【思春期の子供】非行に走る子供の母親の共通点とは?

 

何度か、このブログでは思春期の子供たちについて書いてきました。まあ、ウチにも16歳になる男の子がいます。こいつに関しては、私たち夫婦にとっても頭痛のタネになっていた時期もありました。オーストラリアでは、心理学者によるカウンセリングなど普通に行われていますので、彼らのアドバイスによる指導が功を奏して、最近はとっても良い子になっています。

しかし、息子の周りでは、特に女の子にうつ状態にある子が多いとか、酔っ払って警察に補導されて家まで連行されるなどの話をよく聞きます。他にも、友人の娘とか知り合いの話を総合してみると、そういう子どもの親には共通点があることに気づきます。

では、今回はどんな共通点があるのかを考えてみたいと思います。

ケース1:15歳でレイプされてシドニーを離れた、Aちゃん

これは私の知人ですが、オーストラリア人です。この夫婦が離婚したのは、Aちゃんが3歳のときでした。ですから、この子はお互いの家を行ったり来たりするような生活に慣れていると言えるでしょう。そして中学に上がるまでは、特にこれといった大きな問題もなく来ていたと思います。

ただ、このお母さん、男クセが悪く、アルコール中毒。そして、麻薬もやるし・・・・まあ、どうしようもない母親・・・という感じでしょうか。酔っ払ってAちゃんを迷子にするわ、元旦那のところに子供を預けて、デートにいったきり帰ってこないわ、お金にもだらしがなくて、元旦那とはいつも養育費のことで口論しているらしい。

そして、このAちゃんが15歳になったときを境に、夜抜け出して、友達とお酒を飲んで補導されりと、だんだんと手に負えなくなっていったそうです。そして突然、シドニーからメルボルンに引っ越しするということを共通の友人から聞きました。メルボルンには、このAちゃんの父親の実家があるそうです。そしてこの母親はシドニーに残ります。

その背景には、シドニーの有名私立学校の男子生徒から大量の酒を飲まされ、レイプをされたというもの・・・・。この娘の父親は、出るところに出ると言っていたそうですが、被疑者の父親が弁護士で示談金を母親に提示、金に目が眩んだその母親が受け取ったとのことです。日本とは違い、オーストラリアではこういったレイプ事件についてはものすごく厳しいのです。本当であったらば、この被疑者の少年は実刑を食うはずなんです。それが当たり前の処罰であり、社会の形といえます。しかし、この母親はお金をとったことになります。

ケース2:拒食症になった16歳の娘、Bちゃん

これはずいぶん前の話になりますが、このBちゃんが13歳の時にご両親が離婚しました。この御夫婦、弁護士同士のカップルで、非常に裕福なためご主人は近くに家を買い、すぐにそこに引っ越しました。しかし、問題はこのあとに起こります。母親には、離婚する前から付き合っていた男性がいたそうです。結婚するまでは、自己制御をしていたんでしょう、ダンナさんもいますし、家に連れてくるということはしませんでした。しかしこのカップル、離婚前からセックスレスが10年以上、旦那さんのうつ病や精神的な不安定からくる口頭での侮辱など、様々な問題があったそうです。ですから、母親がたかが外れたのもわかる気がします。

この母親とその彼氏が一緒に住みだしたのはそんなに時間がかかりませんでした。そしてその頃からこBちゃんの行動がおかしくなって行きます。まずものを食べなくなり、体重が極度に減少、要するに拒食症になったわけです。母親曰く、彼女は特に食べたくないわけじゃなくて、「食べたいのに食べれない」、どう考えても精神的なものからくるものだとは誰が見ても、一目瞭然。このご夫婦には元々お金があるので、シドニーでも指折りの名のある心理学者、精神科医、そう言ったプロのカウンセリングを受けさせていましたが、一向に良くなる気配がありませんでした。

高校卒業と同時に、彼女はフランスに留学することになりました。時を同じくして、母親とこの彼氏が別れることになります。私、この彼氏には会ったことがあるのですが、まあ・・・なんというか・・・。どうしようもない、クズ野郎・・・なんで、こんなのとくっつくんだろう??そんなに飢えていたんかい?というくらい第一印象だってものすごく悪くて。この男、もともとこの母親の財産が目的で、同棲を始め、オーストラリアの法律では同棲開始から約2年で「内縁の婚姻状態」として認められ、別れる際には財産分与を申請することが可能になります。最終的にはこの二人、この母親の財産を巡っての裁判にまでなりました。

現在、このBちゃんは、フランスでフランス人の彼と婚約中で、とっても幸せとのこと。ただ、母親とはまだわだかまりが残っているようで、母親がフランスに行くととっても冷たいらしいです。まぁ、わからなくもないですけどね。

