バリ島と言えば、数多の神様がわんさかいらっしゃる、神秘の島。「神々の島」と言われるバリ島には本当に信心深い人たちが暮らしてます。バリ人だけじゃなくて、そう言う神秘性や癒されたいと思う人達も世界各国から集まってくるのも事実なんです。そして、私もその神秘性と浄化性、空気の濃さに惹かれた一人です。
そこで、今回はその浄化のパワー満載のお話をしたいと思います。
バリ島の浄化は天下一品!
当然ながら、自分に合う、合わないを見極めた上で、日本でも神秘的なものや精神性の高い場所が大好きな私は、この島の宗教的な文化と神秘性には興味津々でした。そして、特にUbudではその傾向は海辺に比べても半端なく強い。その理由は、他の記事でも紹介してるので、そちらを参考にしていただきたんですけど、Ubudって特別な場所なんです。

なので、強力な寺院ってのはUbudの集まっていると言っても過言ではないでしょう。そして、その寺院の数々はお水がポイント。湧き水がたくさん湧いているんです。
ティルタ・ウンプル寺院
特にUbudで有名なのが、このティルタ・ウンプル寺院ですが、ここはもう観光地化されてしまって、地元の人たちもうんざりだそうです。実際はまだまだ地元の人々の信仰は熱いし、ここでのセレモニーやら自宅や地域の小さな寺院でのセレモニーに必要な水はここからもらってくるそうですが、本当にやばい時には別の場所に行くそうです。

バリ人が浄化に行く時とは?
ではバリ人はいつ、この浄化を求めて寺院に行って清めをするのでしょう?聞いてみましたよ、うちのヴィラのケデックに。彼女曰く、まあ特に決まってないけど(このいい加減さがバリ人よ)、特別な儀式の時、例えば息子や娘らが成人する儀式の時、結婚式、それ以外にもバリヒンディの決められた大きな儀式の前とかに行くそうです。
そして、「ちょっと気分が悪い時、病院でもわからないような時やヒーラーに言われた時」。
はい、これですね。そして、今回私も実際に行って来ました。。。。
Genah Melukat Sebatu寺院のパワー
はぁ・・・このGenah Melukat Sebatu寺院。実は行ける人と行けない人がいると思うんですよねぇ。だから、教えたくないと言うか・・・う〜ん。って思って書かないでいたら、な〜んだ、ここの寺院、ちゃんとサイトがあってセレモニーの広告出してるんじゃん。と言うわけで、書きますよ。
Genah Melukat Sebatu寺院の歴史

