トレッキングに必要なものって、特に初心者であれば何を持って行くか悩むところ。私も色々とネットで調べて、リストを作りました。それにあまり多く持って行ってもポーターさんがいる場合はいいですが、自分で担いで行く場合は出来るだけ最小限にしておきたいものです。
そこで、トレッキング行ってみたらあると便利なものやオススメのアイテムもご紹介します。
目次:
今回は持ち物特集でいきますので、
服装については、別記事でご紹介していますので、こちらをご覧ください↓\
トレッキングで必要なリストとおすすめの服装アイテムをご紹介。
できるだけ荷物を少なく、でもこれだけは必要というものを集めてみました。
トレッキングの持ち物リスト:完全保存版
まずは装備品からいってみましょう。
装備品は個人の好みやこだわりもあると思うので、ここでは最低限必要なものをリストにしてみました。ポーターさんがいる場合は、大体が一人20キロ程度までオーケーと言われていますから、余裕はありますよね。
ですが、やっぱり出来るだけトレッキングは軽く!これは、基本です。
【装備品のリスト】
品名 | 必要度 | コメント |
トレッキングシューズ | ◎ | ゴアテックスの防水性の足首まであるもの |
バックパック(60L) | ◎ | ポーターがいない場合の大きさ |
バックパック(25L+) | ◎ | ポーターがいる場合の大きさ |
ザックカバー | ◎ | 雨が降ったときのバックパックのカバー |
ストック | ◎ | 疲れが全然違う |
寝袋(-10C°)程度 | ◎ | 宿の掛け布団の下に |
手袋 | ◎ | 標高が高くなると絶対に必要になる |
ネックウォーマー | ○ | あった方があったかい |
帽子(トレッキング中) | ◎ | 首の後ろが隠れるようなもの |
帽子(防寒用) | ◎ | 標高が高い時と寝る時に被る(耳が被る物) |
サンダル | △ | 宿でシャワーを浴びる時や部屋で使用 |
サングラス | 〇 | 特に標高が高いと紫外線が強い |
ヘッドライト | △ | 日の出を見に行く際に必要 |
軽アイゼン | △ | 真冬に必要ですが、チェックは必須 |
【その他の持ち物リスト】
品名 | 必要度 | コメント |
常備薬 | ◎ | 風邪薬、胃腸薬など自分が服用している薬 |
ダイアモクス | ○ | 高山病の薬。ネパールで入手可能 |
マスク | ◎ | カトマンズでもトレッキングでも使用 |
タオル | ◎ | 速乾性で薄いもの |
シャンプー・リンス | ◎ | 当然、髪を洗うでしょ |
ボディソープ | ○ | 石鹸よりも使い勝手がいい |
生理用品 | ◎ | 女性は必須よね |
パンティーライナー | ◎ | 洗濯できない時に非常に便利 |
洗濯洗剤 | ○ | 衣類を洗う |
リップクリーム | ○ | 乾燥しているのであると便利 |
水筒 | ◎ | 必須。環境保護でミネラルウォーターはない |
トイレットペーパー | ◎ | 宿でも買える |
衣類バッグ | ○ | 衣類を分けて入れられて便利 |
スナック類 | ○ | 小腹が空くのでチョコレート系がオススメ |
醤油 | ◎ | ちょっと味が足りない時にあると便利 |
インスタント味噌汁 | ◎ | やっぱり恋しくなるものでしょう |
【あると便利なものリスト】
品名 | 必要度 | コメント |
iPad, Kindle | ○ | 宿で時間があるときや寝る前に |
カメラ | ◎ | 最近は携帯のカメラでも良いけど |
携帯電話 | ◎ | 宿でWifiが使えるので |
各種充電器 | ◎ | ディバイスを持って行く場合は必須 |
携帯用充電器 | ◎ | 宿で充電できない時に |
浄水タブレット | ○ | 水道水を綺麗にして飲めるようにする場合 |
モバイルバッテリー | ○ | 充電ができない |
トイレットペーパー | ◎ | 宿でも買える |
衣類バッグ | ○ | 衣類を分けて入れられて便利 |
浄水ボトル | ◎ | 浄水タブレットを使わずに浄水できる優れもの |
ちなみに、充電器を使う場合ですが、ゲストハウスのほとんどがユニバーサル、万能プラグ式で、日本式でもオーストラリア式でもなんでも差し込めるような電源プラグになってました。なので、ネパールの電源差し込みプラグは必要なかったです(空港で、$17も出して買っちゃったけど)。
トレッキングシューズは時間をかけて選ぼう!
