海外移住・・・駐在員であれ学生ビザであれ、割と気楽なワーホリであれ、実際に生活に直面する国際結婚など、最近ではそんなに難しいことでもなくなって来た感じがしますが、実際に海外で生活していく日本人が困るのが、現地での収入ではないかと思います。
日本でキャリアがあったとしても、現地での正社員やきちんとした収入を得るのは語学力やビザの制限などもあり、実際には非常にシビアなことが多いと思います。そこで、海外在住でも出来るような仕事、特に、在宅でも始められる『副業』としてお金を稼ぐ方法を調べてみました。
1. 海外移住の知識を活かしてガイドや現地サポート

さて、まず海外在住というと、その現地の情報に詳しいということがあります。そうした利点から、現地を訪問する日本人をサポートし、現地でのガイドや観光プランを立てたりして有料サービスとして利用するネットサービスがあります。このサービスは、『せかいじゅう』といい、日本人と言う条件でで登録できるので、人と関わる仕事が好きな方などにオススメではないかと思います。
*以前はトラベロコというサイトがありましたが、現在は閉鎖中なのか、ネットはつながりません。
2. 海外在住でも自分のスキルを販売してみる
最近ではいろんなサイトができて、個人が自由に自分のスキルを提供、販売できるようなシステムが確立されつつあります。そこで、海外からでも自由に参加出来るので今まで自分が培ってきたスキルをここで試してみるのもいいと思います。
タイムチケット:自分のスキルを30分単位で販売する

こちらのサイトは、30分間隔で自分のスキルを販売できるというシステムです。例えば、最近のネットビジネスである、ブログの作り方やワードプレスの作り方などを指導したり、英語の翻訳や料理、グルメ、お手伝い、恋愛に至るまで様々なジャンルがあるので、自分の得意とする分野を見つけてコンサルタントする感じ。
結構、面白い情報が詰まっているので、のぞいてみるのもいいと思います。
ココナラ:スキルマーケットで自分の特技を売る

よくブログのプロフィールのデザインやイラストなどをこのサイトから依頼したという人も多く見られる、『ココナラ』というスキルマーケットですが、実際にイラストや翻訳、ITなどのプログラミングなど、また法律関係の相談までしてもらえるというなんとも便利なサイト。
こちらもまた、自分の特技を活かせて在宅できる副業のサイトです。
Airbnbで自分のスキルで体験を提供する

Airbnbは自分の持ち家を貸し出す、或いは民宿のように一室を提供する事業として、世界中にかなりのシェアを獲得していますが、実はここに自分のスキルを活かした『体験』を提供するという新しいセクションがあります。
ここに登録すると自分の空いている時間を利用して、自分のスキルや体験を紹介していきます。例えば、海外在住だったら、日本語でのシドニー観光、英語を教えたり、外国人に日本語や日本食などを教えるなどのホストもいいと思います。気になる人はチェックして見ては?
3. 海外移住の強み、海外商品のネットショップ(ECサイト運営): BASEとEcwid
日本国内へのECサイトはBASEがお得

最近は特にネットショップの需要が高くなり、いろいろなサイトが参入しています。海外からでも商品を売ることもできるようなサイトも充実してきていて、先ずは、BASEというサイトに登録すると海外からでもECサイトを開設できて自分で運営することが出来ます。
海外からのネットショップ運営にはちょっとした規制(日本国内の住所や銀行口座が必要)があるようなので、気になる方はチェックして見てはいかがでしょうか?
Ecwidは海外在住者にも対応

このEcwidは基本的には世界各国を対象とした商品を売るECショップを立ち上げることができるサイトで、上記のBASEは日本の住所が必要だったりするのですが、こちらは海外在住者にも便利で、日本の銀行口座などは不要になっています。
こちらもEC設定と登録は無料ですが、ECショップを開設するには月額の使用料が発生します。
4. 海外で日本人用に空いている部屋を貸し出す:Airbnb

最近はかなり日本でもメジャーになっているAirbnb。私の住んでいるオーストラリアのシドニーでも、友人数人ですが、このAirbnbを開設して空室を提供したり、また自分達が旅行に行っている間に使ってもらうなど副業として利用しています。また、最近ではこのAirbnbを利用した管理会社も登場しているので、空いている部屋や自分の家が旅行の時に利用するといいと思います。
5. 海外在住の副業はブログやアフェリエイトで稼ぐ
最近はもう流行りも流行りである、ブログ経営と収入。特に、海外在住であれば現地の情報を発信するもよし、これで広告収入を得ようとする人も多いのではないでしょうか?実際、やり方によっては非常に簡単に広告を載せることが出来るし、キチンとした対策をとっていれば収入だって得る事も可能です(私もネットで副業してます)。
グーグルアドセンスで稼ぐ

