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りゅうちぇるのタトゥー問題から見える、日本と欧米の刺青文化の違い

いやいや、自分でオバはんというのは初めてなんですけど、もう来年50歳になりますしね、ここは日本流に『おばさん』と言うことで行って見たいと思います。私は、オーストラリア人の旦那と結婚して、今年でオーストラリア在住、18年目になりまして、ほとんどオーストラリア人として生活しておりますが、それでもオリジナルは日本人という事なのでこんな記事も書かせてもらっております。

で、なんだかYahooニューを騒がしているのが、りゅうちぇるの刺青、タトゥー。ちょっと色々と思うところもありましたので、今回はこの日本の刺青とタトゥー問題を欧米の感覚も含めまして、検討してみたいと思います。

日本の刺青とタトゥー

なんかもう、定番ですよねぇ。日本の刺青のことで温泉に入れなかったり、プールに入れなかったり。で、欧米人の刺青はタトゥーだから温泉に入ってもいいとか、文化が違うからいいとか。なんか、そういうのもいい加減だし。昨今では、ここぞとばかりに日頃の鬱憤を晴らすべく、何かあるとギャーギャーとうるさく、それもしつこ〜く苦情を言う人たちも増えていますしね、その対応をする方々にとってはもう、胃が痛くなるんじゃないかと思いますよ、ほんと。

でもね、日本の刺青の歴史は、ご存知の方も多いでしょうけど、かなり古いんですねぇ。もう、原始的な意味合いもあったり、呪術的な意味合いもあったりと、本当に調べだすときりがないんですが、現代においてはやはり、「ヤクザや任侠の人たち」という印象があって、そのために公共の場で刺青を見せちゃいけないっていうことになっています。

しかし、最近では新たに「タトゥー」という英語の意味での『刺青』が若者たちの間で流行るようになった。私が、美容師をしていた2000年でも胸に蝶々を入れたアシスタントの子がいましたけど、まあね、美容師だし。ということで、みんなは納得したようですが、パートのおばさんたちはもう影ですんごいこと言ってましたけど。

ただね、この例外的な「タトゥー」だって、同じように刺青として扱われるわけですし、当然ながら公共の場には入れない場合もある。まあ、ちょっと前までは「これは刺青じゃなくて、タトゥーです!」っていう、バカがいたけど、基本的には同じですからね。もう、苦しい言い訳というか。ヤクザもんの刺青とは違う!と言いたいんでしょうが、肌に墨を入れるという意味では、同じです。なので、今では温泉やプールにもタトゥーという文字がちゃんと注意書きに入っていますよね。

欧米の刺青、タトゥーはどう思われている?

で、欧米では結構、いろんな人がタトゥーを入れていますし、特に芸能人関係では、ええっと、ジャスティ・ビーバーとかね・・・ああ、名前を出すだけでもバカっぽい(すいません、ファンの方、怒らないでね)。

基本的にこの写真にあるようなタトゥーを入れたら、欧米だってまず、普通の企業では雇ってもらえないと思ってくれていいです。この彼ができる仕事は、アート関係、ショップの店員、カフェやバーのウエーター、まあ、自宅にこもってする仕事でしょうね。自分の息子がこんなになったら、マジで怒るでしょうね、「お前は、バカか!!」って。でも、ミュージシャンとか、タトゥーアーティストとか、ちゃんと信念を持って入れるんならば、理解しようとは思いますけどね。それでも、こういうタトゥーを入れる人は限られています。

それに、普通のタトゥーでも反対派や嫌悪派もいるんですヨォ。実は、ウチの旦那も肩とお尻に入れています。ウチの旦那のパパとママも、今でも「なんでタトゥーなんか、入れてるんだ?!みっともない!」みたいな感じで言います。いいところの、それなりのお家では欧米でもあまり歓迎されないのが事実ですが、しかし、そこは個人主義のお国柄ですからね、「まあ、自己責任だしね」という感じで思っているようです。

それに、くだらないタトゥーを入れるバカや、ちょっとメンタルでおかしい人は置いておいて、ワンポイントでパートナーや子供の名前、誕生日などを入れる人はたくさんいますね。それに、見えないところに入れている人が80%くらいでしょうか。

でも、「ほら〜、僕は(私は)こんな風に強いんだよ〜」っていう、潜在的に威嚇目的で入れている人、あるいは、「私は周りとは違う!」という自己表現で入れている人もいます・・・。こういう人は、悲しいことに幼少期のトラウマを抱えている人も多々いますしね、なんだろう・・・自己防衛なんでしょうか。

う〜ん、全身に入れていたオーストラリア人女性が友人でいましたが、私が幸せな結婚生活をしていることで妬まれて、完全シカトされたのを機に付き合いはなくなったんですが、噂では同じ全身タトゥーの男性と電撃結婚して、2ヶ月後にボッコボコにされて病院に担ぎ込まれたとか聞きました。そして、現在は精神的に不安定になっているとか・・・。まあね、手当たり次第に、自分よりも恵まれている人を攻撃していれば、内面的に病んでいくのは当然でしょうよ・・・かわいそうだなぁ・・と思う時もあったけど、あんな中学生並みなしかとのされ方をしたら、「勝手に生きてってください」とこっちから三行半を突きつけたくなったわ。

話がズレましたけど、ご存知のように欧米ではフツーに入れていますし、それによって仕事をクビになるとか、結婚できないとか、プールに入れないとかはないですが、程度によります。

極端な話、ウチの近所の旦那さんね、彼、腕に結構、でかいタトゥー入れてるんですけど、実は裁判官です。それから、その奥さんも腕にちょっと入っていますが、彼女もどっかの大きな会社のお抱え弁護士さんです。

