泳げない奴は、海に入るな!オーストラリアの水泳事情

 

オーストラリアにはご存知のように美しいビーチがたくさんあります。

それもそのはず、オーストラリアと言う大陸は真ん中は砂漠なのです。ですから、海岸沿いに人口が集まっております。

そこでオーストラリアの子供たちは小さいうちから水泳を習い始めます。今回は、そんなオーストラリアの水泳事情について書きたいと思います。

オーストラリアの水泳事情

ビーチ天国オーストラリア

オーストラリアは、どでかい国です、大陸です。オーストラリアの国の面積は日本の約20倍ですが、人口は東京都と同じ位しかありません。そしてこの大陸のど真ん中は砂漠なので、ほとんどが海岸線に住んでいます。そして人の少ない、あるいは全くいない美しいビーチが所々に存在しています。

シドニーの都心でも、シドニー湾には美しいビーチがいくつもあります。有名所では、ボンダイ・ビーチ、ブロンティー・ビーチ、マンリー・ビーチなど、たくさんあります。また、車で都心から1週間も行けば国立公園があり、ここにもたくさんの美しいビーチが揃っています。

私はあまりビーチが好きではないので行きませんが、ビーチ巡りなどもできるんではないでしょうか。

たまに、大きなビーチでは海岸とは別に、海水を引き入れたビーチ併設のスイミングプールがあります。ここは50メートルのプールで深さが結構あって、真剣に泳ぐ人向けです。

スイミングは必須

オーストラリアでは、お金持ちでなくても、自宅にプールがあるのも珍しくないのです。それに、マンションやアパートといった集合住宅でさえも、プールが完備されているところも多く、自然と身近に水がある生活になります。

主人が育った家にもプールがあったそうで、小さい頃から毎日のようにプールで遊んでいたそうです。ただこれね、維持がものすごく大変なんです・・・・水質管理もしなきゃならないし、とにかく掃除が大変だそうです。ですから、クイーンズランド州からシドニーに引っ越してきたときには、プールの管理をしなくてよくなったので、お義父さんお義母さんは喜んでいたようです。

こんな感じですから、オーストラリアではスイミングは必須条件です。うちはズボラな親なので、3歳位からスイミングスクールに通わせていますが、赤ちゃんの頃からスイミングスクールに通う人も多いです。

オーストラリアを代表するイアン・ソープもこんな環境から生まれた選手ですね。ああ、そうそう、彼の名前がついたスイミングプールがシドニーにあります。

さて、スイミングレッスンですが、大体は週に1回程度ですが、それでも必要に応じてプライベートでスクールに通わせる場合もあります。ウチの下の息子は、スイミングスクールのレッスン中に遊んでいて足場からズリ落ちて溺れそうになりました。それからと言うもの水が怖くて、全くと言っていいほど水泳が上達せず、悩みの種でした。そこで、仕方なくスイミングスクールを変え、高いお金を払いプライベートで2週間みっちり特訓しました。そしたらなんと、インストラクターの補助なしでも泳げるようになりました。このまま、この子はビーチにも行けないのかと思っていましたから、本当にほっとしましたよぉ。。。。・・・。

 

オーストラリアでは、たくさんの水泳教室があって、子供から大人まで習うことができます。私も、去年、水泳教室に旦那に叩き込まれまして・・・・半年ほど、子供と一緒にやりました(当然、クラスは違いますけどね!大人の部です!)。メンバーはやはり、移民したての人が多いですねぇ。オーストラリア育ちの人はいませんでした。

また、スクールでは、泳げるようになるばかりではなく、実際に海や水に落ちた場合にはどうすれば良いのかなどの知識や訓練をします。これは切実な問題で、毎年、多くの人が水の事故で命を落としているのです。地理的な問題もありますが、オーストラリアでは水がいつも身近にあるので、このサバイバルテクニックは必須といえます。

料金は、それぞれの水泳教室で違うと思いますが、グループレッスン(最高が5人まで)で、一回が$18程度でしょうか。大人の部では、インストラクターが代わる代わる見てくれるので、自分の順番までは一人で練習するという感じです。子供のレッスンでは、一人一人、インストラクターがついて教え、順番が来るまで待ちます。

こちらが、オーストラリアとニュージーランドのスイミングスクールを束ねているグループ会社です。ここから、州別のスイミングスクールやフィットネスクラブを検索することができます。

ライフガードとビーチでのルール

Image courtesy of Tourism Queensland

当然のことながら、オーストラリアではライフガードによるレスキューの技術も発達しております。メジャーなビーチには必ずライフガードがおり、海で泳ぐ人たちを監視してくれています。

よく言われるのが、”swim, between the flags” です。ライフガードのいるビーチには必ず「黄色と赤』の2つ旗が立っていて、この2つ旗の間で泳ぐように指導されています。海岸にはやはり離岸流 ー Ripがありますから、この2つの旗の間は離岸流がなく、安全に水泳を楽しめると言うことになります。

溺れるのは観光客

基本的に溺れるのはほとんどが観光客が多いです。だいぶ前の話になりますが、確か30年ぐらい前の話だと思います。私がまだオーストラリアに移住する前の話でございますが、私の友人がオーストラリアのゴールドコーストでホリデイを楽しんでいたときの話。1週間のうちに何人もの日本人が溺れたそうで、何人かはライフガードに救助されたものの、何人かは助からなかったと言うことです。そして、ついに「旗の間で泳ぎましょう!溺れる注意!」と言う看板が日本語で出たそうです。確かに、オーストラリアの海は波も高く、荒いです。湘南や房総など比べ物になりません。

まとめ

結論から言うと、泳ぎに自信のない人は、深いところまで行くのはやめましょう。波打ち際で遊んでいるのが無難と言うものです。私は泳げないわけではありませんが、50メートルを泳ぐのがやっとです。ですからライフガードやウチの旦那に迷惑がかからないように、海に入って泳ぐという事はしません。。。。まあ、サメもいるし、ブルーボトルという、刺されると痛いクラゲもいるしね。日本の泳げるというレベルと、オーストラリアの水泳に対するレベルはかなり違いがありますね。