小泉進次郎氏のベストパフォーマンスと育児休暇が古い日本を変える?

小泉進次郎氏の育児休暇

小泉進次郎氏に対しては、色々と女性関係の噂もあったり、国連での『セクシー』発言があったりと、いつも色んな意味で日本のニュースを騒がせてくれていますが、今回は育児休暇。

そして、もう更に主要な先進国からも遅れをとってる感じが物凄くするのが、この育児休暇が日本ではニュースになっちゃうこと。実際、育児休暇を取らない、或いは、取れないような雰囲気が日本の職場には多く、本当にかわいそうになってしまうんだけど、このニュースになってしまうような社会というものに対して、疑問を抱いた方がいいのではないかと思います。

パフォーマンスと思われちゃう進次郎氏

しかしながら、進次郎氏の今回の育児休暇の発表ですけど、ネットではパフォーマンスとと取れれているようなことも書かれておりまして、いやはや、あれだけ政治界のプリンスなんて感じに言われていた人なのに、今度はパフォーマンスなんて言われちゃっている。

ですが、ハフポストの編集長さんは、

”しかしパフォーマンスから社会は変わるし、今の日本の男性はその「パフォーマンス」すら出来ていないのではないか

とおっしゃている。

う〜ん、確かにそうなんですよ。彼の思考の中身や人間性や女関係云々もあるんですけど、実際にこの件に関してだけ考えれば、ごもっともではないかと私も思います。

 

欧米社会は育児休暇が当たり前の権利

まあ、実際に日本の男性の”イクメン”という言葉。そして、よく引き合いに出されるのが、欧米諸国の男性諸君らのイクメンぶり。というか、”イクメン”なんていう言葉じたいがないですから。

でもですね、基本的にここには2つの大きな問題があるんです。

まずは、労働基準法や労働に対する待遇の差。そして、文化の差。

この二つは物凄く違いますから、日本の男性と欧米諸国の本家本元のフェミニスト達と比べちゃう事自体に無理があるような気がします。これは、労働環境においても同じです。全くもって文化的にも違うし、正直、日本は2、3周遅れているんです。

まあ、最近は有給を取らせるような会社が増えているとか言われますが、それでも自由に取れないのが現状なんじゃないかと思ったりしますが。。。

有給の病欠と普通の有給で2ヶ月の有給があるのは普通

さて、まず、労働に対する環境ですが、基本的に本当に全くもって違います。

私はオーストラリア在住歴は20年で、AU旦那は某大学で働いておりますが、彼の会社での待遇は、1年間で4週間の有給病欠+4週間の有給(この時はホリデー手当として幾らか給料が上がる)+スーパーイニュエーション(会社が払ってくれる年金)というのが基本で、これはオーストラリアのほとんどの会社では普通にあります。

 

育児休暇や休暇はとって当たり前という常識

また、普通の有給に合わせて、もしも出産などがあった場合は普通に育児休暇を申請することが許されています。そして、それに対しては周りは普通に協力して仕事の分担をやってくれたり、また代わりの人を雇う場合もあります。この件に関して、私個人として夫の会社での会話の中で文句をいう人は聞いたことがないですし、反対にみんな率先して手伝っている感じがありました。

過去にも、私が次男を出産した時は、AU旦那は2週間の育児休暇を取りました。この時は面倒だったので、有給休暇としてとったのですが、帝王切開でなかなか動くことができなかったのもあったし、結局彼は3週間の有給を取りました。ですが、それでもそれに対して上司や同僚からの文句など一切ありませんで、反対に、

「ゆっくりと旦那をこき使うんだよ!と伝えてね!」とか、花束とか届きましたし、実際にはその後も早びけして来たりしてました。

 

日本の育児休暇を取りにくい同調圧力

ですが、実際には日本だって、育児休暇を取ることは認められているんですよね。そして、実はかなり給料体系でも優遇されているんですよ。ですが、日本の社会的な風潮としてあるのが、「このクソが忙しい時に」とか「他人に負担になるのに」とか「みんなが取らないのに、自分勝手だ」そして、極め付けが「ズルイ」。

ね、この「ズルイ」ってなんでしょう?

もう、本当によくわからない。自分だって、休暇を取れるでしょ?自分だって風邪引いたりとか具合が悪くなることもあるんでしょ?それをなぜ、自分のことは棚に上げて他人を「ズルイ」とか言えるのかが本当によくわからない。

これは、ここ最近になってネットでもよく見かける言葉なんですけど、いつもいつも周りの同調圧力がなければ安心できない人達が多すぎますね。実際に、女性だってこの同調圧力によって、取れるはずの有給も取れなかったり、育児休暇もダメでだったら辞めるしかないなんていうことにもなったりしているようで、本当に勘弁して欲しいですよね。

お互い様だってこと、全くわからないのかしら?

