【オージー流の教育】『タフ・ラブ』で育てよう。欧米の tough-love 教育とは?

 

文化も違えば、考え方も違う・・・。当然ながら、教育方針もちょっと違う・・・かな。でも、基本的には同じですが、現代日本の親御さんを見ていると、モンスターペアレントとか・・・すごいですよねぇ。オーストラリアにも、いないことはないですが、そんなにひどくないですね。基本的には道徳や倫理観がしっかりしていますし、親であっても、非常識であれば、学校の方から注意されますしね。ですから、いいこと、悪いことははっきりとしてます。そして、これは家庭でも同じことです。

 

厳しく育てる、それが愛情

欧米でよく言うのが、『タフ・ラブ(tough-love)』これは、『厳しくするのが愛情』と言う意味です。可愛い子には旅をさせろ、じゃないですけど、「厳しく躾をすることで子供達がその悔しさや、失敗から自分で学んでいく」と言うことですね。この考え方は今でも受け継がれていて、学校でも教師が「タフ・ラブで行きましょう!」と言いますし。

子供はね、甘やかすと、どんどんとつけあがりますから・・・。「ここで押したら、どうなるかな?」とか「ここまで、ゴネたら、買ってくれるかも」なんて甘いことを無意識のうちに考えているんですよ。だから、こっちが折れたら、次も折れるだろうと思ってるからね。そんな・・・なめたらいかんぜよ、このガキが!っと言う感じで育てていかないと・・・。

日本語には「飴と鞭」と言う諺がありますが、それと同じですよね・・・使い分けが必要です。いつでもタフなばかりだったら、子供は萎縮してしまいますから、ある程度の妥協は親の方でも必要ですが、無条件で子供の言うことを受け入れていたら、間違いなく、なめられますから・・・。

 

きちんと説明して、ご褒美をあげる

子供は、褒めてもらいたい生き物です。成長していく過程で、子供なりに「成果』を認めてもらいたいし、それに対してのご褒美だって欲しいわけです・・・親だから、子供は可愛いものです・・・「ママ、大好き」なんて言われたら、なんだって買ってあげたくなりますよね。でも、それは子供にとって決していい面だけじゅないんですよね。我慢だって必要だし、ご褒美と言うのは、何かを成し遂げて、初めてもらえるものですから。

ウチでは、部屋を片付けたら、ゼリーを作ってあげるとか、iPadで遊んでいいとか、学校から持っていた課題の本を読んだら、TVを見てもいいとか、そんな感じでやっています。そりゃ、「うぎゃ〜!!やりたくなぁ〜い!!」とか言って、怒ってますけどね・・・。いくら、泣こうが叫ぼうが、ダメなものは、ダメ!、と言うことを一貫してないと、後から大変になりますよ・・・。うざいからとか、うるさいからとか、泣いててかわいそうだからなんて言って、こちらが折れたらも、そこで負けですから。次はもっと酷くなると思ってくださいね。

けれども、きちんと説明したあげましょう、なぜ部屋を片さないといけないのかとか。「お部屋が汚いと、掃除機がかけられないでしょ、そうするとホコリが溜まって、咳が出るんだよ(うちの子はちょっと喘息持ちです)」とか、「ママの仕事は美味しいご飯をつくることでしょう、お勉強は、あなたの仕事だから、それをきちんとやりましょうね。」とかね。そうすると、わからんちんの子供でも、なんとなくわかった気になるものです。

そして、きちんとできたら、褒めてあげる。そして、飴玉の一つでもあげてくださいね。

 

我が家の歴代、タフ・ラブ事件

(1)マック出禁事件

買い物途中で、マクドナルドが食べたくなった長男、当時5歳。一応ね、家を出るときから「じゃあ、買い物が終わってから、マックでランチで食べようね」と言ってあったのに、「嫌だぁ〜〜!!今じゃなきゃ、嫌だぁぁぁ〜〜〜!!Nooooo!!I want now!!」と大騒ぎ。終いには、私の腕に噛みつきやがった!買い物途中だったんですけどね、キレた私は、ショッピングカートを乗り捨てて、5歳児を小脇に抱え、速足で車に戻り、チャイルドシートに放り込み、一直線に家に帰り、旦那が帰ってくるまでの間、奴はずっと自分の部屋に閉じ込めておいた、当然、ランチはジャムサンドイッチのみ。ランチはあげないとね、虐待になっちゃうから。しかし、あのガキ、マジで噛みつきやがって・・・・。

で、当然のことならが、それ以降、奴はマクドナルドにはこちらから出禁。絶対に買わなかった・・・まあ、体に良くないからちょうどよかったねって、旦那とほくそ笑んでたんだけど。だから、今でも友達と出かける時は、いつもマックらしい・・・。

 

(2)ミニカーはクリスマスのみ事件

次男・・・。あいつもやりましたね、数年前ですが。ミニカーを欲しがったんですよね・・・。この時も、買い物が終わって、いい子だったら買ってあげるということだったんです。しかし、買い物が終わる前に、Kmartでね、やってくれましたよ。床に座って動かない。最終的には・・・寝っ転がりやがった(どこの国ガキも同じです!)。で、汚れようがなんだろうが、知ったこっちゃないわ!後で洗濯機で洗えばいいし、と思って、そのまま両腕を持って引きずって、車まで。それ以来、クリスマス以外にミニカーは買ってません。

 

まとめ

こちらでは、こういうことをしても、周りからは「お、やってるね!頑張れ!」みたいな感じで激励されます。反対に、甘やかしていたり、公共の場でうるさくしている子供をほっておく親に対しては、周りが注意したりしています。それに対しても、親は反論したりしませんね。まあ、たまに「ほっといてよ(mind your buisness) 」なんて言ったり、謝らないという馬鹿な親もいますが、稀ですね。それに、基本的に欧米の教育は厳しいです。だから、日本にしばらくぶりに行くと、子供達のマナーが悪いし、注意書きが多いのに驚きます・・・。

おいおい・・・これは常識だろう?って言うようなことでも平気で書いてあって、恥ずかしくない??こんなこと書かなくちゃいけないの??って。日本の友人曰く、「ひどいのが増えてきて、逆ギレは当たり前だし、クレームばっかりつけるから変な注意書きが多くなって・・・」って言ってましたけど。

う〜ん・・・。まあね、日本に住んでないけど、ちょっとね、ずれてきているのは確かだと思う。

昔は、欧米と同じように日本の親たちもこの『タフ・ラブ』が多かった・・・。ウチの親も、まともな時はきちんと育ててくれていたし・・・。しつけって、本当に大事だから。子供をモンスターにするのも、エンジェルにするのも、親のさじ加減ですからね。産んだんだったら、きちんとそのあとの責任もとって、頑張って育ててくだいよぉ・・・日本の未来を背負っているのは、子供たちだからね・・・。