ネパールトレッキングは、短い距離で2、3日のものから2週間、3週間、4週間と長い期間トレッキングすることができるのですが、いくら短い期間でもやはりトレッキンシューズは選んだ方がいいと思います。
実際、レビューが良くても自分の足に合わないという事があるし、履き慣れるまでに時間がかかるものよりも、買ったその日から足に馴染むようなものを選んだ方が良いと言われています。
現に、ウチのAU旦那はハイキングブーツを買いに行った時、買い物が大嫌いだという理由でほかの靴を試しもせず、$270も払って自分の好きなブランドのものを購入。3ヶ月くらい毎日のように履いていたにもかかわらず、
「やっぱり、踵が当たって痛い」とぬかしたんですよ。実際、あんだけの金額を払ったからひっこみがつかなかったんでしょうが、最終的には私と同じブランドの靴を買って、
「これはビックリだ!今まで買ったどのブーツよりも履きやすい!」
なんて事を言ってましたから。アウトドアの店員さんに話を聞いてみても、
「Break in(履き慣れる)なんてのは昔の話で、今はもう買ったその日から足に馴染むようなのがその人の足に合った靴。」
なんだそうですから、「履いていれば慣れる」というのはやめた方がいいでしょう。
そこで、私と一緒に店員さんが選んだのオススメのシューズ(ブーツ)と、私とAU旦那が最後まで悩んでいたものを紹介します。
初心者には足首を保護するMidブーツ、履きやすさは必須

初めはですね、私は普通のゴアテックスのランニングシューズで行こうと思っていたんです。それは今まで買ったミッドブーツは全て、硬くて履き心地が悪くて、嫌だったから。でも、AU旦那に
「石がゴロゴロしていて、本当に不安定な道を歩くから必ず足首を保護するブーツは必要だよ」と言われて渋々ながら買い物に行ったんです。
が、なんだ〜、私は今まで靴を間違って選んでいたんだね・・・ということを実感。アウトドアのお店の店員さんもものすごく親身になって一緒に選んでくれました。
実際にソールの硬い、しっかりしたスタイルのゴツイようなトレッキングシューズもありますけど、あれは本格的な『登山』には必要でしょうが、普通のトレックを歩くには足に馴染んである程度柔らかさがあったほうが歩きやすいと思います(2週間のトレッキングで歩いた感想)。
【The North Face】 Hedgehog Fastpack Mid GTX Hiking Boots
まずは、最終的に私とAU旦那(二度目のトレッキングシューズ)が選んだのが、The North FaceのHedgehog Fastpack Mid GTX Boot(ヘッジホッグ ファーストパック ミッドブーツ)なんですが、日本ではお取り寄せになるようですねぇ。残念です。
上の写真のが私のThe North Faceのヘッジフォッグ・ファーストパックのゴアテックス。
ですが、本当に初めて履いた時からしっくり馴染んで硬くもないし、ゴツゴツした感じもないんです。実際、重い荷物を持って登る場合にはもっとしっかりしたものがいいのかも知れませんが、登山というよりもハイキング並みの初級から中級クラスのトレッキング(1日に5時間程度歩く)なら疲れない靴がオススメです。特に初心者にはぴったりだと思います。
下のがウチのAU旦那が買って、絶賛している同じモデル。
【サロモン】 X Ultra 3 Wide MID Gore-TEX (エックス ウルトラ 3 ワイド ミッド ゴアテックス)
そして最後まで悩んでいたこの靴。
こちらの靴も非常に履きやすいんです。一応、ミドルカットだしはき心地もいい感じでした。この時、店員さんが、
「時間はいくら掛かってもいいから、この靴を履いて店内をグルグル回って見るといいよ。」と言ってくれたので、20分ぐらいかなぁ、広い店内を(かなり広いアウトドアショップでテントも設営してあります)グルグル回っていたんですよ。それで、この靴を脱いで、The North Faceのヘッジホッグを吐いたら・・・あああ、North Faceの勝ちだと思いましたね。
なので、このサロモンを気に入る人も多いと思います。私の場合は、足が狭いのでこのサロモンはちょっと広めな感じだったんですね。ヘッジホッグの方がやや狭い感じがして足にフィットしたんです。
ですが、やっぱり履いてみないと分からないんですよ。
こちらがレディースになりますね。日本でも売っているようなので、よかった!
