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ネパールトレッキングの基本情報 (初心者用):トレッキングに最適な時期とコースは?

ネパールのトレッキング基本情報として、ネパールのトレッキングついて最適な時期はいつになるのでしょうか。また、ネパールのトレッキングと言うのは様々なコースがあるので、初心者にとってどこをどう選べばいいのかよくわからないことも多いでしょう(私も調べるまでよくわからなかった)。

そこで、どこに、そしていつが一番いいのかをきちんとまとめてみました。

ネパールのトレッキングに最適な時期とは?

まず、ネパールの気候なんですが、25年前に何度も行っていたAU旦那に聞くと、ネパールには大きく分けて2つの気候があるということでした。

ネパールの気候は、基本的に簡単に分けて『雨季と乾季』、この2つに分かれます。

» 雨季(6~9月)
雨季とと言っても、1日中雨が降りシトシトと降り続く梅雨のような感じではないです。1日のうち数時間程度ですが、一気に雨が降る感じ。カトマンズでは、気温が高い時で30度近くまで上がることもありますが、基本的には湿気がなくないの過ごしやすいです。

しかし、この時期は気温が高くなるので食中毒などを起こしやすく、特に6〜8月はモンスーンの時期になります。

» 乾季(10~5月)
乾季であるこの時期には殆ど雨は降りません。また、一番気温が低くなるのは1月で、昼夜の寒暖の差が大きい季節でもあり、最高気温が20度まで上がっても最低気温が5度を下回ることも。そして、この時期の寒暖差が激しいのが特徴です。山間部では雪が降ることもありますが、カトマンズでは雪は降ることはありません。

 

トレッキングのベストシーズンは?

当然ながら、雨の少ない乾季(10月〜5月)が適していると言えるでしょう。

3~4月も気温が高くなるし、まだ雨季には早いのでトレッキングにもいいでしょう。しかし10~12月は、気温が少し下がることで空気が澄んでくるので、美しいヒマラヤの絶景を眺めるには特にいい時期だと言えます。

それに雨季にはヒルが大量に発生するので、どうしてもこの時期じゃないと!という人以外はお勧めしません。以前、ウチのAU旦那も若い時に行って、散々な目にあったと言います。それに雨季には気温が上がり、食中毒などの可能性も高くなるので衛生面でも注意が必要。出来れば、気温が下がる頃の方が安心ではないかと思います。

 

ネパールトレッキングの種類と概要

ネパールという国は、トレッキングを含めた観光で成り立っていると言ってもいいほどの国だと思います。とにかく、ここを訪れる80%程度の人達は軽いものから本格的な登山を含めて、まずトレッキングをすると言っても過言ではないと思います。

なので沢山のツアー会社やトラベルエージェントなどが軒を連ねて様々な企画をしているところが多いです。日程もコースも当然ながら、様々ですから自分に合ったコースを選ぶことも出来ます。

大体ですが、ネパールのトレッキングエリアは3つに分けることが出来ます。

初心者にも十分に楽しめ、日程も自由に組めるエリアから紹介します。

1. エベレスト(クーンブ山群)エリア

まずは有名どころのエベレストから。当然ながら、このエリアは世界で一番高い山であるエベレストを見ることの出来るコース。実際に、ウチのAU旦那も行って来ました。それも、2月の真冬で、−20Cºでブリザードも体験したそうです。

さて、ここは有名ですけど標高が高くなりますからある程度は体力に自信のある人向けと言えるでしょう。ですが、調べてみるとここでもいろんなコースがあって、10日間程度のトレッキングが可能。実は、初心者でもゆっくりと登れば楽しめるコースもあります。

ここのトレッキングはまず、標高2,840mのルクラから始まります(カトマンズから飛行機で約30分)。そこからいろんなコースに分かれますが、基本的なトレッキングルートはこちら:

【コースの種類】

コース1:エベレスト街道の往復
コース2: カラパタール → ゴーキョ → エベレストBC
コース3: エベレスト街道 → ゴーキョ → カタパタール

エベレストエリアの標高は割と高めになっているので、3000mを超える場合には高山病の影響も考えてゆっくりとした日程を計画する方が賢明です。特にエベレスト・ベース・キャンプは5364mと5000mを超えますから高山病になりやすい体質の人は要注意でしょう。

 

2. アンナプルナ(アンナプルナとダウラギリ山群)エリア

アナプルナサンクチュアリの地図
アナプルナサーキットの地図

このコースは、エベレスト・エリアと同じく、人気のあるエリアです。というのも、このエリアは比較的標高も低いので、初心者から上級者まで色々なルートがあり、それぞれ個人の日程や体力などに合わせた、ルートを選ぶことが出来ますし、自分達で自由にルートを決めるのも楽しいと思います。

ポカラからも「マチャプチャレや、アンナプルナ南峰などの標高6,000~8,000mの山々が見えます。このエリアは、ポカラから出発するのですが、主なコースは大きく3つほどに別れると思います。

【コースの種類】

コース1:アナプルナベースキャンプ
コース2: アナプルナサンクチュアリ(プーンヒルを含める)
コース3: アナプルナサーキット

コース1:このルートは、マチャプチャレとアナプルナベースキャンプ(4,130m)を目指すルートで、比較的日数は短く、片道5~6日ぐらいですが、10日間で終える事も出来るようです。

