ネパールトレッキングでは基本的にカトマンズから出発するコース、カトマンズから200km離れたポカラと言う街から出発するコースに大体別れます。そして私達は、今回このネパールで2番目に大きな都市、ポカラからのトレッキングに行く。
なのでそのポカラまで行く移動方法についてのご紹介と実際にチャーターした車で往復した感想と詳細を書きたいと思います。
ポカラは美しい街でカトマンズより好き!
まず、ポカラと言う街ですが、とても美しく、カトマンズと比べて人も少ないし、のんびりと過ごせる所です。この街は湖の周りに集まるように発達していて、レストランもあるしカフェだってかなり充実していますし、お土産屋さんもたんまりとありました。
なのでトレッキングをしなくても全然楽しめるリゾート地っぽい感じ?
私はどちらかと言うとカトマンズよりもこっちのポカラの方が好きですね。カトマンズって空気も悪いし、人が多くてもうホテルから出なかったもんね….

カトマンズからポカラまでの交通手段
と言う訳で、ここポカラまで行くにはどうやって行くか、その交通手段は大きく分けて5つあります。当然ながら値段も違うし、時間も違うのでご自身の旅行の日程や予算に合わせて選んで頂きたいと思います。
カトマンズからポカラまでの交通手段の種類:
- 飛行機:片道$125〜、所要時間:約30分
- チャーター車(タクシー):片道$120~150程度、所要時間:5〜6時間
- 高級ツーリストバス:片道$25程度、所要時間:7時間〜
- ツーリストバス:片道600~800ルピー、所要時間:7時間〜
- ローカルバス:片道500ルピー、所要時間:???
と言う感じになりますが、詳細は”ネパールにハマ〜ル”と言うネパール在住の方のブログをご覧ください。かなり詳しく出ております。
で、私達が選んだのは2番目のチャーター車。
理由は、この時期はネパールのハイシーズンで飛行機が片道$135で、親子3人だったらなんと往復で$810で、ここ最近の為替の変動でなんとも高いし、調べてみるとしょっ中、キャンセルになるとか。整備不備とかもあるらしい….
それに小型の飛行機でプロペラ….私ね、飛行機大嫌いなんですよ!
だから、別に急ぐ訳でもないし、空港でチェックインとか色々なことを考えたら3時間程度はかかるじゃろ?と勝手に解釈して、それだったら後、2、3時間プラスして陸路で行くとこにしました。
チャーター車はポカラの旅行会社で予約
このチャーターの車は、トレッキングを予約した時と同じ旅行会社を通して予約しました。この時、調べて見たチャーターの車の平均が$120と言うことで、聞いてみたらもうちょっとグレードアップして大きめの車の方が楽だから、片道$135で行けるとのこと。
これ、片道4人でこの値段です。飛行機の片道一人分ですよ。まあ、ここでも行っちゃいますけど、時間は5〜6時間かかるんだけど、この値段だったら全然OKだし、ローカルな部分だって見て行ける訳ですから、こっちの方が面白いし、アドベンチャー感は満載かなって期待しておりました。
ポカラのオススメ旅行会社はこちら:

