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オーストラリアの田舎に多いBogan(ボーガン)とレッドネックとは?

オーストラリアのホリデーシーズンは、大まかに分けて『スクールホリデー』と『クリスマスホリデー』で、一般的に長い休みはクリスマスの前後になります。今年の我が家では、新年をシドニーではなく、Termileというシドニーから車で約3時間半くらいの所にある友人のホリデーハウス(別荘)で過ごしました。持ち主はただ今、ヨーロッパで休暇中なので使っていいよ。との事で、お借りしました。

ですが・・・・ありがちな都市部以外の豪州の田舎町の出来事。

豪州の田舎道はちょっとしたところでも時速100キロが制限速度だったりするわけです。普通の道です。で、そこをガンガン飛ばしてくるバカも多く、挙げ句の果てには煽ってくるということも普通にあるんですね。で、その煽ってくる車が軽自動車だったり、トラックだったするわけです。もう、怖い、怖い。なので、うちのOZ旦那はいきなり、時速50キロとかに落として牽制します(嫌がらせとも言いますけど)。で、こいつらが俗にいう、Bogan(ボーガン)と言う奴らがほとんどではないか・・・・と私は思っています。

で、まず今年一発目のブログはオーストラリアのBogan(ボーガン)についてです。おつきあいくださいませ。

オーストラリアは基本、田舎である

オーストラリアの都市部

オーストラリアという国を見るとわかると思うんですが、基本的に大陸であり、ヨーロッパ、アメリカなどからはめちゃくちゃ、離れたところにあります。ですから、今はまあ、そうでもないですが、グローバル化が始まる前はもう、2周から3周くらい上の方にある国々から遅れている部分がありました。

今現在でも、アートに関してはかなり遅れている部分もあり、今だにアブストラクト(抽象画)やコンセプショナル・アートなどは理解されにくいということが多々あって、特に女性アーティストの方々は私を含めて苦労しているんですが・・・。まあ、それは置いといて。

そして、都市部はやはり家賃などはもちろん、物価が高くなると言うことがあるので自然と所得が多い人達が集まるようになるわけです。所得が多い人達というのは、学歴が高いとか、専門的な職業であるとか、そういう事になるので自然と知的能力、度数が上がります。ですから、平均的に言って特に問題ない、普通の人達が多くいる地域と言えます(まあ、学歴があっても、教養があっても、人種差別者でがさつな人間は居ますけどね)。

オーストラリアの田舎

そして豪州の田舎。この田舎の部分に関しては多分、ウチのOZ旦那の方が詳しいのですが、ある意味、とっても特殊であると言えます。基本的には、豪州は移民国家ですから、様々な人が移住しているのですが、田舎に行くとものすごい勢いで白人の人口が上がって行きます。

そして、まあ所謂、ボーガンやレッドネック(特にアメリカ英語による、白人至上主義の人種差別者)と言われる人達の人口も上がって行きます。

私個人の見解になるかもしれませんが、この人種差別者というのは教育や他の人種と交わるという経験不足からくる、生物学上、人間、ホモ・サピエンスは基本的に皆同じであり、潜在的な能力は皆同じであるという、基本的な認識が欠けているのではないかと、思っています。これは、何も田舎だけではないのですが、人口に対して人種の多種性が低いということは、どうしてもこういう偏った考えを引き起こすのではないかと思うのです。

Bogan and Redneck : ボーガンとレッドネック

Bogan:ボーガン

とりあえず、調べてみるとWikipediaにはこんな風に記載されていました(Google翻訳を使ってます)。

Bogan(/ ˈboʊɡən / BOHG-ən)は、スピーチ、衣服、態度および行動が未定義または単純なものと見なされる人のためのオーストラリアおよびニュージーランドのスラングです。 文脈に応じて、この用語は自滅的または自称的である可能性があります。 ボガンという用語の普及は、オーストラリアの社会階級に対する社会的態度の変化とも関連しています。 具体的には、この用語は、オーストラリアにおける男性主義的な実力主義の概念の衰退、および労働者階級文化の伝統的な場所への拡大したあいまいさに関連しています。
1980年代以降、多くの場合悪趣味の例として、ボガンは非常によく知られたサブカルチャーとなっています。 それはオーストラリアのlarrikinとockerの先例を持っています、そして同じまたは非常に類似した人々をboganに説明するさまざまなローカライズされた名前が存在します。

参照:Wikipedia

で、オーストラリアにはこういう番組も多いんですねぇ・・・。

こちらは、確か10年くらい前に流行った(流行っちゃうんだよねぇ・・・こういうのが)、Kath and KimというTV番組。彼女達が話すオージーアクセントはボーガン特有(?)と言われることもあるんですが、まあ、田舎に行くと強くなるアクセントですかね。たまに都市部でもこういうアクセントの強い人もいますが、都市部は割とニュートラルな感じになってます。ニコール・キッドマンとか、ヒュー・ジャックマンとかは殆どこういうアクセントはないですし、ウチの旦那も義理父母もこういうアクセントは全くないですが、若干、旦那の妹はあるかなぁ・・・・という感じ。

 

Redneck:レッドネック

では、レッドネックはと言うと、Wikipediaにはこう書いてありました(Google 翻訳を使用してます)。

 

