オーストラリアで運転免許を取る方法|自動車の教習所がない!!

 

はい、タイトルの通り、オーストラリアには自動車の教習所がありません。今回は、オーストラリア国内で車を運転する方法と、運転免許を取得する方法をご紹介したいと思います。

では、まずですね、オーストラリアで車を運転する場合には、基本的に下記のの3つの方法あります。

  • 日本で国際運転免許証を取得する方法
  • 日本の運転免許証で運転する方法
  • 日本の運転免許証を現地の免許に切り替える方法
  • オーストラリアで運転免許を取得する方法

 

オーストラリアの運転免許の取り方(運転する方法)

日本の免許証で運転する方法(NSW州)

現行の法律では、運転時に必要書類を携帯することで、日本の運転免許証での運転が可能です(オーストラリアに長期滞在する場合は、NSWが発行する運転免許証の取得が義務づけられています)。

必要な書類

  • 日本の運転免許証
  • Wynyard Service Center 発行の翻訳証明書
  • パスポート
  • VISAのコピー

これらの書類をいつも携帯していなければなりません。

日本の運転免許を保持している場合

オーストラリアでは州毎に道路に関する法律が定められているので、自分が取得する州の試験方法や法律に従う必要があります。

基本的に、どの州でも現在は、日本を含む、特定の国で発行された免許を持っている場合には、 コンピューターでのテストを受け、合格した後、日本の免許をオーストラリアの運転免許に書き換えられるようになりました(2002年度の改正)。

また、NSW州では、特定の国(日本を含む)の運転免許について、テストを受けることなく、自動に書き換えができるようになりました(2005年の改定)。

しかし、国際運転免許証に関しては、その有効期限は3ヶ月となりので、オーストラリアに3ヶ月以上滞在する場合には、国際運転免許ではなく各州が発行する免許証を取得しなければなりません。

1) 必要な書類(NSW州の場合)

  • パスポート
  • 日本の自動車免許証の翻訳
    (政府機関やRTA指定のオフィスで翻訳されたもの。)
  • NSW州に居住していることを証明するもの。
    (公共料金など、住所と名前が記載されているもの)
  • RTAにある申請用紙

2) Knowledge Test (学科試験)

最寄のRTAに行き、試験の予約をします。そこで、Knowledge Test(学科試験)をコンピューター上で行います。これは3選択問題形式になります。
事前に試験問題を知りたい場合は、RTAに模擬試験用のテキストが置いてありますし、ネットからdemoが行えます。

Driver Knowledge Test

このKnowledge Testに合格すれば、日本の免許証からニューサウスウェールズ州の運転免許証を取得することができます。

 

現地の運転免許証をとる場合(日本の運転免許証を保持していない)

1) Knowledge Test:学科試験

  • 年齢制限は、16歳以上
  • 必要書類:運転免許申請書(License Application)、身分証明書(パスポートなど)
  • 試験費用
  • 試験方法

2) 仮免:『L』プレート取得

これは、日本でいう仮免許のようなもので、運転経歴3年以上の同乗者を乗せれば、路上運転することができます。また、この同乗者、または監督者と共に全部で120時間、そのうち20時間は夜間に運転をしなければいけません。

3) Driving Test:実技試験

  • 年齢は17歳以上(16歳から『L』プレート取得ができるが、テストは一年後)
  • 試験方法:
    試験官同乗で路上で実技試験(Driving Test)を行います。使用する車は持ちこみで、試験中に危険行為や、違反をした場合は不合格となり、次の予約をしましょう。

4) 『P』プレートの取得

Driving Testに合格した場合は、”P”プレート(初心者運転免許証)が交付されます。州によって異なるのですが、NSW州の場合は、P1とP2の2段階に分かれています。P1(赤色のP)は最低12ヶ月で、コンピューターでの危険度認識テスト(HPT-Hazard Perception Test)に合格すると、P2になります。P2(緑色のP)の期間は、最低24ヶ月で、再びHPT及び安全運転と法規に関するテストに合格すると晴れて本免許の取得となります。これらの『P』プレートは車の見える場所に貼っておくことが義務付けられています。

日本の交通方式と違う点

オーストラリアは日本と同じく左側通行です。しかし、日本とは全く違った道路事情、交通法規があります。

Roundabouts : ラウンドアバウト

日本の道路にないもので、まずは、ラウンドアバウトがあります。交差点の一種で、3本 以上の道路を中央の円形のスペースを介して接続したもので、時計方向に回りながら通行するというものです。優先順位は先にラウンドアバウトに入った車で、右側から来た方が優先となります。

これがラウンドアバウトの道路標示になります。このサインが出たらこの先にラウンドアバウトがあるということになります。

Spin right round: The roundabout at Kemp and Elbow Street. Roundabout rules top the list of misunderstood road laws in NSW. Photo: Lachlan Leeming.