ケース3:15歳で泥酔、警察に補導される、Cちゃん

オーストラリアでは、青少年法が非常にキビシイです。ヘタすると、親の監督不届きということで、処罰の対象になります。例えば、親の監督下で青少年が飲酒した場合、2,000ドルの罰金になります。ですから、オーストラリアでは、まともな親であれば自然と厳しくなります。しかし、当然のことだからまともでない親もいるわけです。

このCちゃんのご両親が離婚したのは、彼女が10歳の時です。離婚当時、何故か彼女の父親の方と話をしたことがあります。彼曰く、「いきなり、別れてくれと言われたんだよ」といきなり言ってきました。離婚したことも知りませんでしたし、このお父さんと話すのも数回程度ということで、いや〜、いきなりだったので、すごくびっくりしたんです。今思うと、精神的にちょっとおかしかったのかもしれませんね。

本当に、「寝耳に水」だったようです。しかし、オーストラリアでは一方的にであっても離婚は可能です。ですから、この場合でもこの母親の要望通りに、速攻で離婚したようです。ただ、法律でオーストラリアでは1年間の冷却期間を経て、カウンセリングを受けるのなど、制約もありますから、最低でも1年間は(別居)書類上の離婚はできないことになっています。

しかし、この母親、すぐに彼氏を作り、同居を始めたとか・・・・。これもまた、元の旦那さんから聞きました。

最近では、このCちゃん・・・・夜中に家を抜け出したり、あまり評判のよくない友人たちと遊びまわっているらしく数回ほど泥酔で警察に保護されたそうです。また、精神状態も不安定で、精神科にかかり、抗うつ剤の薬も投薬予定とか・・・・。どんどん、ひどくなるじゃん!

ケース4:男遊びと夜遊びを繰り返す17歳、Dちゃん

このDちゃんのご両親は彼女が13歳の時に離婚しました。彼女の母親は、旦那さんと離婚する前から付き合っていた男性がいたらしく、離婚後すぐにこのDちゃんを自分の妹のところに預けて、仕事と称し、男性と一緒に上京することになりました。そのご、約2年間は、時々帰ってきたりしていましたが、Dちゃんが15歳の時に引き取り、この彼氏、母親とで3人で一緒に暮らすようになりました。この母親は、2度の離婚を経験していて、これが3度目の結婚(?)となります。

この男性とは、様々な事情から長い間、内縁関係にありましたが、新しい家庭を作ろうとしたんでしょう、義理の父親として生活するようになり、この男性を「お父さん」と呼ぶように強要します。そして、Dちゃんが15歳になったその頃から、このDちゃんの男遊びと夜遊びが始まったのです。彼氏は同時に何人も作り、朝帰りは日常茶飯事、友達のところに泊まり歩くこともしょっちゅうでした。

しかし、19歳くらいになるとだんだんと落ち着いてきたようです。ただ、母親との確執は強く、それが原因で精神的なバランスを崩すことも多かったようです。現在は、オーストラリアに移住し、2児の母親となって、幸せに暮らしているそうですが、この母親とは連絡を一切とってないとのことです。

 

非行に走る子供の母親の共通点

(1) 離婚歴がある

これはもう決定的のことなんですが、まず離婚歴があることです。離婚というのは子供にとって、将来にまで大きく関わる重大な出来事です。家族の一員として、どうしても「自分に責任があったのではないか」と、考えてしまう子供も少なくありません。そして、思春期などの多感な時期であればあるほど、与える影響は多いとされています。特に、女の子の場合は、そのまま将来の男性関係までにも影響して行きます。家庭の崩壊は、そのまま少女時代の崩壊にもつながるとある専門家は言います。

(2) 離婚後すぐに彼氏を作る

わからなくはないですが、女としての自信が離婚という形で失われるのだと思います。「自分に女としての魅力がないんじゃないか」、「このこのままずっと独身なんじゃないか」などの不安から新しい恋愛に走るのでしょう。

(3) 元旦那さんとのコミュニケーションが取れない

離婚を避けて通れないことだとは思います。仕方ないことでしょう、しかし、きちんと夫婦間で母親として、父親としてのケアーの仕方を相談するべきだとおもいます。心理学でも、父親と母親の離婚の際に、きちんと話し合いが持てて離婚したケースとそうでないケースでは、子供たちの離婚後の反応に差が出ると言います。

 

親としての責任と自覚

上記に書いたケース以外にも、たくさんの同じような娘さんたちを知っていて、たったの4つしか書きませんでしたが、こんな感じの家庭がたくさんあります。オーストラリアは、離婚も多いです・・・。

