子育てというのは、基本的にはそれぞれの子どもにあった育て方をするべきだと思っています。ですが、日本でも三つ子の魂100までといい、早い段階での最低限のしつけは非常に大切で、きちんとしたルーティンができていれば、後々躾は楽になります。
私の長男は今年で18歳になりオーストラリアでは成人にあたります。ですから、男の子2人の親として、1人はもうすでに子育てが終わったということになりますが、次男は今年9歳、まだまだ躾が大事になっている年齢でもあります。またこの2人、まったくもって性格が正反対なんです。ですから、長男には通用した躾でも、次男には全くダメということもあります。
そこで今回はオーストラリアでの子育て18年の経験から、この早いうちからのしつけにおいて、最低限の基本的な5つのポイントをご紹介したいと思います。これさえ押さえておけばどんな子供でも何とかなるんじゃないかという本当に基本中の基本と私が思っていることです。
1. 出来るだけ早くに生活習慣を決める
新生児の時期にはその赤ちゃんによっても違うのですが頻繁に授乳する時間がだいたい3か月続き、標準で3時間おきと言うのが一般的ではないでしょうか。そしてなんの問題もなければ、この標準の時間を守るように心がけてみるといいと思います。
だらだらと授乳をしているとどうしてもこのだらだら感が後々も続いて、ダラダラと食事をするようになったり、寝る時間が決まらなくなったりしますので、できるだけ早い時期に新生児の体重や母乳の出かたの様子を見ながら授乳時間を決めた方がいいと思います。
授乳の標準の時間と夜泣きを出来るだけ防ぐ記事を書いていますので、こちらも参考に。

この記事の時間帯を参考にして、赤ちゃんの頃から出来るだけ寝る時間、起きる時間、食事の時間というように生活習慣をつけることで生活のメリハリができますし、子供の意思中心の生活ではなく、親が管理できる生活という位置ずけができます。
例えば、
「さあ、8時になったので寝る時間ですよ」
とか、
「昼寝のお時間だから、もうTVを見るのはやめましょう」
といった具合に生活の習慣が出来ていれば行動もまたそれに沿って教えていくこともできます。
そしてこの『親が決める生活習慣』というのがしつけでは非常に大事になると思います。よく子供に振り回されている親がいるんですけど、誰がボスで誰が主導権を握っているのか、経験上、それによって子供のしつけもやりやすくなったり、やりにくくなったりすると私は思っています。
[adsense2]
2. 『ダメなものはダメ』と一貫性を持つ
子供はずる賢いんですよ。自分の欲しいものややりたい事をいろんな角度から試そうとしてしますから、ママがダメだと言ったら、パパに聞いてみるとか、知恵を絞ってあれやこれやと親を説き伏せようとしてきます。ですから、うるさいからとか、面倒くさいからとグダグダ言われてた後に、
「もう、うるさいわね、じゃあ、いいわよ」
と、言ってしまったらもうおしまいなんです。これに味をしめて、同じようにうるさく言ってきます。ですから、一度ダメだと言ったら一貫して『ダメ』を貫きましょう。私も面倒臭かったり、かわいそうになったりしてついつい、許可してしまうこともありました。そして、その時はいいですけど、次からがさあ、大変。子供は忘れていませんからね、
「前はいいって言ったのに」
と、いうことを言い出します。そして、もっと駄々をこねる。
ですから、
「ダメなものはダメ!!」
という一貫性が大事なんです。そして、これを貫いていると次第に子供自身も諦めが早くなってくるんです(そう思わない時もありますけどねww)。初めは本当に大変だと思いますが頑張ってやってみましょう。必ず報われる日が来ます。
3. 誰がボスなのかをきちんと認識させる

これは家庭によって違うと思うのですが、基本的にうちでは母親である私がボスです。
すべての決定権は私にあります。ただし、やっぱり怒ると怖いのはお父さんではないでしょうか。ですからここで夫婦できちんと話し合って、最終的に誰に決定権があるのかを話し合っておくと良いと思いますが、たとえそれが父親にあったとしても、基本的に両親に対してリスペクトする態度も教えることが目的なので、母親もまたボスであることをきちんと認識させるためにも父親もまた母親に対するリスペクトを表現しましょう。
例えばですが、我が家では特に誰がボスであるとか決めているわけではありませんが、自然と役割分担ができている部分があります。ワタシが面倒くさくなれば、AU夫に全てをふってしまうこともありますから、彼もまた決定権があることになりますねww。
当然ながらシングル・ペアレントだったならば、家庭内のチームワークを強化するためにもリーダーが必要であることをさりげなく話してきかすのも効果的でしょう。
何よりも子供がボスになってはしつけも子育てもうまくいきません、だって自分よりも下だと思っている人間の言う事ってちゃんと聞きますか?