右側優先

交差点では、どんな時でも自分の右側から入ってくる車が優先となります。

道路標識

基本的には、日本と似ていますが、郊外に行くと、カンガルーやウォンバットの絵がついた標識を見かけます。ああ、ワタシのプロファイルの写真もそうです!

制限速度

オーストラリアの道路は制限速度が高いところが多くです。田舎であろうと、舗装されていない道であろうと、100km制限になっているところもありますし、すぐ横には住居に繋がる道もあったりします。

SCHOOL ZONE:スクール・ゾーン

photo via mosman.nsw.gov

スクール・ゾーンは、学校児童の登校下校時間(8am-9:30am, 2:30-4:00)は、時速40キロ未満で走行しなくてはいけないという道路交通法です。この時間帯以外は、通常の制限速度が時速60キロ未満などに戻ります。この近辺では、頻繁にパトカーがいて、スピード違反の取り締まりをしているので、きちんと守りましょうね。そして、スクールホリデーにはこの制限はなくなるので、通常の制限速度で大丈夫です。

ゼブラクロッシング:横断歩道

住宅街でよく見かけるのが、横断歩道です。これはゼブラ・クロッシングと言って、信号のない横断歩道で、歩行者がいたら、車は必ず止まらなければいけません。無視して通ろうとしたり、歩行者に危険が及ぶようであれば、罰金を食らうことになります。

罰金と法規の変更

スクールホリデー中やイースターホリデー中などの大きな休みの期間は、交通法の罰金が2倍になるので気をつけましょう。また、オーストラリアの道路法規は、州ごとに違ってきますから、州を超える場合はしっかりと確認するようにしましょう。

その他の日本と違う交通法

後ろからの追突事故について

オーストラリアでは、どんな状況であろうと、前の車が急ブレーキをいきなり踏んだとか、なんだろうが、後ろからの追突事故の後ろの車が悪いことになり、すべての責任を負うことになります。

歩行者の注意

日本は歩行者が保護されていますが、オーストラリアでは、もしも赤信号で横断歩道を渡った場合に車と接触して事故にあった場合には、歩行者の責任となり、車がそれによって破損した場合には、歩行者がその賠償をすることになります。

まとめ

私は、法律が改正される前の、2001年にNSW州の運転免許を取りました。その時は、主人が忙しかったので、日本人の運転インストラクターの方を雇いました。そのほうが、テストの動向なども詳しく教えてもらえるだろうと思ったので。まあ、日本の免許もありましたし、日本でも毎日のように運転したましたから特に問題はなかったものの・・・・。

しかし、ラウンドアバウトには手を焼きました・・・。だって、日本にはないし、どこで止まっていいのか・・・。右から来た車が優先というのはわかるんだけど、左の人が止まらない時もあったり、「おい!!」って、びっくりすることもあるし。

18年経っても、ラウンドアバウトは好きになれません!!

オーストラリアでは教習所がなく、この同乗者は家族でも友人でも良いので、ここのところがめちゃくちゃな運転をする人が多い理由なのかなぁと思います。

血の気が多い人が多いし、運転中に口論になりそうになっても絶対に窓を開けるな、と警察などからもアドバイスがあるように、運転中に口論いなってそのまま喧嘩に発展することが結構多いそうです。何年か前には、70歳の男性と20歳そこそこの男性が口論になって、この若者が殴って、70歳の男性は倒れて頭を打ったんすが、打ち所が悪く、亡くなってしまったという・・・・。なんとも・・・・運が悪いというか。ですから、主人にもカッとなっても、絶対に窓を開けたり、止まったりしないように言ってますけどねぇ・・・・。

皆さんも、気をつけましょう・・・・。特にシドニーは、運転のマナーの悪さは天下一品という噂ですから・・・。