でも、首や顔など、どう考えても普通じゃないタトゥーを入れている場合、普通の会社は受からないと思います。それは、やはり「見た目がおかしい=この人、大丈夫?=信用出来ない」ということになるから。それに、オーストラリアではクビにタトゥーを入れたり、涙のタトゥーを入れると「刑務所帰り」という風潮があるので、即座に「ヤバい」と思われるんです。

ですから、程度の差はあっても、敬遠される場合もあります。

まとめ

りゅうちぇる・・・。私は個人的に結構好きな子。あんなバカっぽいキャラですが、それなりに言うことは言うし、奥さん思いだしね、踏ん反り返って偉そうにしているバカも多い芸能界で、素直でいいと思う・・・・けど、今回のタトゥーは・・・・どうかなぁ。

売れているし、SNSでもたくさんの支持があるし、でもね、日本なんですヨォ。ホント、日本の世間はね、全くもって薄っぺらいというか、薄情というか、うわべだけ。今まで散々、「すてき〜」とか「可愛い!」とか、「大好きです!」なんて、キャーキャー言ってたのが、「そんな人だと思いませんでした」とか、「おかしいと思います」とか、「もう、好きじゃありません」とか。そんなもんよ。

私なんて、今までたくさんお金使って、毎晩のように通っていて、友達だと思っていた飲み屋のマスターに、「昔ね、黒人の彼氏ともめて」なんて言ったとたんに、シカトよ、シカト。私が黒人の彼氏がいた、それだけのことで私の全人格を否定されたんですよ。それと一緒よ。薄っぺら〜い、人間が多いのよ。

タトゥーや刺青などだけじゃなくて、基本的に全ての嫌悪感などはもう、幼少期からの刷り込みなわけですよ。特に日本は集団主義の国ですからね、どうしても周りがとか、常識だから(日本の常識ね)とか、理由も根拠もイマイチ理解していないのに、瞬間的に全てを否定して、嫌悪すると言う習性がある。そして、大騒ぎする。もう、本能に反しているんでしょうねぇ・・・・社会から外れているような行動、或いは自分とは違う感性だったり、価値観だったりするともう、それだけで異物だとして排除するように、手のひらを返す。

だから、りゅうちぇるもインスタで今までのファンがいきなり手のひらを返したのをびっくりしているみたいだけど、これは日本ではあたりまえよ。悪いけど、日本人って、そんなもんよ。あんなに仲良かった癖にちょっとしたことで、すぐに手のひらを平気で返す国民よ。あんたの誠実は?友情って何よ!?どこにあるじゃい!って、真剣に怒ったことは何度もあります。

私はタトゥーに関して否定的ではないし、自分の子供が将来タトゥーを入れたいと言ったら、「見えるところに入れるなよ!袖で隠せるところに入れて、バカなものを入れるな、3年は考えろ」とは言います。それにもしも、自分の体に入れたとしても他人に言うことはしないと思いますね。それは、とってもプライベートなものだから。

まあ、りゅうちぇるのお父さんのことも出ていますけど、沖縄ですからねぇ・・・。地域によっても文化的に違う部分あるんですよ、ほんと。一般的な家庭だったらね、子供が産まれたら子供の名前を体に彫るっていうのは、あまりないわけですから、特別な家庭ということになります。で、日本はその『特別』に異常な反応をする、全体主義、集団主義の国なんです。

彼はそれを偏見と言ってるけど、偏見・・・・う〜ん。偏見ねぇ。確かに、偏見なんだけど、私は偏見よりも、もうこういう反応は日本人の国民性ですよ、と思う。うん、まあ、偏見だけどね。うまく言えなくて申し訳ないんだけど、偏見・・・というよりも、当たり前の反応だと思う。

まあ、彼のキャラクターから言って、特に干されるとかはないでしょうけど、とりあえず、日本という国で芸能界で、それなりにキャラを作って売っているんだったら、プロとしてやっぱり、そのキャラを徹したほうが良かったんじゃないかと思いますね。まあ、そのキャラだからオッケーなんだと思ったかもしれないけど、やっぱり、彼はファンがいるから需要があるわけですからねぇ。

歌手として才能があって、それで売れているわけじゃなくて、バラエティでしょう、いわゆる一般大衆向けなわけですから。彼みたいなタイプは、芸能界でどう長生きしていくかっていうのがポイントなわけで、「出る釘は打たれる」っていうことにならないといいけどねぇ・・・。

確かに、彼が偏見をなくすように変えていきたいって言うのはよくわかるけど。それにきちんと3年もかけて考えて入れたわけだから、それは遊びで入れたわけじゃないでしょ、巷に溢れている「だって、ファッションだし、格好いくない?」って言うバカとは違うんだしね、私はいいと思うけどねぇ。でも、日本人の国民性から言って、偏見をなくすのは、ちょっとDNAを根本的に変えない限り、無理だと私は思いますけどね。

ただ、単純にね、このことで騒がれちゃってるりゅうちぇるに関して、おいおい、なんか面倒くさいことになってんなぁ・・・なんで自分から公表するんだろう?ほっといて、あとから「あれ?なんか入ってませんか?」っていう他人からの指摘で「実は、これは」っていう方が、かっこよかったんじゃないかな、と思うんだけどな。戦術を間違えた感が結構、あるなぁ・・・と言う感想です。

そして、最近になって彼はタトゥーに関しての質問を公共の場では拒否している。

おい、君は偏見と戦うんじゃなかったのか?

 

 

 

 

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Sakura
2000年からオーストラリア在住。シドニー某大学の修士課程卒業。『海外在住引きこもり主婦』のアーティスト兼ブロガー。専門は銅版画ですが、油絵もやります。海外生活事情や文化などを中心に書いてます。
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