ここの寺院はUbudでも最強なお寺の一つとされているようで、その神聖さは飛び抜けているそうです。ケデックからも聞いたんだけど、本当に困った時にここに行くって言ってました。そして、サイトからの直訳で引用ですが、
ペシラマン・ダレム・ピンギット・セバトゥは、バリ島におけるメルカット(Melukat)儀式のための最も神聖な場所のひとつです。ギャニャール県セバトゥ村に位置し、清らかな聖水と静寂な自然美、そしてこの地にまつわる興味深い歴史によって、その重要性が高められています。
この聖なる場所が発見されたのは、2007年11月19日。観光で訪れていた外国人たちが、セバトゥ村の自然を散策していた際に偶然見つけました。彼らは透明な水が流れる小さな滝を見つけて、その場で沐浴を試みました。しかし、彼らの体に触れた途端、水が不思議にも濁ってしまったため、驚いてすぐにその場を離れたと言います。
その数日後、**2007年11月24日(Tumpek Landep というバリ・ヒンドゥーの神聖な日)に、この地で儀式が執り行われました。その際の啓示により、バリ・ヒンドゥー教で崇拝される女神ウマ(Dewi Uma)と女神ガンガー(Dewi Gangga)がこの場所に宿っていることが明らかになりました。村人たちはその神聖さを認識し、女神を祀る祠を建て、ここを聖域(Pesiraman)**として整備しました。
この聖なる泉は、負のエネルギーを清め、病を癒し、内なる平和をもたらす特別な力があると信じられています。ここで行われるメルカット儀式は、霊的な浄化のためのものであり、医療では解決できない不調や、妊娠祈願などさまざまな意図で行われます。子どもを望むカップルも多く訪れ、強力な霊的エネルギーのもとで祈りを捧げます。儀式では、**聖職者(プマングク)**が特別な供物とマントラ(祈りの言葉)を唱えて、参加者の願いを強化します。
この場所では、浄化中にしばしば霊的現象(ケラウハン:トランス状態)が起こります。参加者が突然踊り出したり、不思議な声を発したり、異様な動きを見せることがありますが、これらは悪いエネルギーや霊的な乱れが排出されている証とされ、バリの伝統では癒しのプロセスの一部として受け入れられています。
ペシラマン・ダレム・ピンギット・セバトゥは、宗教や出身に関係なく誰でも訪れることができる場所です。地元の慣習や儀礼を尊重する限り、この地はすべての人に開かれており、調和と霊的なつながりをもたらす場所とされています。豊かな自然と深い歴史に包まれたこの地は、癒し・平和・悟りを求める人々にとっての聖なる隠れ家として、今も静かに力を宿し続けています。
というわけで、実はここはある程度、新しい・・・。けどね、この下の方にはまた有名なお水の神様の寺院がある。ここにも行ってみたんだけど、あんまり、すんごい!!という気は感じられなかったんです。ただし、ここのお水がこの下の寺院、Pura Gunung Kawi Sebatu寺院に流れていてもおかしくないですよね。
人々が浄化の救いを求める時
まずは、ここに行った経緯からですが・・・あんまり思い出したくもないと言うか。この前の記事でも言ったように、肩が痛くてバリ人の友人から紹介されたヒーラーの所に行きました。アレコレと治療やマッサージなどやってもらい、それで良くなったんだけど、その時にどうもセクハラっぽいというか、触り方ね、ネチっとしたものを感じたんです。実際に行った時には私一人で、真っ裸にされて治療。まあ、これもそう言うもんだろうと思ったし、とにかく、そのバリ人の友人のヒーラーということで、場所だってスタッフが何人もいる場所。信頼しつつも、警戒しつつ・・・。それでも彼の爬虫類っぽいのが気色悪く、正直に言って、合わない。。。。2度と来るもんかと思っていたんです。
そして、治療が終わって、ゆっくりしてねとサービスのジュース、体の中の治癒力を高まるとかなんとか。そして、彼が特別に作ってくれたというドリンクを飲んで・・・・
肩の方は不思議に良くなっていくんだけど、どうも心の中がモヤモヤ。ずっと、あのキモい爬虫類顔がチラチラ。なんだろう、あれは・・・どうもスッキリしないし、気持ちが悪い・・・。
ちょうどその時に、ウチのヴィラのオーナーのケデックと肩の調子がいいよという報告をしてて、彼女も膝が悪いからいこうかしらと言ってた。でもねぇ、なんかおかしいんだよ・・・・と心のモヤモヤを説明し、どうも好きになれない気持ち悪い男だと。そしたら、ケデックが「・・・ね、なんかもらって飲んだ?」と。「うん、なんか特別に作ってくれて・・・」と言ったら、「それだ!!多分、惚れ薬というか気持ちをそっちに向かわせるもんだよ!」って。
えええええ!!!もう・・・・勘弁してよぉ。
とにかく、本当に気持ち悪いことこの上ないわけですよ。眠れないし、あの気持ち悪い爬虫類顔が夢にも出てくる。夫にもなんかおかしいヨォと愚痴をこぼす始末。
そこで、ケデックが「ここに行きなさい!!ここは最強だから!!!明日!!お供えも作ってあげるから!!」と彼女が教えてくれた場所に夫と行くことに・・・。その場所が、Genah Melukat Sebatuと言う寺院。
バリ最強級のGenah Melukat Sebatu寺院

ここの寺院、実はちょっとわかりにくいところにあると言うか。Grabのタクシーで行ったんだけども、ここの下にある有名な同じ名前のSebatu寺院に連れて行かれてしまった。だけど、どうも違うらしいと、地図で確認すると違った。もうちょっと上に行くところで、ジャングルの中を階段を降りていく場所で、実はケデック、ここに男の子を授かりますようにとお願いに来た特別な場所だそうです。で、帰り道・・・・どうやって帰って来たのかもわからないくらい凄かったと。だから、一人で行かないで、夫さんと行きなさいとアドバイス。
朝早くに行く方がご利益があると言うことで、ケデックに作ってもらったお供えを持って、やっと辿り着いた時は8時半。ケデックの言うように、長い階段が続いて、水場まで降りていくようになっている。。。こりゃ、膝の悪い彼女には大変だったろうなぁ・・・と思いながら降りて、メインの場所からかなり上の入り口から近い、離れたところにある清めの水を浴びて、清め、「ここで靴を脱げ」と言う看板があったので、滑る階段を裸足で注意しながら降りて行きました。
先客にはバリ人の若い夫婦と多分、ドイツ人だろうなぁ、若いねーちゃんたちのグループ四人くらいがいました。まあ、特に急ぐわけでもないし、私はゆっくりとみんなが終わるのを待ってました。後から、ヴィラの他のゲストが行った時には祭司の人がいなかったそうで、勝手に自分で水を浴びて来たと言ってましたが、私はラッキーだったんでしょうね、白い服を着た高齢の前歯が全くない、祭司の爺様がいらした。
この祭司の爺様、とにかく、扱いが荒い(笑)。特に金髪の若い女性グループを滝に頭突っ込ませるんだけど、それが容赦ない(笑)。笑っちゃ不謹慎だと思って我慢してたんだけど、ダメだ・・・・口を押さえて笑ってしまった。だって、あの女性らの数人は耐えきれなくて、手を合わせて、これ以上は勘弁してくれってお願いしてるんだもん!いや〜、そんなにやばいのかとこっちも不安になる始末(笑)。
そして、私の番になって、祭司の爺様が “Why here?”って。ケデックになんでここに来たのかちゃんと説明しなさいって言われてたので、「実は男になんか飲まされて、気分が悪くて、毎晩よく眠れないし、変な夢を見る」って言うことにして、ヒーラーとは言わず、とりあえず、簡単な英語(Black magicとかpoison とか)や身振り手振りで説明。祭司の爺様はわかった、わかったと笑顔でOK、オーケーと請け負ってくれました。いや〜、あの時の前歯が全くない笑顔がただもんじゃなかった。実際に、あの笑顔だけでも救われたと思ったわぁ。あああ、これで大丈夫そうだ!と不思議と安心した・・・・のは束の間。
滝修行ってこんな感じ?
そして、祭司の爺様は私の手を引いてくれて、2つある滝の前へ。はじめの小さい滝に頭を突っ込めと言われて、突っ込んだけど・・・うわ〜〜。ものすんごい水圧。これね、本当にすんごかった。私も何度か滝の下に頭を突っ込んだことあるけど、これ、その比じゃなかった。写真をマネージメントが載っけていたのでTripAdvisorから引用しますけどね、本当に小さい滝なのよ。全然、高くもないし、3mくらいじゃないかなぁ。それなのに、あの水圧!!息ができないというか、水音大きさ、とにかく半端ない!!あの、金髪ねーさんたちが半泣きしながら、お願いしていたの、よくわかるよ!!って言うくらいにびっくり。下の写真はこの寺院のサイトから引用しましたが、こんな感じに頭を滝に突っ込みます。

