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【豪州移住】住居を決定時の注意:地域による感覚と生活水準の差とは?

これはどこの国でもそうなんですが、オーストラリアでも地域によってかなりの違いがあります。以前にもオーストラリアのボーガンと呼ばれる人達のことを記事にしましたけど、極端に言ってしまえば、都市部に住んでいる人達と田舎に住んでいる人達とでは同じオーストラリア人でもかなりの違いがあるといえるでしょう。

そこで今回は、オーストラリア在住19年目からみた、オーストラリアの地域による感覚と生活水準の違いを考えてみたいと思います。またこの地域的な感覚の差は、住居を決定する時に大事になってくると思います。

過去記事ですけど、参考までに。

オーストラリアの田舎に多いBogan(ボーガン)とレッドネックとは?

 

同じ地域でも場所によって差がある

そして同じシドニーであっても、suburb(地域)によっても違いますから、引っ越す際にはどんな地域なのかを調べたほうがいいでしょう。また、同じsuburbであっても道を挟んだ向こう側とこちら側の治安に違いがあったりする場合もあります。

例えば、低所得者や無職の人達が多く住むcouncil houseと呼ばれる行政管理の住宅があったり、一般的に治安があまり良くないと言われています。実際に麻薬売買を職業とする人や麻薬常習者で職に就けない人とかも多く住んでいるのが現状なので、差別云々よりもまずは現実的に見てこのcouncil houseの側を避けるのは無難な選択と言えるでしょう。

 

 

地域によって人種が異なる場合もある

また移民国家の常として、地域によって人種が別れる場合もあります。

例えば、シドニーのAshfieldと言われる地域は昔から中国系の移民が多く住んでいる地域ですし、ライカートという地域はイタリア系の移民が多い。それから、有名なボンダイビーチがある所はユダヤ系移民やロシア系移民が多いと言われています(現在は地価高騰のために富裕層が多い)。

それと同じようにシドニーの西側の地域に行くとレバノン系やニュージーランド先住民であるアイランダー系の移民が多い地域があって、治安があまり良くないと言われています。そしてまた、インド系が多い地域に行くとインド人街が出来ていたりと、同じシドニー市でありながら様々な国際色を見せるのです。

またそれによって、住みにくいと感じる地域もあるのは確かです。

例えば、私のAU夫の実家がシドニーのEastern suburbsにあって、あのあたりは白人の富裕層が多く住んでいる地域でもあるので表だって差別ないものの、有色人種の在住が少ない場所でもあります。以前、長男がこのあたりの保育園に通っていたんですが、私はベビーシッターに間違えられていました。基本的にこの地域の多くのアジア人は、ベビーシッターかクリーナーということなんでしょう、そういった風潮もあるのも確かなことです。

ですがこれはまた、人それぞれ個人が感じる事でもありますから、そんなことはないと思われる人もいるのではないでしょうか。

 

 

州による感覚の違いと生活水準

【豪州移住】住居を決定時の注意:地域による感覚と生活水準の差とは?

オーストラリアは大きな大陸です。国土は日本の20倍あります。

私自身はニューサウスウェールズ州にしか住んだことしかありませんが、私のAU夫は元はクイーンズランド州出身で、パースやケアンズ、それからアデレードにも短い期間ですが暮らしたことがあります。その彼曰く、やはり都市部以外では田舎に行くほど人種差別も多く、生活水準が低いために暮らしにくいと言います。

たまにTwitterなどで、クイーンズランド州の田舎のあたりや、ケアンズの外れなどをオーストラリア文化としてそのまま表現している人がいるのですが、申し訳ないのですが、オーストラリア在住19年、クインズランド州の田舎出身の夫を持つ私の個人的意見から言わせてもらえれば、ちょっとひとくくりにしてはいけない部分もあります。

それというのも、極端な話ですがノーザンテリトリーの生活水準とシドニーメルボルンでの生活水準では雲泥の差があります。これはその地域による感覚の差や収入による生活水準の差はもちろんのことですが、どうしてもその土地柄がキャラクターとして出てしまうということもあります。

要するに、都市部、メトロポリタンと言われる経済的にも発達した地域と、田舎で農業や酪農を中心とした地域とではやはり感覚は違うということです。

またどうしてもアボリジニーの文化的な生活体系や教育の遅れなどでノーザンテリトリーやクイーンズランド州の田舎の辺りでは都市部に比べての生活水準の違いが多く見られますから、ラフな地域という印象もありますね。

しかしながら、オーストラリアのこういった多様な文化的な背景、感覚の違いもまた大きな魅力だと思います。ですが、この違いを意識せずにオーストラリアとしてひっくるめてしまうとかなりの無理があるので、できれば州による感覚の違いや生活水準の違いを考慮しておいたほうがよいと思います。

 

 

家賃の高さで感じる治安の良し悪し

当然ながら、家賃の相場と言うのはその地域の住人の収入のバロメーターでもあります。常識としては、どこの国でもたちの高いところと言うのは治安も良いとされているのではないでしょうか。もちろんこれはオーストラリアでも当てはまる事で、家賃の高い所は高収入の住人が多いところであるので当然ながら生活水準の高いたかい地域といえるでしょう。

ですが、最近は地価の高騰であまり治安が良くないところでも家賃が高いということがあります。これは特にシドニー市街やメルボルンといった大都市に多くみられることなので、周りに何があるのかを注意してみることが1番大事なのではないでしょうか。

 

 

まとめ

オーストラリアというのは基本的には、移民国家です。アボリジニ以外は、みんな祖先は移民です。そして、移民国家として大多数の人間、特にメトロポリタンに住むオーストラリア人はこの多様性のある移民国家に誇りを持っている人たちも多く、オーストラリア人としての平和に暮らしています。

しかしながら、オーストラリアにも人種差別者は多くいて、特にクイーンズランド州の田舎になると極端に増えていきます。そして、私のオーストラリア友人や夫もまた都会に比べるとそれらの地域は別世界というか、別の国であるような気さえすると言います。

ですが、これもまた人それぞれの体験や見解による判断もあるので、一概にそうだと決めるけるわけではないですが、まあ、55年、或いは83年間オーストラリア人をやっている家族や友人たちに行くと全くもって思い過ごし、という事でもない事件を多々聞くようになりますが。

従って、オーストラリアに移住することを考えている方は特にどこに住むのかを考えたほうがいいと思いますね。ただ、ビザの種類によっては地方での生活を強いられる場合もありますし、パートナーなどの都合もあります。

私自身は既に日本国籍を放棄して、オーストラリア国籍になっているのでこの国が現在の母国であり、終の住処になっているので、まあ、こういった訳の分からない人たちが多く住んでいるのも多様性があって面白いなぁ〜という程度に思っていますし、間違ってもあの辺りには住むことはないとも思っています。

ですが、一応の知識はあったほうがどびっくりすることも少ないと思うので、この記事が参考になれば嬉しいですし、面白かったなぁ、と思ったらこちらをポチッと。よろしくお願いします。

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Sakura
2000年からオーストラリア在住。シドニー某大学の修士課程卒業。『海外在住引きこもり主婦』のアーティスト兼ブロガー。専門は銅版画ですが、油絵もやります。海外生活事情や文化などを中心に書いてます。
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