HOME 人生 杉田衆院議員の『性的少数者...

杉田衆院議員の『性的少数者(LGBT)は生産性がない』は認識不足の日本の象徴

もうねぇ・・・・また認識不足の笑っちゃう事件。もう少し、皆さん勉強された方がいいと思うんですけどね、特に公的な役職にある方々。この人が言うのって、まあ、一般論的な部分が多々あるなぁと言うのが正直な感想なんですけど、公な人が個人的な意見を言っちゃうから問題になるし、公な人がこのレベルっていうのにも問題があるような気がするんですけど。

まあね、日本の政治家のレベル云々は今更なんですけど。

杉田議員は、彼女の寄稿の中でこういったらしいんです:

LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」

「普通に恋愛して結婚できる人まで、『これ(同性愛)でいいんだ』と、不幸な人を増やすことにつながりかねません」

これについて、様々な形で波紋を呼んでいるようですけど、当然ながら海外では日本のTVは見れないし、多分もともとTVって見ないのであまり海外に居ようと、日本にいようと大差ないってことなんですけど、それでもYahoo!ニュースなんかでは結構、出てますよね。

この議員って何にも知らんのね・・・。っていうか、この人ホモ恐怖症なんでしょ、って話なんだけど。

ゲイだって実は『生産性がある』

ええ、基本的にこの杉田なにがしの認識は間違ってますね。

現行の日本の婚姻法では、同性の結婚は認められていませんが、子供を作っちゃいけないとは書いておりません。そう、別に結婚しなくても子供は作れるんですよ、マトモな生殖機能を持っていれば。

海外のゲイの家族は結構いまして、オーストラリアでも多いです。そして、男性同士のゲイでも海外で代理母とか、友人の女性(ゲイが多い)から卵子を貰って、自分達の精子と結合させるという方法を取る人も結構います。

また、女性同士の場合はもっと簡単で、男性の友人(男性ゲイの友人)に頼んで精子を提供して貰って、同時に妊娠するカップルがいて、その子供達を兄弟として育てている人もいます。私の息子の学校にも結構いますね、そういうカップルが。

日本だったら、結婚はまだ合法化されていないので(多分、あと20年くらいかかるんじゃないか?)、未婚の母になるとは思いますけど、それでも別にこういう法律的なことを気にしないのであれば、普通にママやパパが二人いるような家庭だって作れますから。

ね、ゲイだって子供を作れるんですよ。つまり、この無知な政治家の言う『生産性』はあるんですよ。

補足

今年になってオーストラリアは欧米の先進国に遅れをとりましたが、同性婚が法的に認められました

 

固定観念は偏見になる

日本はまだまだ同性愛、または性的少数者(LGBT)に対して偏見とか多いし、固定観念がある。まあ、どんなことについても日本って固定観念がある歴史の古い国だから仕方がないんだけど、私がこの杉田なにがしがおかしいと思うのはその認識不足のこと。

そして、国会議員だからってあの上から目線、まるで性的少数者(LGBT)の人達が特殊なような物の言い方。あれは、ないわ。

まあ、確かに性的少数者(LGBT)は一般の人から見たら『特殊』なのかもしれないけど、それは日本の固定観念が偏見によって作れているからであって、当然ながら、その社会性から言っても、性的少数者(LGBT)の彼らが声高に『私は性的少数者(LGBT)です!』と胸を張って主張できるような社会ではない訳ですから、仕方がない見方なのかもしれませんけど。

ただ、これは日本だけの問題じゃなくて、様々な国でこういった偏見がたくさんあって、だからこそみんなに理解してもらおうとパレードをやったり、キャンペーンをやったりしているんですけどね。

多様性に対する変化には過程がある

オーストラリアも実は10年くらい前までは、性的少数者(LGBT)に関しては欧米の中では保守的だったと思います。オーストラリアってね、田舎なんですよ・・・地理的に言ってもそうなんだけど、孤立した大陸だからなんだかんだ言って、遅れているんですよ。これは、こういう性的少数者(LGBT)以外でもそうですし、アートなんて他の欧米からしたら、15年くらい遅れてる。

私はなぜか、イギリスにいた頃から性的少数者(LGBT)の人たちと自然と知り合う機会もあったし、実は10代の頃は自分でもゲイかな?と思った時期もあったんですが、まあ、色々経験した結果、「男の方が好きだな」という結論になったので、今現在があるんですけどね。

ですから、ウチの息子たちのゴッド・ペアレント(後見人)はみんな、なぜか、性的少数者(LGBT)何ですよねぇ・・・別に選んだわけじゃなくて、気がついたらそうなっていた。

ここで話を戻しますが、

性的少数者(LGBT)の方々にとっては、日本でも確かに多様性に対して理解をしだした部分はあると思います。でもね、これには過程があって、オーストラリアだって10年以上掛かって、同性婚を法的に認めさせたってこともあるし、教育だって今では学校できちんと教えるようになったわけです。

キャンキャンと人権侵害だとか、偏見だとか、もうそんなものは言わなくてもわかっているので、性的少数者(LGBT)の方達は、何も悪いことをしていない訳だし、ある意味、どーんと構えていた方が都合がいい場合もあると思うんですよねぇ・・・。

だから、たくさんの理解を得るにはそれなりの時間と教育が必要なわけです。そこで、もう何でもかんでも噛み付いていると理解されることもなかなかね、過剰反応によって妨げになる場合もあるんじゃないかなぁ・・・とおもう訳ですよ。

まとめ

まあね、ある番組でミッツ・マングローブさん(43)もこの杉田なにがしの発言について、

「『生産性』なんて言葉をわざわざ出して、さも、みたいなこと言ってますけど、怒るとか傷つくのを通り越して呆れちゃって、お粗末すぎて物が言えない。世の中には差別も偏見もある。国会議員なら冷静になってお考えになった方がいいんじゃないかな」

って言ってますしね、本当にその通りなんですよ。

で、この人を選んだのは国民。こんな常識のない、頭の悪い議員を抱えている日本ってどうなの?って思った方がいいと思うんですよね。

日常的に、自分の家族からも世間からも様々なプレッシャーやストレスを抱えて生きているんですわ、性的少数者(LGBT)の方々って。私のオージーの親友がそうですし、以前、日本での職場の同僚もそうだったし。ウチの息子も「僕はゲイかもしれない」なんて言ってるし、まあ、彼の人生ですし、幸せになってくれるならば、なんでもいいんですけどね、親としては。まあ、ゲイならばオーストラリア人でよかったねっていうくらいなもんです。

もうね、なんでもいいんですよ、人が幸せで平等であれば。ゲイだろうが、おかまだろうが、バイだろうがそんなものは個人的な問題であって、他人がなんやかんや偉そうにいう問題でもないわけ。政治家はそういう社会のすべての人間を公平に扱うべき立場であって、個人的な主観で「不幸を増やす」なんて、性的少数者(LGBT)がまるで不幸の集まりのように言うことでもないわけですよ。

馬鹿馬鹿しい。なんで、あんなバカを政治家に据えたんだ??誰だ??ああ、あいつか?

そして、ほんと、そろそろ皆さん、選挙に行きましょうよ・・・・こんな政治家を野放しにしている国民にも問題があると私は思うんだけどね。

 

 

 

Sakura
2000年からオーストラリア在住。シドニー某大学の修士課程卒業。『海外在住引きこもり主婦』のアーティスト兼ブロガー。専門は銅版画ですが、油絵もやります。海外生活事情や文化などを中心に書いてます。
- Advertisment -

最新記事

人気の記事

ランダム

PVアクセスランキング にほんブログ村

人気のカテゴリー