コース2:そして私達が行ったのはこのルートで、ダウラギリを展望することが出来る、プーンヒル(3,198m)に登り、上の地図にのごとくぐるっと回ってアンナプルナベースキャンプに抜けるルートで、俗にアナプルナサンクチュアリと英語で呼ばれているいます。

コース3:このルートは一番長いルートで、2週間から3週間、人によっては4週間という長いルートになあるんですが(ウチのAU旦那は25年前に制覇)、標高5,000mを超える地域であるアンナプルナ山群を一周するコースなどもあります。これはコース2の外側をぐるりと回る、長〜いコースで人気のあるコースの一つです。

どちらににしても、エベレストエリアよりも標高が低い場所も多く、様々なコースを選択出来るので、体力がない人、時間がない人などアレンジは色々と出来るという地域です。

 

3. ランタン(ジュガール=ランタン山群)エリア

写真出典Credit:Adventure Himalaya Circuit

実はランタン渓谷は、イギリスの登山家ティルマンが以前に「世界で最も美しい谷」評したくらいに美しいと言われている地域でもあります。こちらのエリアのトレッキングコースは、カトマンズから車で7時間ほどのところにあるシャブルというところから出発する3つコースになります。

【コースの種類】

コース1:シャブル → ランタンビレッジ → キャンジンゴンパ
コース2: シャブル → キャンジンゴンパ → ゴサインクンド(シャブルに戻る)
コース3: シャブル → キャンジンゴンパ → ゴサインクンド → チサパニ(周遊)

コース1:このルートは、ランタン渓谷通って、キャンジンゴンパ(3900m)まで行くコースで、谷底から見上げながら歩くという感じでかなりの迫力があるそうです。

コース2:コース1に加えて、ヒンドゥ教の聖地である、ゴサインクンド(4,380m)からランタン山群やガネッシュ山群の山々を展望し、そのままシャブルまで戻るコースになります。

コース3:このコースはコース2のゴサインクンド(4,380m)を通って、そのまま降るコースになります。そして、途中の村から車でカトマンズまで戻るということになるので、周遊コースのような感じでしょうか。

 

 

初心者や中高年者にはどのコースがいい?

私がまず初めにリサーチしたのは、この初心者にはどのコースがいいのか、だったんですが、実際にはまあ、どのサイトも「初級から中級程度」と書いてありました。そして、このアナプルナベースキャンプだって、初級程度。でも、エベレストはやはり標高が5000mになるので、これは中級かなぁ・・・と思ったり。

ですが、やっぱり色んなブログ(英語ブログも含めて)読んでみるとどのコースも基礎体力は必要。後は、脚力。だから、初心者であろうが中級者や経験者であろうが、体力次第ということになります。

実際、アナプルナサンクチュアリのコースを選んで登ってみると、最初の2、3日は非常にキツくて(ジムに通っていたくせに)泣きが入ったし、道ですれ違う人の中にはどう見ても私よりもひと回り年上の方々だっていらっしゃった。

だから、どのくらい時間をかけて行けるかと言うことなんです。

例えば、同じコースを10日間でクリアするか、14日間でクリアするか。はたまた、一日に4時間程度しか歩かない、または3日毎に休みを入れて宿でゆっくりするとかして、3週間でクリアするとか。そう言う風に計画を立てて行けば、多分、初心者でも高齢者でも全然いけると思います。

だって、本当に至るところにゲストハウスがあるから、

「ああ、ヤバイ、疲れた・・・。もう歩けない。」ってなったら、その日はもう歩かないで休んでしまえばいいんですもの。そしてガイドとポーターもきちんと手配しておけば、自分は水筒や必要なものだけ担いで、あるいは手ぶらで歩くだけと言うのも出来る。

それでも、強いて言えば初心者ならアナプルナサンクチュアリ中にあるコースを選んで、自分の体力と日程をきちんと考慮して決めるのが一番いいと思います。

 

子連れならどこのトレッキングコースがいい?

子連れでトレッキングって、色々と調べてみると実際にネックになってくるのは標高なんです。行く前にも当然ながら、リサーチをしましたが、どう考えてもエベレストベースキャンプの標高5000mはちょっとキツすぎると思い、却下。

そして、ランタンもいいかなぁ、と思ったんですがどうもマイナーすぎるというか。実際、AU旦那も行ったらしいけどあまり覚えてないとかいうし。なんだよ、迫力に欠けるのか?!と。

そして、日程的にも2週間、14日間という十分すぎる時間があったので標高もあまりないし、ネットでも子連れで行ったと言う情報もキャッチしたので、

アナプルナ山群の英語の通称である、アナプルナサンクチュアリに決めました。

しかし、やっぱりね日程だと思います。基本的に4000mを超えるような山に行くのは、それも初めて登る場合には子供がいたらゆっくりが前提。

本当にね、ガイドのラムさんから聞いたけど、子供が高山病で死んじゃったとか言うケースも何度か見たそうですし、高山病って本当に怖いんです。なので10日間以上の日数が取れない場合は、低い所で高山病も心配しないで安全に楽しんだ方がいいと思います。

 

 

Sakura
2000年からオーストラリア在住。シドニー某大学の修士課程卒業。『海外在住引きこもり主婦』のアーティスト兼ブロガー。専門は銅版画ですが、油絵もやります。海外生活事情や文化などを中心に書いてます。
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