田舎者は、アメリカ合衆国南部の田舎の白人と密接に関連して、主に、しかし排他的に当てはまるわけではなく、白人のアメリカ人に当てはまります。 その用法はクラッカー(特にジョージア、テキサス、フロリダに関して)、ヒルビリー(特にアパラチア、オザークに関して)、そして白いゴミ(しかし不道徳についての最後の言葉の提案なしで)に似ています。
1970年代までに、この用語は攻撃的なスラングとなり、その意味は人種差別、風刺、現代的なやり方への反対を含むように拡大されました。
Patrick Huberは、彼のモノグラフ「田舎者の短い歴史:南部の白人男性のアイデンティティの形成」で、20世紀の言葉の拡大における男らしさのテーマを強調し、「田舎者はメディアとポピュラーカルチャーでステレオタイプ化されている」 貧しい、汚い、教育を受けていない、人種差別的な南部の白人男性として。」

参照 : Wikipedia

まあ、基本的にはレッドネックはアメリカ南部の人種差別的な白人の男性を指すのですが、オーストラリアでも人種差別の白人をレッドネックという場合があります。そして、上では『白いゴミ』と書いてありますが、これ、White trushという白いゴミのような感じで表現する、かなり蔑んだ言い方なんですが、まあ、アバズレっぽい白人女性に対して使いますね。

現代では、ヒルビリーとかトランプ政権の支持者がこのタイプが多いということで、オバマ政権からの反動によりこのタイプの人たちが団結してトランプが票を獲得したと言えるでしょう、ああ、怖い。

彼らの見分け方は?

彼らの見分け方は、まあ、だらしない格好で、Tシャツにチェックのシャツにジーパン。間違っても彼らはポロシャツ着て、襟を立てたりしてません。

それから、タトゥーがかなりの確率で入っています。それも、見えるところに堂々と入ってて、人の顔だったり、デザイン的にダサいのが多い・・・。特に、首に入っている人が多い。

髪型は、昔懐かしい、マレットといわれる髪型。多分、世界ではもうオーストラリアにしか生息していないのではないか、と笑い話にさえなっていると言われている髪型ですね。サイドが短くて、後ろが長い髪型で、私的には暑い日差しを避けるため、首を保護するためにあの髪型をしているのではないか、まあ、レッドネックには欠かせないスタイルなのではないかと・・・・w。

あとですね、車。オーストラリアに誇りを持っている彼らはホールデンと言う、オーストラリア産の車に乗っている可能性が高いです。

ボーガンとレッドネックの違い

それでは、この人たちの違いは何か・・・・。

生活習慣については、特に違いはないと思いますが、思想ですね。

ボーガンはただ単に、教養がなくて、田舎出身でガサツなだけなので、結構、気のいい人が多かったりするんです。私は、田舎に住んだことがないのであまり交流がないのですが、たまに旅行に行くとこういうタイプの人たちでもいい人達はいて、昨年行った、キャンプでは隣のテントの人達が国旗とか立てて、かなり警戒したんですが、うちの次男と彼らの子供達と遊ばせてくれたり、お菓子をくれたり、快く受け入れてくれたし、私とも仲良く世間話もしてくれました。

なので、基本的にはいい人たちも多いんです。

が、注意しなくちゃいけないのは、レッドネック(首の後ろが赤い人達)。

こちらは、う〜ん、一般的にクイーンズランド州の田舎に多いと言われていて、白人至上主義の女王様でいらっしゃる、ポーリン・ヘンソンなどを支持していたり、まあ・・・・人種差別者です。

基本的に白人以外の有色人種は全て❌なので、話しかけてもこないばかりか、下手をすると襲われることもあるので要注意です。そして、それはアジア人や黒人とかだけでなく、中東、インド、ギリシャ、イタリアなどのちょっと色がついている(ひどいなぁ・・・言い方が)人たちのことについても対象になっています。

まとめ

まあ、普通に都市部で暮らしている分にあまりこういう人達に出会うことはないんですが、100kmぐらい離れたりすると、結構、います。気がつかない人も多いかと思いますが、増えます。

でも、だからと言って悪い人とは限りませんが、レッドネックとの比較が難しいので私は警戒してしまいますが。とりあえず、気をつけながら、微笑んで、話しかけてみて、後者でない場合は世間話をしますけど、向こうが明らかに不快な顔や無視をする場合には即座にはなれますね。

私たち家族ぐるみのお友達である、トルコ人家族が以前、シドニーからブリスベン、ケアンズを通って、北上するという無謀なことをやらかした時、実はウチのOZ旦那は「君達は、どう見てもトルコ人系の顔しているから、北上するのはやめたほうがいい。レッドネックにひどい目にあうよ」と忠告していたのだが、シドニーしか知らない彼らは、「オッケー、注意するよ」と言い残し、車で出発。

数週間後に「レストランとモーテルで入店拒否された!」と電話があった。旦那は、「ほら、言ったじゃないか!さっさと戻って、ハミルトンアイランドでも行っておいで!」とアドバイス。

ええ、いるんでございますよ・・・そういう方々が。

「私はまだ、そういう経験はないです」という、あなた。

Lucky you!

ということで、気をつけてくださいね。

ホモフォビアと人種差別者は紙一重ですし。

同じ確率で存在する可能性もあるので、要注意です。

 

 

 

Sakura
2000年からオーストラリア在住。シドニー某大学の修士課程卒業。『海外在住引きこもり主婦』のアーティスト兼ブロガー。専門は銅版画ですが、油絵もやります。海外生活事情や文化などを中心に書いてます。
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