思春期の子供は社交的、感情的にどう変化する?

 

ここまで、思春期の体と心の変化そのサポートの仕方を見てきましたが、今回は、その体と心の変化によって、ティーンエイジャーの社交性と感情の変化を詳しくみてみたいと思います。口答えしたり、親子間、特に父親との口論が増えました・・・実際、ちょっと酷くなってきたので、大きなぶつかり合いがある前にちょっと、専門家に相談したのが、始まりなんです。事実、青少年専門の心理学者の先生の話はもう、もっともなことが多く、とても勉強になりました。多分、同じようなことで困っている親御さんも多いと思いますので、シリーズで始めました。

では、今回は、どのような社交的、感情的な変化がこの思春期に起きるのでしょうか。

思春期の社会的、感情的な発達

思春期は、子供にとって大きな社会的、感情的な発達の時です。どのように変化していくのかを理解することは、親として子供をサポートするのにとても役立ちます。
青年期には、子供が家族、友人、同僚とやり取りするやり方に変化が見られるでしょう。それぞれ、個人個人の子供の社会的、情緒的発達は異なりますから、それぞれの子供の発達は、子供の遺伝子、脳の発達、環境、家族や友人との関係、そしてコミュニティと文化などのユニークな組み合わせによって形作られます。
社会的変化と感情的変化は、子供が独立したアイデンティティを形成し、成人になることを学んでいることを示しています。

社会的変化

  • アイデンティティの探索:若者たちは、彼らが誰であるのか、そして彼らが世界にどこに収まっているのか、忙しく探っています。この探索は、性別、仲間グループ、文化的背景、家族の期待などにより影響を受ける可能性があります。
  • より多くの自由を探求:これは、子供が行う決定や、その子供が家族や友人と持つ関係に影響を与える可能性があります。
  • 学校でも家庭でもより多くの責任を求めるようになる。
  • 新しい経験を求める:十代の脳の発達の本質は、ティーンエイジャーが新たな経験を捜し出し、よりリスクをとる行動を起こす可能性が高いことを意味します。しかし、彼らはまだその衝動を完全にコントロールできているわけではありません。
  • 道徳観の発達あなたの子供はより強固な価値観と道徳観を発達させるでしょう。ただし、ティーンエイジャーは、彼ら自身の行動、意思決定および結果について、自分に責任があることも知っています。そして、どんどんと疑問が生じてきます。そこで親としての言葉や行動は、子供の「正しい」感覚と「間違った」感覚をより一層、理論的に作り上げていきます。特に、その子供の行動、自己意識、自尊感情は、友人たちから大きく影響されるでしょう。
  • 性的なアイデンティティーを発達と探求:子供は次第にロマンチックな関係を築き始めたり、デートに行くかもしれません。しかし、必ずしも親密な関係になるとは言えません。多くの若者にとって、親密な関係や性的な関係は、もう少し歳を取るまで起こらないこともあります。
  • インターネット、携帯電話、ソーシャルメディアの繋がり:ソーシャルメディアは、現在、若者たちの間大きな樽座になっています。あなたの子供がどのように友人とコミュニケーションし、世間についていかに学ぶかに大きく影響する可能性があります。

 

 

感情的な変化

  • 全く予期せず、様々な時に、激しい感情や強い感情などが現れます。その気分起伏は予期できないようです。これらの感情的な浮き沈みは、いざこざの増加につながります。子供の脳はまだ大人の方法で感情を制御して表現する方法を学んでいる途中だということを理解しましょう。
  • 親の感情に対してより敏感です。年を取るにつれて他の人の感情を読んだり、処理したりする方法がうまくなります。彼らがこれらのスキルを開発している間、彼らは時には親の表情や身体言語を誤読することがあります。
  • 特に肉体的な外観や変化について気にするようになります。 10代の自尊心は、しばしば、外見や他のティーンエイジャーにどのように見えているかを気にします。彼らの発達とともに、子供たちは友人や同僚のものと自分の体を比較するかもしれません。
  • 思考の「防弾」段階を迎えて、まったく悪いことが起こらないかのように行動します。子供の意思決定スキルはまだ発達途中で、子供は自分の行動がどんな結果を招くのかについて学んでいます。

関係の変化

  • 家族との時間を短くし、友人や同僚ともっと時間を過ごしたい
  • 親子間で口論が増える:10代の子供と親の間で口論やいざこざが生じるのは、子供がより自立していくために正常な成長過程です。この口論の度合いによって、実際にあなたの子供が成熟していることを示しています。口論やいざこざは青年期初期にピークに達する傾向があります。子供と常に議論しているように感じても、親と子供との長期的な関係に影響しないということを理解しましょう。
  • 意見や価値観の相違意見が違ったり、異論を唱えることも増えてきます。これはあなたの子供があなたを怒らせたいからではありません。それは、あなたの子供がより抽象的に考えるようになり、異なる視点において疑問を投げかけているからです。同時に、若者の中には、自分の行動や発言が他人に及ぼす影響を理解することが難しいというのもあります。これらのことは時間とともに解決していくでしょう。

参照:The Australian Parenting Wesite

まとめ

去年あたりから、注意してみていると長男の交際範囲がちょっと変わったように思います。あからさまに友人関係を否定したりすると、気分を害してあまり話さなくなるので、できるだけ情報を握っておくほうを優先順位にして、適当にあまり興味がなさそうに聞き出しています。まあ、自分の時もそうでしたが、交際範囲も時間と年齢によって変わってくるので、これといってしつこく聞く必要もないと思いっています。ただ、やはり、少し気になる時は特定個人のことを批判せず、世間一般の常識としてのたとえ話で諭すようにしています。

確かに、ここにあるように、家族との時間よりも友達との時間が増えましたね。でも、これはとても正常なことで、実際、ありがたいのがTVやドラマの話を永遠と聞かされずに済むということもあって、どんどん出かけて欲しいもんです。また、親関係において、特に父親との意見の相違からくる口論が増えました。主人の性格もあるのですが、どっちも引かない・・・もう、どっちが子供なんだかよくわからない時がありますが、そういう時は目配せしたり、テーブルの下から主人の足を蹴ったりと、「お前が大人なんだから、引け!」というサインを送ります。また、私が切れそうな時もここぞとばかりにこの「サイン」が主人から発信されます・・・・お互いに、ガキに本気で熱くなるので、注意したいところです。どちらが大人で、子供なのかをきちんを踏まえて口論しないと、殴り合いになりかねませんから・・・。私も、母親に思い切りはたかれた思い出が結構ありますが、まあ、あれもまたいい思い出だと今は思います・・・。。

しかし、ティーンエージャーって、ほんとにうざいぞぉぉぉ!
次回は、この思春期の社会的と感情的な変化へのサポートを探ります。