カトマンズ出発はガイドさんがホテルまで迎えに

カトマンズ出発の日は、普通にドライバーさんが来てくれるのかと思っていたら、なんとガイドのラムさんが迎えにきてくれました。
予定では、チャーターの車が迎えにくるのは8時だったので、7時半には朝食を済ませ、空港ではビザをアメリカドルで払うためにドルしかなくて、道中の買い物とか食事のためのルピーが必要だったので、早めにホテルを出てATMを探すことにしたんです。
カトマンズってやっぱり、大きな都市だから物売りとか「トレッキング行かない?」とか言い寄ってくる人ってたまにいるから気をつけてと出発前にAU旦那に言われていたし、ホテルの前に行くと、タクシーの運ちゃんとかが「タクシーどう?」って寄ってくる。
そして外に出た途端に、「ポカラ!ポカラ!トレッキング!」っておっさんがいきなり、旦那の袖を掴んで寄ってきた!
ウチのAU旦那は、「さわんじゃねぇ!(don’t touch me!)」って振り払い、そしてそのままATMを探しに。
お金を無事におろし、さてもうそろそろ約束に時間じゃないかとホテルに戻ると、今度は私に同じおっさんが、寄ってきて「ポカラ 、ポカラ!トレッキング!」と。
私は無視を決め込み、そのままホテルに入っちゃった。しかし、あのおっさんはずっとホテルの前を行ったり来たりしている。
で、待てよ….もしかしたら、あれが迎えのドライバーかもしれない….
AU旦那に、
「ねえ、あれってもしかしたらポカラからの迎えの人なんじゃないの?」と言うと、ハッとした顔でAU旦那が外に飛び出して行った!そして話の途中からAU旦那が頭を下げて謝っている姿が….
そう、お分かりであろう、この失態を犯した相手がこれから先の2週間、毎日ずっとお世話になるガイドのラムさんだったのである….
ポカラまでトイレとお茶休憩も楽しいドライブ
さあ、やっちゃった感満載でスタートしたドライブですが、ドライバーとガイドのラムさんの他にもう一人一緒に来ていたのが、のちにうちらのポーターのラムさんの甥っ子。
早速、彼らはラムさんの指示のもと、私達のスーツケースを屋根に括り付けて出発。
走り出してそんなのに行かないのに、早速、ネパールらしい写真がとれた!
必要以上?に荷物を乗せるチャリンコを発見!
だからね、こう言うのがいるから飛行機よりも下でノロノロと行った方が面白いんだよ〜。

そしてしばらく走っていると、ウチの次男9歳児が「おしっこ」….
と、典型的な滑り出しを見せます。
AU旦那に「だから、出発前におしっこは大丈夫かと聞いただろうが!」と怒られるも、ラムさんはさっさとドライバーにネパール語で指示。普通のお店屋さんみたいなところに止まって、トイレをお借りしました。
そこのおばちゃんは、快くトイレの場所まで次男とラムさんを案内して、私達はお礼の代わりに何か買おうと思って物色。とりあえず、メントスとよくわからない飴のようものを買いましたわ。
出発してから30分とたってないんだけどね。
もういつもこんな感じですよ、子連れの旅先って。
そしてドライブ開始から2時間経ち、お茶休憩です。
観光用とローカルのドライブインの差が面白い

このお茶休憩場所って、非常に整備されていてよく観察していると、観光客しかいない…それにここで働いている人もとってもきれいな格好しているし….ウェイターがたくさんいた。
いや〜、制服があるんだね….
と言うことは、ここは観光用のドライブインということか。
外観はこんな感じ…



時間が早かったので、ここでは食事はしませんでしたが、結構、まともなコーヒーも飲めたし食事もカウンターから選べるようになっておりました。
中も非常にリーフィーな感じで、緑が多くてのんびり過ごせる感じでしたが、できれば早く着きたいのでさっさと出ることに。
ここでプリングルスとメントス、訳の分からないネパールのお菓子を購入して、はい、出発。
昼食はローカルなレストランで満腹


この後、ラムさんが「ランチ食べる?」という感じで聞いてきたんので、Yesと答えたら、すぐに車が止まっちゃった。
まだ11時になったばかり。いやいや、いくらなんでも早いでしょ、ということでそのまま進むんだけど、どうもラムさんの顔が渋い。
まあ、後から考えると私たちのために出来るだけ綺麗な、観光用の場所を提供しようと思ったのでしょうが、ここから先はない感じだったんでしょうね。
ラムさん、ぶつぶつと独り言を言ってたww。
そして、ランチで止まった場所はローカルな人がいくようなドライブイン。
いやいや、ラムさん、こういうところで全然、オッケーですよ!
そして、改めて今朝の非礼を詫びると、照れたように顔の前で手を振って、No, No, it’s ok!って言ってくたんですが、本当に客引きかと思ったんだよ〜って言い訳したら笑ってましたけど…
でもあの時のホテルの外では、チラッと怒ってた顔見たんだよね〜。
そりゃ、そうだよ〜。ごめんね、ラムさん。