そして、こちらがメンズのウルトラ。
レディースもメンズも色が色々と選べるようなので気に入った色を選べるんですねぇ、いいなぁ・・・。オーストラリアでは一色だけだったような気がする。。。
重いリュックは腰で担ぐ:デイバックは使いやすさ
私達はポーターさんを雇いましたので、実際には本当に必要最低限の物が入ればいいという程度のデイパックをAU旦那が担いでいました。
そして、次男が自分のカメラや相棒のIKEAのパンダのぬいぐるみを入れている10L程度のデイパックを担ぎ、私は基本的にはOlympusのOM-D以外は手ぶらと言う感じ。
ですが、もしもご自分で担いで行くのであれば一人であれば、60L。二人分を担ぐのであれば80L程度のバックパックが必要でしょう。ポーターさんが担いでいたのは、80Lの物で、二人用でした。一人で20キロ以下に抑えて欲しいということでしたから、40キロを担いでいたと・・・ひえ〜、やっぱりネパール人の山びとってすごいんだよ、本当に。
では、おすすめのタイプはというと、ある程度の重さがある場合は腰で担ぐ感じの方が楽なので、腰に巻きつけるタイプのものを選びましょう。
とりあえず、私たちが選んだのはこんなタイプ。
[グレゴリー] バックパック ターフ25L
私達が持って行ったのはこんなタイプのもの。出来るだけポケットがあってなんでも突っ込める感じ、例えば、メガネケースとか。当然、水筒は横に入れられるように。重たいものよりも軽量なものがおすすめですね。
その他のあると便利なおすすめ持ち物
さて『あると便利なその他の持ち物リスト』ですが、ここはもう当然ながら旅行に行くなら必ず必要なるものでしょう。とりあえず、上記にリストにしてありますので、参考にしてください。
» シャンプーとリンスは少なくていいかも
ですが、ネパールトレッキングの場合ですがたまにシャワーが熱くなかったり、寒すぎて髪の毛を洗うのを躊躇する場合もあります。
私は特に、標高3000mになった時にはもう諦めました・・・別に髪の毛が臭くても死ぬわけじゃないし、AU旦那なんかもっと変な臭いがするしね。だから、実際には14日間のトレッキングで髪の毛を洗ったのは2回だけ。そう、1週間に1回だけでした。息子も2回、AU旦那はオイリーになるし、髪の毛が短いのでシャワーの度に洗ってましたけど。
なので、シャンプーもリンスも14日間だからと多めに持って行かなくていいと思います。
» モバイル充電器はあると非常に便利
ゲストハウスでは、携帯の充電をしてくれますが一箇所に集めて充電する感じになるのがほとんどで、部屋にはコンセントがないところがほとんどです。なので、盗まれるということはないですけど、やっぱりなんか気になるので私はちょっとずつ、食事の時に近くに置いていたり、預けても必ず気にしていました。
なので、緊急の場合はこのモバイル充電器があると非常に便利でした。カメラを持っていてもiPhoneの機能や写真は優れものなので、両方使うことが多かったのでこのモバイルは貴重でした。
ウチはiPadもあったので少し大きめのものにしました。
もう少し小さいものがいい人は、こちらがいいと思います。今度一人旅で日本に行くときには購入しようと思ってます。
いろんなところからいろんなものが出ているので、検索してみるといいと思います。
ちなみに、ネパールの携帯電話の情報はこちら〜。
ペットボトルに頼らない、浄水ボトルは必須!


ネパールでは街中ではまだペットボトルが売っていますが、実は結構、怪しかったりするんです。それはキャップにプラスチックが巻いてあるんだけど、それがどうも緩い時があったり、噂では水道の水を入れているところもあるとか。それに下痢などのお腹を壊すのは当然、水。ですから、水については非常に神経質になります。
しかし、それだけではなく、環境問題のことありネパールのトレッキングではほとんどペットボトルは見かけませんでした。その代わり、浄水タブレットを入れて水を飲めるように浄化したり、お湯を沸かして飲み水にするという感じで直接水道の水は飲まないことになっています。
しかし、浄水タブレットってケミカルですし、体にあわなかったら嫌ですしね、お湯を沸かしてもらってもどの程度、何分沸かしてもらったのかもわからない。だったら、きちんと浄化出来るものを持って行った方がいいと思い、調べたんですよ。
そして、ビンゴ!これは本当に優れものでした!!そして、超〜、おすすめ!
(ごめんなさい、写真は水が入っていません。すでに48時間かけて乾かしてあるのでそのままデモンストレーションしています)
グレイル(Grayl) 浄水ボトル ULウォーターピュリファイヤーボトル
水を入れて、上から押さえてフィルターから上がってくる水を飲めがオーケー。そして、これが一本あれば浄化した後に水筒に移せばいいだけ。なので、これ一本と水筒を2つ持って行きました。
実は、トレッキングのガイドのラムさんも、これを見て、
「えええ、これは何?フィルター?!そのまま飲めるの?!」とビックリ。でも、これの大きめのボトル版を持ってる人を結構、見かけたのでこれから流行ると思いますよ!これさえあれば、どこでも綺麗な水が飲めるんですから。
詳しい説明は改めて記事にするとして、これは本当におすすめです。
これさえあれば、世界中どこに行っても環境汚染するペットボトルを買わなくて済むんだもの!すごいと思うわ〜。そして、当然ながら誰もお腹の調子が悪くならなかった!!ウチのAU旦那はネパールとインドに行くと必ず腹を壊していたそうだけど、初めてお腹を壊さなかったと喜んでいました。
まとめ
個人的に色々と持って行った方がいいと思うものがあると思いますが、私が後悔したのは、AU旦那に言われて醤油と味噌汁を持って行かなかったこと。
いつも奴の言うことなんか聞かないのに、なぜ、なぜ、今回に限って、
「いらないよね、なんとか食べれるよね。それもネパールよ」なんて事を言ってしまったんだぁぁぁ!!私のあほんだら〜〜〜と何度、自分を責めたことか・・・・。
まあ、次回は絶対に持っていく!
そして、あると便利なのは女性限定ですけどね、パンティーライナー。これは非常に嬉しいと言うか、楽。下着を毎日洗わなくて済むんです。これを替えるだけで済むから結構、嬉しいかも。あとは、使い捨てパンツ?でも、あれも資源の無駄使いよね(ああ、パンティーライナーもそうか)。
とりあえず、こんな感じですがまた気がついたら書き足していきたいと思います。
参考になりましたら、嬉しいです〜。