[adsense3]
4. 小さなことでも必ず褒めてあげる
大人でも誉められたら嬉しいですよね?
大好きなママやパパから褒められたら子供がとっても嬉しいものです。ですから小さなことでもいいからほめてあげましょう。それが子供の自尊心を高め、自信をつけて何でも挑戦できる前向きな性格を育むことになるといます。
例えば、ひとりでパジャマに着替えたことができたり、ご飯の時にこぼさないで食べたとか、食事が終わったらきちんと食器を台所にもっていくとか。そんな小さなことでもいいので、何かできたらたくさん褒めてあげましょう。
褒めてあげることによって、子供の心もほぐれてきますし、きちんと親御さんの言うことをきくと言う姿勢になってくると思います。
5. 家の中での仕事分担させる
生活していくということは、家事全般は当然ですが、そのほかにも様々な用事が出てきます。年齢によって出来ることと出来ないことがでてきますが、年齢が小さくても庭木の水やり、食事の後の片付け、洗濯物を入れるなど、ママやパパと一緒にできることがたくさんあります。
小さい頃から家の中での仕事分担をさせることによって、家族の一員であるということを認識させること以上に生活していくということについての理解を深めさせる意味もあります。
うちでは食事の後の片付け、自分の部屋の片付け、自分の洗濯物を分けて引き出しに入れるなどを小さい頃からやらせています。こういった仕事をやることによってお小遣いとしてあげることもあります。
まとめ
子育てには様々なやり方がありますし、その子供によって育て方は変えるべきだと私は思います。
それというのも、うちの長男は社交的で物事をあまり深く考えないタイプで三歩あるくと物事をすぐに忘れるのですが、次男は全く正反対で、深く考えるタイプですし、非常にセンシティブで、引っ込み思案です。
ですから、長男の時と同じように育てるとちょっと内向的になってしまいがちなのではないかと思う時もあります。ただ年齢差が9歳と離れているので、実際には子育てをもう一度やり直しているような感じですから、全く違った子供を育てているようで楽しんではいます。
子供にも個人としての尊厳もありますし、それぞれの個性もある。それを尊重し、理解していきながら育てていくのは、やっぱり大変です。
それに自分が病気をしたり、子供の具合がよくなかったり、パートナーに手伝ってもらえなかったりなど日常的な理由もありますが、それが意味も人生にはいろいろとあります。イライラしたり、子供に当たってしまうことも人間ですからありますよ。でもそんなときにもきちんと話して「イライラしてごめんね」と素直にあやまれるような親であることが大事なのではないでしょうか。
よく「親は子供に育てられる」といますが、本当にそうだと思います。私もAU夫も、2人の息子たちに親として育ててもらっていると思います。
ちなみにこのメソッドは、私の義理ママからのアドバイスです。3人の子供をきちんと育て上げたママは本当にたくましい女性ですし、賢く、また愛情深く私を実の娘のように可愛がってくれます。
が、「あんたのような息子が生まれれば私の苦労もわかるだろ!」
という呪縛が効いたのか・・・長男は非常にヤンチャで問題児。ですが、周りのと比べると結構しっかりしているし、実はいい子だったりする。これもこの小さい頃からのしつけのお陰かな、と思うこともあります。
今回はしつけって本当に大事ですという話でした。
ブログランキングに参加中なんで、参考になったらポチッと、お願いします。
↓ ↓ ↓
にほんブログ村
»【欧米式子育て】タフ・ラブで育てよう。欧米の tough-love 教育とは?
»【欧米式子育て】我が子をとにかく『褒める習慣』とその子育てとは?
