オーストラリアには受験戦争がない!?

はい、はっきり申します。オーストラリアには受験戦争がありません

が、大学に行くためのテスト、HSCテスト( Higher School Certificate )が高校3年生(Year 12)の卒業時にあります。

HSCテストとは?失敗したら?

これは、日本でいうセンター試験のようなものに当たります。このHSC テストでいい成績を収めると、レベルの高い大学に行けます。学部や大学によって偏差値の基準があり、医学部や法学部などエリートと呼ばれる学部では満点に近いような偏差値が要求されます。

けれども、日本の受験と同じように、万全での臨めるとは限りません。体調が悪かったり、勉強をしたくなかったりと、そんなアンラッキーなこともあるでしょう・・・。でも、いい点数を取れなくても大丈夫。数年間の回り道にはなりますが、日本のように受験戦争に負けても、負け犬のままでは終わりません。いくらでも自分次第で、大学や修士課程に進むことができます。

けれども、日本と同じように、いや、それ以上に職種によっては資格を要求される学歴社会であるため、現在では修士課程を習得するのは当たり前のようになってきています。うちの長男も「ああ、大学?もちろん、行くよ」なんてサラッと言っていますから・・・・(本当に行ってくれるといいんですが)。

大学までの回り道

では、失敗した時の回り道としては、まずTAFEと呼ばれる職業訓練校に入ります。こちらはいろんなコースがあり、外国からの移民や留学生向きのコースも充実している専門学校があります。まず、ここから始めます。

ここでディプロマコースを選択し、自分の好きな科目を専攻します。そこで、ディプロマ(だいたい2年コース)を取り、また成績も優秀であれば、この後、大学の2年生、コースによっては1年生から編入することができます。

そして、そこで学士の資格を取った後、これもまた成績が優秀であれば違う大学の修士課程に進むことができます。ですから、およそ2年から3年の回り道になるようですが、ちゃんと道は開かれています。

Photo by USDAgov

まとめ

受験戦争のないシステムは本当にありがたい。日本の友人から聞く子供たちの受験(中学受験に高校、大学受験)などの話を聞くと、本当にウチの子供達は恵まれていると思います。私は高校も推薦でしたし、専門学校に行きましたからこれも推薦だったので、あまり受験というのはラッキーにも経験していません。

しかし、このHSCの時期になるとストレスを抱えて、カウンセラリングを受ける子供たちも多くなるらしく、うちも再来年に控えて今から「後悔しないように、勉強せんかい!」と言っていますが・・・・こればかりは本人次第。まぁ、数年の回り道も悪くはないかな・・・・なんて思ったりしています。