そして店内はこんな感じ。
大きなBoys二人はビールを注文。ど〜んと出てきた缶ビール。
二人は、「グラスもらえる?」ってお願いしたんだけど、私はこちら側に座ってカウンターの中が見える状態で、彼らは必死になってグラスを探している。
そして、やっと見つけたグラスがものすごいことになっててwww。あんたたち、そのグラスは何年使ってないんだい??って言う感じの代物。
「ああああ、このビールはこのままんだ方がいい思うよ。」とアドバイス。Boysはチラッとそちらを見るも、
「そうする!あ〜、すいません、このままで飲むよ!」
と言うと、お店の人も嬉しそうな顔をしてたww。


そして私達大人はダルバート。次男は焼きそばを注文。
この焼きそばに入っている黒い豆はひよこ豆でした。なぜ、黒いのかはちょっと不明だったけど、コリコリしてて美味しかった。
付け合わせのソースが激辛で、ちょっと舐めちゃった次男は悲鳴を上げて、隣の席のおばちゃんとかみんなに笑われてましたけど。
腹もいっぱいになったところで、また出発!
ローカルの道にはアクシデントもいっぱい

そしてまた1時間ほど走ったところでいきなり渋滞。ラムさんは、何事かと顔を乗り出す。どうもここで渋滞というのはおかしいらしい….何かあった感じが。
そして何台も警察の車が集まってくるし、ワラワラと地元のおっちゃん達が道を走っていく。ええ、もう何かあったのは決定的である。事故か?
ちなみにネパールの車線は2車線が普通だけど、車線はあってないようなもの….バスは普通の車を優先させて追い越しさせてくれるし、普通の車でも遅い場合はガンガン抜かしていく。
対向車が来る時だったあるんだけど、うまいもんでぶつからないようにお互いに譲り合っている。これは非常に感心しましたわ〜。
こっちは慣れないから、うわ!うわ!うわ〜っ!!
って、びびりまくり….
まあ、帰りの車の中では反対にすげ〜な〜、こういうテクニックってと感心する始末。
だって、本当に10cmのところで止まったりとか、みんな5cmですれ違うとか、本当に阿吽の呼吸で運転してんですよ。
あ、話を戻しますね(すいません、ズレちゃった)。
だから、この時は本当に事故が起きたんだと思ったんです。
そして、ドライバーが窓を開けて歩いている人に聞いている、それをラムさんが通訳してくれたことによると、警察と軍人が小競り合いになり、警察がキレて軍人を射殺しちゃった。
「おおおお!」
と、ラムさんの通訳によりどよめく車内….
ほらほら、こう言うことは飛行機に乗っていたら分からないネパールの国内時事だよね!こう言うのがやっぱり好きだわ〜。旅の記憶にちっと色がつくでしょ。
そしてお決まりのセリフが次男の口から漏れる…..
「気持ち悪い….」
仕方なく、また適当にその辺のお店に入り、トイレを借りて飴玉を買う….
そして後ろの席の真ん中に座らせて様子を見る事に….
いや、まだ吐いたことがないので大丈夫だと思うが…確かに荒い運転だからね〜、しょうがないけど。
乗り物酔いの薬を持ってこなかったことをちょっと後悔しましたね。