以前に書いた育児休暇が取れにくいと言う記事ですが、参考までに。

 

 

進次郎氏の育児休暇が『日本男児思想』を変える?

基本的には、私は彼のことについてはマイナスな気持ちしかないですし、もっと色々と勉強してくださいね。ということしか感想もないことが多すぎるんですけど、それでもあえて彼が今しようとしていることは、多分、今までの政治家としての役職や業績の中で一番、国民にとって役に立っているんではないでしょうか?

ツイッターのコメントにもあるように、

産後1ヶ月はサポートがちょ〜大事!!

小泉進次郎氏の育児休暇

私は産後うつ経験者なので、声を大にして言いますが、本当にサポートって大事なんですよ。難産だった人は特にそうですけど、どんなに安産だろうが、産後のホルモンのバランスは崩れてぐちゃぐちゃになります。個人差はありますけど、本当に辛いときは辛いんです。

ですが、男性はその辺のところがよくわからない。まあ、体の違いがあるから当然と言えば当然なのかもしれませんが、理解しようとしてもしきれるものでもないんですが、日本の文化的には『お産は病気じゃない』とかいうのがあって、ふざけた事に今だにそれをいう男性もいる。

ここでそれを言い出すときりがないんですけど、私が言いたいのは、産後と特にホルモンのバランスが崩れるし、3時間置きにミルクをあげないといけない、慣れない環境での身体的な負担と精神的な負担が大きいんです。

実際には産後うつは色々な要素(幼少期のトラウマや親子関係のトラウマなど)や個人差がかなりあるので一概に言えませんが、それをパートナーが理解しているか、していないかで産後うつの発生率も変わってくるのではないかと私は思っています。

ですから、極端な話になるかもしれませんが、育児休暇を取れるような環境、あるいはその必要性を認識してくれるような環境になることは今後の少子化にとってもいいことなんではないでしょうか?

そして、「ベビーシッターを雇えるような資産があるんだから、育児休暇なんていらないから仕事しろ」というご意見も読みましたけど、ベビーシッターと旦那、どっちがいいですか?

私だったら、ベビーシッターよりも旦那にそばにいて欲しいですけどね。それは、お金があるとかないとかという問題ではないです。そういう意味でももう少し、精神面での価値観を認めるべきではないでしょうか?そして、そういう認めてあげれるような社会的な見方や見解もまた必要ですよね。

 

 

小泉進次郎氏の育休についてのまとめ

まあ、セクシー発言の恥ずかしさや、ステーキハウスに行っちゃう、それを報道されるような間抜けな常識の無さとかね、色々と言いたいことは山ほどあるんですが、なんであろうが、大きな気持ちで受けて止めていけば、今回のこの進次郎氏の育休について、私はそこまで辛辣にはなれません。

それは、パフォーマンスであろうがなかろうが、実際にこの育休についての彼の行動によって、数人でもいいから「じゃ、俺も取ろうかな」と動いてくれる人がいればいいと思います。

それで、その奥様方やパートナーが「え?マジ?助かる!!嬉しい!!」となってくれればいいわけで、それによってちょっとでも日本のあの訳のわからない『ずるい』が少なくなって、自分たちの権利や平等性への認識に変わってくれるとありがたいと思います。

そして、諸外国では(特に他の先進国ね)その誰でもが普通に取れる権利、ある意味では人権的な考え方を見直せるような雰囲気やシステムが表向きだけでなく、キチンと一般社員にも適応し、取得できるような社会環境に『例外』としてでなく、『普通』にある事になってほしいと思います。

だから、まあ、今回に限り、進次郎君、よくやった!

しかし、進次郎氏は全くもって、私のタイプではない。遊ぶならいいんだろうけどね、ああいうタイプは。ちなみに私が好きなタイプは、Dr. SuzukiやBrian Cox氏, かなりお年を召しているが、David Attenborough氏など、科学者や学者タイプ。分野を問わず、専門性が高くて博識な人が大好き!だから、ウチのAU旦那は彼のアカデミックな友人達を警戒してうちには連れてこない・・・私が惚れるとでも思っているのだろうか・・・・・ばかだなぁ。

ウチのAU旦那だって同じタイプだというのを気がつかないのだろうか・・・。

じゃなかったら、結婚なんてしないわ。

そして、何よりも誰よりも私が一番だと言う事。これがなくちゃ、絶対にダメ。

と言う訳で、進次郎君を見習って、世の男性諸君は育休を取るように頑張ってください。

妊娠中と産中、産後の恨みは墓場まで持ってくらしいからね、気をつけてくだされ。