英語圏でよく聞くフレーズで”Bucke List”と言うのがあります。
友人達と楽しいディナーなどの会話で出てくることもあるし、今度旅行に行くの、と言う時にこの『Bucket List:バケット・リスト』というのが使われることがあります。
この”Bucket List”の意味は
『死ぬまでにやりたいこと』
当然ながら人によってこのバケットリストのリスト内容は違ってくるわけで、中年以降の人たちがよく使う言葉かもしれないですね。
と言うわけで、今回は私のバケットリスト(旅行編)を作ってみることにしましたが、その前にまずはBucke Listについて・・・。
”Bucket List” の語源は?
さて、このバケット・リストはどっから来たのか?
このバケツのリストががどうして『死ぬ前にやるべきリスト』になるのか、ちょっと想像しにくいですよね。で、調べてみました・・・。
まず、このバケットリスト:Bucket listは、2007年の映画 『The Bucket List』の脚本家である、Justin Zackhamによって造られた造語だそうです。そしてこのBucketには、Kick the bucket と言う死を意味する言葉が元になっています。
このkick the bucketと言うフレーズは、もともとバケツの上に乗ってそのバケツを蹴って首吊り自殺をするという状況から来た『死』を表しているそうで、この脚本家自身、自分の死ぬ前にやることをリストにしたのが、
“Justin’s List of Things to Do Before I Kick the Bucket”
「ジャスティンの死ぬ前にやるリスト」というもの、それを短縮して”Justin’s Bucket List”になったそうです。
そして、このリストの最初の項目がハリウッドの大手スタジオで脚本を制作することで、後にこれが「バケツリスト」という概念自体が脚本となり、映画として登場することになったそうです。
参照:Wikitionary
自分のバケットリストを作ってみよう

まだ若い人にはこの『死ぬ前に』なんていうことは実感があまりないとは思います。私も人生半ばを越してますから、さて、死ぬ前にどれだけのことができるのかなぁ・・・なんてことをぼんやり考えるようになりました。
ですが、実際に作ってみると面白いかもしれない・・・とおもう事もあります。
バケットリストに入る項目は??
例えば、あと寿命が10年しかないと考えたとします・・・さて、あなたは何をやりますか?ちなみに、自暴自棄なものの考え方はしないでくださいね、あくまでも前向きに建設的なリストを作成するつもりで考えましょう。
あと、10年だったら詐欺師になろうとか、銀行強盗して逃げまくって死んでやるとか、そういうことではなくね。
それに当然ながら人によってそれぞれやりたい事は違ってきます。ですので、ここでは一般的なこんなのはいかが?と言うような提案です。
- 世界の秘境を旅してみる
- 新しいスポーツを始める
- スキューバーダイビングで世界の海を制覇する
- 昔の友人を訪ね歩く
- ボランティア活動をやってみる
- 新しい言語を習ってみる
などなど、この中でもスポーツを始める人が多かったりしますし、私の友人は50歳からロッククライミングを始めた人もいますし、45歳でトライアスロンを始めた女性もいます。
ですから、無理だと言う言葉や想像は一旦、端っこに置いてしまって、とにかくやってみたいことを書いてみるのがいいでしょう。
確かに体力的なことや身体的に無理というものもあるでしょうから、それはまあ、省いていいと思います。私は飛行機が苦手ですし、スカイダイビングなんて絶対にやりたくもないですけど、一度でいいから飛んでみたい、という人は多いと聞きます・・・。
なので、この世の終わりに・・・いや、人生の終わりにバケットリストに盛り込んでもいいんではないでしょうか・・・。
さて、私は旅の項目でバケットリストを作ってみようかしらん。
『死ぬまでに行きたい場所リスト』、いいですねぇ。
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