グーグルアドセンスとは、グーグルから出してもらう広告のコードをブログ内に貼り付けて、そこに自動的に広告を掲載してもらう仕組みになっています。そして、その貼り付けた広告がクリックされれば自分の収益になります。
しかし、グーグルアドセンスには「審査」があり、無料ブログサイトや規制もあるのでよく調べてからこの方法に挑戦してみてください。そんなに難しいものではないので、稼げる人はかなりの収益を上げている方もいます。
アフェリエイトで稼ぐ
こちらも同じく、ネット広告で稼ぐ方法で、ASPと呼ばれる広告媒体の会社を通して、そこに契約している広告主と提携、その売り上げから報酬を貰うものです。
基本的には広告を掲載して収入を得ることについては上記のグーグルアドセンスと同じ要領ですが、基本的に違う所は、ブログ経営者がその広告に対しての宣伝を行う事で、その商品に対しての集客やマーケティングのセールス術(コピーライティングのスキルとか)も必要になって来ます。
ですが、このアフェリエイトで稼いでいる人はかなりの収入を得ているので、やり方さえマスターしてしまえば高収入も不可能ではないです。
が、殆どの日本のアフェリエイトを請け負っている会社は日本での住所と日本の銀行講座が必要ですし、商品レビューについても日本国内での商品だったりと制限がかなりあります。
6. 海外在住でもクラウドソーシングでライターとして稼ぐ
ここでもまた自分のスキルを売るという感じになると思いますが、クラウドソーシングに登録して、ライターや事務的な委託業務を請け負うということもできます。私も登録したことがあるので、いたって簡単ですし、ネット環境があればすぐに始められる副業だと言えます。
海外でも対応してくれるクラウドワークス

クラウドワークスは日本のクラウドソーシングの会社でも大手で、海外在住者のニーズにも対応してくれています。私も実は登録だけはしているのですが、非常に簡単です。
当然ながら、ネットでのやり取りですから、ネット環境さえあれば全く問題なくできますし、仕事内容もデザインやライティング、事務関係やプログラミングなど豊富にあります。特に、ライティングは多くあるので、書くことが好きな人にはオススメだと思います。
とりあえず、どんな感じかを見てみるのもいいんではないでしょうか?
海外在住者の副業にもぴったりのランサーズ
こちらもクラウドワークスと同じようなクラウドソーシングの会社で大きめの所です。事業内容は同じような感じですから、登録して様子を見て、自分にあった副業の種類を見極めるのがいいでしょう。しかし、報酬は日本の銀行口座になるようなので、その辺のチェックはしておいたほうがいいでしょう。
7. 海外移住の副業としてのFXトレーダー
さて、このFXトレードとは、略語で英語では“margin foreign exchange trading”と言います。これは、外国の通過を売買してその為替レートの差額が収入になるというもので、日本語でいうと、外国為替証拠金取引になります。
実際、現在は為替のレートが大きく動く場合がありますし、24時間いつでもアクセスでき、投資もまた株投資に比べて難しさが少ないことから副業では一番多く稼げると言われています。
ですが、やはりFXも流動性がありますから、負ける場合もあるし、そういう意味では負けた時にメンタル性に対して強いタイプの人でないと、ちょっと・・・・と思いますが。
海外在住の副業のまとめ
ここの記事にあげた副業はある意味、一般的にあることですが、本当に海外に出ると日本国内と同じように就職に関しては壁を感じることもあります。特に、語学ができないと本当に途方にくれることも。
ですが、ビザの種類とかにもよりますけど、学校に行って新たにスキルを身に付けるとか、日本語を教えるとかこの他にもいろんな方法があります。なので、そんなに悲観する事もないと思うのですが、それでも行動しないと何も生まれませんし、負のスパイラルに巻き込まれていくばかりになることも・・・(これ、実体験ね)。
なのでまずは、手頃な無料で出来る所から始めてみるほうがいいと思います。
自分が何が出来るのか、を考えるよりも、何が好きか?を見直してみたらどうでしょう?
- 自分の好きな事を書き出してみる
- 自分のスキルや経験を書き出してみる
- 自分の職業経験を書き出してみる
ここから始まることって結構ありますから。そして、自分が思っているよりも海外に出ると本当に周りが結構、助けてくれることも多いんですよ。自分の今までのスキルを使う事もいいですが、時間と懐具合が良ければ新しいことにチャレンジして、新しい自分を見つけて欲しいな〜、と思います。
とりあえず、お金の問題って非常にシビアですから・・・ちょっとでも参考になれば嬉しいです。