山空いている車道を一生懸命に自転車を漕いでいる人もいましたね。
ソーシャルディスタンスもあったので、デリバリーも家の玄関の前まで。到着すると携帯に「玄関のドアの前に置いてあるからね〜」というデリバリーさんから電話があります。
今はもうロックダウンは解除されているのですが、当時はデリバリーにチップをあげたりということもありました。
それぞれにいろんな工夫があって、UberEatsでは曜日によって料理のスペシャルがあったりして、面白い。例えば、月曜日はインド料理が割引とかあったし、次の日はメキシカンだったり。色々と戦略を考えますね。
というわけで、料理したくない時には本当にありがたいアプリです。