祭司の爺様は私の背中をバンバンと叩き、体を引っ張って滝から出して、3回、この水を飲めと。私は頷いて、手のひらですくって3回飲み干すと、また頭を突っ込まれた・・・。もう、ほとんど、拷問。。。。とにかく、水音がすんごい。。。頭を出すと水の音でもう、耳が何が何だかわからなくなってた。
で、また祭司の爺様が私を滝の中から引き出して、手を引っ張って、2つ目の滝に向かって頭を突っ込まされた。そして、また背中をバンバン叩かれ・・・容赦ないんだ、これが。そして、また3回水を飲めと。飲みましたよ・・・はい。そしたら、今度は滝に背を向けた状態で突っ込まれ・・・・。こちらもものすんごい水音と水圧、水量で息も絶え絶え。祭司の爺様は私のお腹を摩ってくれて、なんか悪いものを出してくれてる感じがしたので、私も手を合わせてながら、「出て行け、この野郎!!」と念じてました。で、やっと解放されて、またあの歯の抜けた笑顔。。。ああ、なんか救われた気がすると感じたんだけどね、正直に言って。
そして、滝からよろよろと祭司の爺様の手に引かれながら上に上がると、さっきの金髪ねーさんらが座って、お祈りを受けてた。祭司の爺様から「そこに座って、お祈りして行きなさい」と、身振り手振りで言われたので同じようにして、息を整えてました。で、終わった後もしばらく私は座ったままだったんだけど・・・っていうか、立てなかった。
やっとの事立ち上がって、更衣室というか、着替える場所に行って、夫と合流。夫は「大丈夫?どうだった?」って聞くけど、私はもうなんかヘロヘロであまり答えになってないというか。それでもなんかものすんごいスッキリして、いや〜、初めての体験だった。とにかく、すんごいとしか言えません。
ただもんじゃない、バリ島の水の浄化
まずね、もう一度、復習しましょう。ここの寺院のサイトにある説明書にはこうあります。
この聖なる泉は、負のエネルギーを清め、病を癒し、内なる平和をもたらす特別な力があると信じられています。ここで行われるメルカット儀式は、霊的な浄化のためのものであり、医療では解決できない不調や、妊娠祈願などさまざまな意図で行われます。
負のエネルギー、医療では解決できない不調。霊的な浄化のためのもの・・・・
もう、私の症状にピッタリというか。それに祭司の爺様がいらしてくれて、ものすごいラッキーだった。あの方がいなかったら、あの時にほどに浄化があったかどうかだよね。
そして、結論から言いましょう。もうスッキリ!!悪夢も見なくなったし、あの爬虫類顔のヒーラーの男の顔も夢に出てこなくなったし、モヤモヤも無くなった。いや〜、すんごいよ。
ですが、この日。帰ったらもう、ヘロヘロでまともに歩けないし、とにかく、横になることしかできなかった。それですやすやと3時間ほど昼寝して、それでも足りずに8時には寝てしまったんですよ。バリ島ってね、夫もそうなんだけど、とにかく、変な夢をたくさん見るんです。これ、あの世に近い島だからかな〜、とにかく、夢をいっぱい見る。
でもこの日はぐっすりとよく眠れたし、この日以来本当にあの気持ち悪さは吹っ飛んだ感じです。
だから、行ける人がいたら、ぜひ行ってみてください。
ある意味、バリ島でも最強なんじゃないかなぁ・・・
