【バセドウ病】(1)オーストラリアでバセドウ病の発症

 

私はまず持病を2つ抱えています。

1つは、これから話すバセドウ病です。日本語ではバセドウ病と言いますが、英語ではGraves病(グレイブス病 – Graves Diesase)、と言います。このバセドウ病を発症したのが、2014年の年明けですから、すでに4年も経っていることになりますねぇ・・・・早いものだ。その闘病記を書きたいと思いますが、今回は、基本的なバセドウ病とはなんぞや・・・というところから始めたいと思います。

バセドウ病とは

バセドウ病とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気で、女性では100人に1人の頻度でみられる病気で、決してまれなものではありません。一方で小児から高齢者、男性も発症する病気とされています。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるので、自律神経の一部である、「交感神経」の働きが異常に活性化されます。

ただ、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されているからといって、バセドウ病を発症しているというわけではなく、他にもバ甲状腺ホルモンが過剰に分泌されている病気もあります。

バセドウ病の原因は?

バセドウ病は、臓器特異的自己免疫疾患といい、自分の甲状腺に免疫反応を起こして、攻撃していくという病気で、「TSH受容体」に対する抗体(TSH受容体抗体)ができて、それが甲状腺を攻撃するために、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることになります。

バセドウ病を発症するタイプ

基本的には、発症する「体質」で、バセドウ病は遺伝する病気といえます。ただ、最近の研究では、この「遺伝的体質」に、ストレスが影響して発症すると考えられています。

バセドウ病の症状

  • 多量の汗をかく
  • 疲れやすい
  • 動悸がする
  • 手が震える
  • 暑さに弱い
  • しっかり食べているのに体重が減少する

などの症状があり、女性の更年期障害と間違われる場合もあり、発見が遅れるときもあります。また、大きさに違いはありますが、ほとんどの症例で軟らかいびまん性の甲状腺腫が認められます。

 

 

バセドウ病眼症

バセドウ病の症状のひとつに、眼球が出てくる(眼球突出)というものがあります。眼にも上記と同様の免疫反応を起こして、眼の後ろの脂肪組織が増加したり、眼を動かす筋肉が肥大したりします。その結果、眼球突出や眼瞼後退になったり、物が二つに見えたり(複視)するようになります。

バセドウ病の治療

1) 抗甲状腺薬治療

抗甲状腺薬(チアマゾール、プロピルチオウラシル)は甲状腺ホルモンを抑える薬で、この薬を服用しだすと、4週間くらいで甲状腺ホルモンが下がり始め、2カ月もすると正常になります。もちろん、自覚症状がなくなってきますから、治ったようにな気になりますが、原因のTRAb抗体が消えるのは2~3年後なので、TRAbが陽性の間は抗甲状腺薬をのみ続ける必要があります。

2) 手術

いつまでもTRAbが陰性にならない時は、甲状腺を切除する、甲状腺全摘出手術をすることになります。以前は、一部を残していましたが、オーストラリア国内の治療では、残しても再発する可能性が高いということで、現在では全摘出手術になっています。

3)放射性ヨード治療

手術以外には、放射性ヨードを投与して甲状腺を壊すアイソトープ治療があります。このどちらを選ぶかは、甲状腺の大きさや年齢、妊娠の希望などを考慮して決定します。なお、抗甲状腺薬は妊娠中でも医師の指示のもとに服用することができます。

まとめ

これらはネットで探せばすぐに出てくるのですが、とりあえず書いてみました。私がバセドウ病に気づいたのは、動悸息切れ、手足の痺れ、異常なほど汗をかく、などの症状が出たために主治医である、でGPのもとへ行きました。年齢的にも、プチ更年期障害かと思ったのですが、とりあえずは血液検査ということで、結構な血を取られました。

それからの話は次回ということで・・・・・(2)に続きます・・・・