実際、あのまま次男は飴玉とメントスをガンガン食べて、なんとか車酔いを克服。近所のおっさんで同行人であるRさん(現役の高校の先生)と犬の数を100匹数えると言う遊びをやりだし、かなりうざい車内に(笑)。
まあ、吐かれるよりマシだけどね。でもね、ネパールって、犬がめちゃくちゃいるじゃん!だからすぐに100匹に到達。
「もう一回やるかい?今度は黒い犬を数えようよ!」
と、Rさんが誘っていたけど当の本人が、
「う〜ん、No thank you」だってよww。
ガキなんてこんなもんよ、ははははw
しかし、吐かなくて良かったよ。絶対にもらいゲロしそうだしね、私。
帰りに見た光景やっぱりネパールは素晴らしい
それで帰りはガイドのラムさんに、「僕もやっぱり、カトマンズまで行ったほうがいい?」と、トレッキングから帰ってきた時に聞かれて、
「いやいや、ラムさんはお家でゆっくりして!」と言うと、「ありがとう、ありがとう!」と本当にホッとした感じで嬉しそうでした。
でも、出発の時には絶対に来るからねと、最後のお別れを約束。
そして、出発の当日の朝8時に、ラムさんと旅行会社のオーナーのDevさんも来てくれて、最後のお別れをしました。そして帰りなんですが、カトマンズから来る時と同じドライバーさんでした。
多分、彼はポカラとカトマンズを行ったり来たりするプロのドライバーなんだ思うんだよね。って言うのが、本当に運転がうまいの。
私は帰りは息子は股の間に入れて、助手席に一緒に座っていたんだけど、ハンドル捌きもそうなんだけど、すれ違うタイミングや追い越しのタイミングなど、本当に惚れ惚れするくらいにうまい。
あまりにも運転が上手くて、
「本当に運転がうまい!びっくりするほど、上手いのね!」と絶賛したら、とっても嬉しそうに、
「Thank you」と一言。
この人が喋ったのは、後にも先にもこれだけです。
ドライバーの兄ちゃんも「ご飯はどうしますか?」とも聞かないし、
ウチらも「お腹空いてる?空いてないよね?じゃ、そのまま行っちゃおうね」
と言うことで、とにかく私たちは早くカトマンズに着きたかったので、お菓子を買って食べた程度で、トイレ休憩以外は昼食を取らずにまっしぐらにカトマンズのホテルに直行しました。
そしたら、なんと4時間半で到着。途中、カトマンズ市内の入り口で混んでいたんですが、まあ、カトマンズの渋滞はしょうがないですわ。
ですが、途中で遭遇したやっぱり、素敵なネパール。

ワラを積んだトラックなんだけど、積みすぎじゃろ!?
車体からかなりはみ出してんじゃんよ!
ナンバープレートはワラについているし!
受けるわ〜。
飛行機に乗っていたら、絶対に分からないこの凄さ。

そしてこちらは、わかりにくいかも知れないけど、屋根の上にヤギが乗っております。
それも2匹….このちょっとぼうのように出ているのが、ヤギのツノです。
でも、よく大人しく乗っかってるなぁ〜って思って。
慣れているのかなぁ….バスの屋根に乗っかるのってwww。
やっぱり、飛行機に乗ったらこう言うのは見れなかったよねww。
チャーター車でポカラまで往復をしたまとめ
時間がなくて、お金がある人は飛行機でもいいと思います。早いし。
でも、この飛行機にもデメリットがあって、
- 値段が高い
- 天候によってキャンセルになる
- 整備不良とかでもキャンセルになる場合がある
- 飛行機が嫌いな人間には小さい飛行機は恐怖かも
最後のはちょっと自分の主観が入ってますけど、ネパールの国内線ってどこまで安全なのかもよく分からないってのもありますね。まあ、観光で持っている国だから多分、その安全性はある程度良いのでしょうが、それでも南アジアの2番目に貧しい国の国内線….
私はやっぱり、陸路で。
しかし、このチャーター車での移動だってデメリットがある。
- 渋滞にハマったら到着時間がわからない
- 遅い
あれ?これだけだなぁ….
では、メリットは?
- 好きな時に止まって好きな場所で休憩できる
- ローカルを堪能できる
- 好きな時間に出発できる
- 割り勘に出来るからお得
- 車移動では最短時間で行ける
と言う感じのメリットがあります。
そして本当に面白かった!亡くなった軍の方には申し訳ないが、そう言うローカルな事件に遭遇たり、途中の街並みを見て人々の生活を垣間見るなど、非常に楽しかったですから、飛行機が嫌いでちょっと安全性に不安を抱いているなら、このチャーター車はオススメですね。
しかしあの、ヤギは笑ったわ〜。