女性にとって離婚は、経済的にも精神的にも負担の大きなもので、これによって精神バランスを崩す女性も少なくありません。しかし、子供にとってみれば青天の霹靂であり、彼らの責任では全くないわけです。確かに中には、子供の問題があって別れるケースもあるでしょう。それであっても、直接的には夫婦間の問題であるわけです。

「親はなくても子は育つ」と言う日本の諺がありますが、ワタシはこれは子供を育てる責任を放棄した人間の「詭弁」だと思います。ワタシも2児の母です。子供は、親が必要です。愛情かけてきちん育ててあげないと、きちんと育ちません。たまに、非常に賢い子供がいて、すべてを理解し、親がロクでもなくても、真っ直ぐに育つ子供もいるでしょうが、それは本当にたった一握りだと思います。

まず、親が、母親が子供を産むと決心したことについては、その子供の「選択」ではありません。そこに子供のいささかの責任もありません。母親であるその人が「子供を産む」と決心したわけです。ですから、母親に「責任」があって当然なわけです。その責任とは、まずは我が子のことを第一に考えるということではないでしょうか。

子供はいくら小さくても、「親の愛情」にはとても敏感です。特に、両親が離婚したときなどはその「親の愛情」がどこまで自分に向いてくれるかに意識が集中します。そして親もまたそれに集中しなければいけないときではないかと思います。

参考記事:

 

まとめ

私は心理学者でもないし、真剣に学んだこともありません。しかし、ワタシにはこれらの女の子達の気持ちがよくわかります。

上記のケース4のDちゃんは、ワタシです。今でも覚えている母親が私に言った言葉ですが、「女としての幸せを求めて何が悪い!」・・・・とワタシの母親は言いました。今、私は自分の母親と同じ立場です。正直、こんな事は子供には言えません。絶対に、言えません!

私は、私の選択で子供を産みました。そして子供は、「母親としての私」しか知りませんし、「女としての私」は、知る必要がないと思っています。

ですからもし、なにかの理由で今の主人と別れることがあったとしたら、そして、もしも、新しい恋愛をしたとしても、「女としての私」を見せることも決してしないでしょう。まあ、もう男はめんどくさいというのもありますし、自分の仕事が忙しいので、きっと独身を通すと思いますけど。それでも、もしもの話として、彼氏ができたりしたら、とりあえずは子供が大きくなるまでは「友人」ということで、子供たちの生活には踏み入れさせないと思います。

基本的に、「母親としての私といる時」、それがワタシの子供の彼らにとって1番必要なことではないかと思っています。

私はけっこうしっかりした子供でしたし、私の母親は多分、過信したんだと思います。「この子ならばわかってくれるだろう」、と。けれども、それは大きな間違いです。私もその辺にいる子供と同じです。自覚はしていなくても、子供であるワタシは純粋に「母親の愛情」が欲しかったと思います。ワタシの母親だって、それなりに親としての愛情はあったでしょうよ、でもそれは思っていただけでは通じませんから、行動や言葉にして伝えなければいけません。

しかし、最悪なことに、私の母親はソシオパスでしたから、とにかく自分のことでいっぱいです。いつも自分のことしか考えられない人間ですから、それはずっと後まで続き、最終的にはワタシ願いは届かず、ワタシはこのままではこの母親に「食い物にされる」とおもい、日本を出ることになりました。上記のAちゃんの母親・・・・多分、ワタシの母親も同じようにワタシへの正当性よりも、「金」をとるでしょうね。この母親と見ていると、自分の母親とすごく被って見えて・・・・今はもう、彼女が来るというパーティーにも出席すら拒否しています。

精神的に不安定になった女の子達を見て、彼女達の母親を見て、私は自分と私の母親をいつも思います。こういう母親って、自分勝手なんですよ、基本的に。なにもわかっちゃいないんです。「子供を産んだ責任をきちんと、取れよ!」って思うんですよ・・・・。

勝手に結婚して、勝手に子供産んで、勝手に別れて、「女としての幸せが欲しい」だと?!ちゃんちゃんらおかしい!「女として」なんてことはね、影やってください。あなたの男グセの悪さや、男運の無さなんて、子供は知る必要ないんですよ、ほんと。馬鹿じゃないのか!と思います。無責任にもほどがありますよ!

ということで、これ以外にも知っている、子供達があまりにもかわいそうで、ちょっと感情的になってしまいましたが・・・・・。あ、ちなみにここに書いた母親たちとは、ただ「知っている」というだけで、ワタシとは一切、関係ありませんから、友達でもございません。