思春期の子供の社会的と感情的変化へのサポートの仕方

 

思春期の子供を持つ親として、どうしても向き合わなければいけないのが、彼らの成長に伴う変化です。もちろん、成長に伴い、彼らの脳の働きも変化し、体や心も変化していきます。私たち夫婦も思春期に入った長男には結構、苦労というか手こずりました。

口論や議論が多発して、主人が切れる、私が切れる、そして長男が切れる。主人は割と古いタイプで、日本人の「うるさい親父」タイプです、彼のお父さんもそういうタイプなので、私には結構、馴染みやすいという部分もありますが・・・。長男にとってみたら、うるさくて仕方がないでしょうねぇ・・・私が子供だったら、勘弁してほしいと思います。けれども、親ですから、舐められちゃいかんと頑張ったんですが、悪化する一方だったのです。そこで、相談に行ったのが青少年専門の心理学者の先生のところ。ええ、とっても勉強になりました!それからというもの、結構、関係も良い方向に向かい、家庭が明るくなりました。まあ、「うるさい親父」は健全ですが、「引く」ということを学んだようなので、口論も減りました。

では、今回は前回の思春期の子供の社会的と感情的変化について、親として愛する子供にどうサポートしていけば良いのかをを見てみましょう。

社会的および感情的な発達をサポートする

  • 友人、知人や周りの人たちの健全な関係を成し、維持するための見本となる:子供達は、口論やいざこざを解決する方法、他人を尊敬すること、他と共感し共存していく前向きで友好的なやり方があるということを親の態度を観察することから学びます。
  • あなたのお子さんのお友達と知り合い、あなたの家で歓迎してください。これは、あなたの子供の社会的関係を知るのに役立ちます。また、その友人があなたの子供とって、いかに重要であるかを知ることができるので、誰が一番仲が良いのか、親友なのかなどを知ることができます。もし、子供の友人の選択について心配している場合は、穏やかに一貫した指導をしてください。
  • 子供の気持ちをよく聞く:あなたの子供が話したいという時、何かしていても手を止めて聞いてあげましょう。また、もしもあなたが何かのしている途中なら、きちんと話を聞くことができる特定の時間を作ってください。あなたの子供の気持ちを尊重し、たとえそれがあなたと同じではないとしても、あなたの子供の視点を理解しようとしましょう。たとえば、「木曜日の夜にパーティーに行かないので、仲間外れになったような気がしてるのね」などです。

 

 

  • 親としての気持ちを明確に、オープンにする:あなたの子供が行動するときにあなたの気分を教えてあげましょう。たとえば、「学校のパフォーマンスに招待してくれて、本当に嬉しかったわ、ありがとう」などです。これはあなたの子供があなたの感情を読んで反応するのを助け、また、他の人々と付き合う時に積極的かつ建設的な方法の見本になります。
  • 困難な感情や気分に対処する見本になりましょう:たとえば、気分が悪く、疲れていて、お子さんとのやりとりが気に入らない時があります。あなたの子供に無視したり、冷たい態度を取るよりも、「私は疲れてイライラしているの。だから、怒ったりするかもしれないから、夕食後に話しない?」など、感情や気分をコントロールする見本になりましょう。
  • 異性(同性)交際や、性別、セクシュアリティについて話す:これらの話題を軽くできるように、日常的に会話をするようにしてみましょう。また、これらのことについて正しい知識を教えることのできるような時間も探してみてください。また、あなたの子供がすでに知識として持っていることを見つけてください。もし誤認や誤解があれば、それを訂正し、真実を伝えてましょう。会話を適切な性行動や価値観について話す機会として利用しましょう。常に質問や懸念について質問したり、話すことがオープンにできることを子供に伝えましょう。
  • 目に見えないところを褒めてあげる:ティーンエイジャーは、しばしば自分の体と外見を必要以上に心配します。あなたの子供の社会的、情緒的発達について前向きな考え方をサポートしましょう。たとえば、あなたは良い友達であること、興味の幅が広いこと、学校などで頑張っていることであなたの子供を賞賛しましょう

メンタルヘルスと健康管理

リサーチでは、ティーンエイジャーの精神衛生、反社会的行動、薬物の乱用などのリスクを伴う行動のリスクが高まっていることが示されています。

これは、思春期の感情的な反応が強かったり、モチベーションが変化したり、感情と行動のバランスが取れないことが原因である可能性があります。これらの活動や行動は、あなたの子供の健康に影響を及ぼし、長期的な影響を及ぼす可能性があります。 もし、あなたの子供の行動が「十代の一時的な気分」以上のものであると感じる場合は、あなたの心配についてお子さんに話してください。また、医療専門家と話をすることも検討してみましょう。

参照:The Australian Parenting Website

まとめ

いかがでしたでしょうか・・・。結構、耳の痛いことも書いてありますよねぇ。こちらの気分の悪い時は怒鳴り散らしたり、イライラした態度で返事をしてみたり・・・。あります、あります。「親だって人間なんだから」と言い訳をしていませんか?と心理学者のカウンセラーに言われたことが今でも、耳に残っていて、痛いです・・・ああ、痛い。親だからといって、子供にじゃけんに当たったりしていいものではなく、きちんと一人の人間として尊重してあげるべきなのです。でも・・・・親だからと偉そうにしてしまうんですよ・・・・。けれども、基本的なことを理解しているのといないのとでは違いますから、以前よりもカウンセリングを受けた後では、子供に対しての態度も変わりました。親でも間違ったことをした時には、ウチではきちんと謝ります。7歳の子供にも、謝ります。この点では「うるさい親父」の主人も偉いと思います。口論やいざこざが白熱して「言い過ぎる」ことなんてしょっちゅうなんですが、それでも親子関係が壊れないでいるのは、主人のこういうところだと思います。そして、うちの子供たち二人とも素直に謝るときは謝るので、お互いで “SORRY”と言い合ってるのが結構、ほのぼのしています・・・・。
次は、ついにどうやって思春期のティーンエージャーと付き合っていくのかを探ってみましょう!

参照:The Australian Parenting Website