国際結婚・恋愛|言葉の壁で直面する5つの問題

 

言葉の壁は国際恋愛や、国際結婚で一番問題になることでしょう。私も昔は今の主人とも、コミュニケーションがあまり取れなくて喧嘩も多くしました。「言葉は文化」と言いますから、その国の言葉が文化的な背景から成り立っていることは当然ながらあります。日本語にもことわざがありますよね、それと同様に外国語にも当然ながら、ことわざがあります。それを多く使うか使わないかはそれぞれ個人の表現の仕方ですが・・・・。しかし、基本的なコミュニケーションが取れないと、色んなことが解決できなかったり、当然ながら、二人の間にも隙間風が入ってきたり。そこで、今回はどんなことが問題になるのか、ちょっと考えてみました。

言葉の壁は厚いのか?

1) ミスコミュニケーション(誤解)

まず、気持ちが伝わらない、そして、シンプルな言い方になると細かい気遣いができないので、誤解が生じます。日本語でもそうですが、回りくどい言い方はとりあえず、気を使っているということになりますし、オブラートに包んだように、相手を思いやる言い方もできます。けれども、語彙が少なかったり、きちんと文章が作れなかったりすると、どうしても直接的な言い方になってしまい、誤解も多々生まれます。

これも経験によるものですから、本人にそのつもりがなくても自然に生まれた誤解も多いでしょう。ですから、できるだけ表情を豊かにするのも一策ではないでしょうか。英語は日本語よりもシンプルですから、できるだけ身振りて手振りを加えてみるのもいいかもしれませんね・・・・。ああ、だからかぁ・・・英語圏の人間は表現が豊かなんだねぇ。

 

2) 相手にいつも依存してしまう

日本いるとき、主人は私にほとんどのことをさせていました。そう、自分でやるのが面倒くさいし、確かに私がやったほうが早い。それと同様に、オーストラリアに来た当時は、主人がなんでもやっていました(今は、全て私ですが)。ですから、どちらかがそのどちらかの国にいると依存してしまうことがあるでしょう。私の日本人の友人も、オーストラリアの旦那さんに全て任せていて、携帯電話の契約も全て彼がしています。

英語に自信がなくても、こちらは移民大国ですから、英語が母国語ではない人たちのアクセントには慣れています。それに、こっちの人たちは英語が間違っていようがなんだろうが、全く気にしないでベラベラしゃべっている人がほとんど。いや〜、びっくりするくらいですよ・・・。文法的にとか、動詞の過去分詞形が・・・とかを考えちゃっていると、難しいでしょうねぇ。テストじゃないし、相手はそんなに気にしていませんよ。

 

3) 会話が少なくなる

お互いの国の言葉がパーフェクトに話せないとなると、自然と会話が少なくなっていきます。どちらかが、努力をしてその国の言葉を完璧になるようにしないと、実はうまくいかないのです。中途半端な状態でいると、どうしても誤解が生まれてしまい、その誤解を避けるために「言わない」ようになったり、「気にしない」ようになったりして、自然と会話が少なくなっていきます。

まずは、「喋る」なんでもいいんですよ。「あ、あの猫が可愛い」とか、「あ、あの人ちょっと変じゃない?」とか、「今日はなんでこんなに暑いの?」とか、どうでもいいことから始めてみましょう。ちょっとした単語がだんだんと繋がって行って、終いにはベラベラと話せるようになっていきます。ほら、子供だって初めのうちは「ママ、パパ」から始まって、2歳ごろには結構話せる子も多くなっていますよね。ですから、焦らずになんてもいいから言葉にすることです。

 

 

4) 家族ぐるみのつきあいが難しくなる

どちらかの家族での集まりは、いつも気まずく、気が重くなっていきます。私も初めの頃は、主人の家族の会話、特にあの家族は次から次へと話題がコロコロと変わるので、初めの数年は本当に辛かったです。適当に相槌を打ったり、みんなが笑ったのを真似して意味もわからずに笑って誤魔化したりしていました。

でも、これはあなただけじゃない!多分ね、ほとんどの国際結婚の人たちがこうやって悩んでいると思いますよ。いずれはだんだんと慣れて行って、相手の家族の話し方や癖、それからタイミングなどもわかってきます。憂鬱なのはもう仕方がない!と諦めてしまった方がいいでしょうね。それに、あなたが気にするほど、相手の家族は気にしてないと思いますよ。まあ、「おとなしい子ね」とは思っているでしょうが、言葉の問題もきちんと理解しているはずですから(頭の悪い家族や、意地悪でなければね)。

 

5) 相手の友達と仲良くなるのが難しい

これも同じく、相手の友達と仲良くなるのが難しく思えるでしょう。どうしても、周りの会話には入れなかったり、意見を言えなかったり、どう英語で言えばいいのかと考えているうちに、話題が変わってしまったりします。それに、昔話・・・・これが、結構しんどいよね。何の話か分からないし、だいたい、私に何の関係があるんじゃい?と思ったり、それは失礼だよねぇ・・・・なんて、日本人の感覚では思ってしまったりするでしょう。

でも、ここではそんな感覚は捨てましょう。あの人たちは全てがKY、空気の読めない連中だと思いましょう。もう、失礼なんてことはこれぽっちも思っていませんし、考えもよりません。ですから、友人達の集まりの後、あなたが機嫌が悪くても「何だよ、ムーディーなやつだなぁ・・・・何で機嫌が悪いんだ?ああ、生理前か?」とか、そんな感じ。ですから、機嫌が悪くなるのもちょっと考えものですよ。反対に、あなたにとって不利になることもある・・・。

それにもしも、彼や彼女の昔の恋愛話になってもヤキモチを妬かないことですよ!欧米人は、日本人と違って、本当に「信頼」が一番だし、「ヤキモチ」や「嫉妬」はこの信頼感がないという証拠として捉えますから。「やきもちも焼いてくれない」なんていうのは、日本だけだから。これを間違えると、「クレイジーな女」という、レッテルを貼られちゃいます。

 

まとめ

私たち夫婦も結婚後、いろんなことで喧嘩をしました。その時いつも、思ったのが「ずるい、フェアーじゃない」でした。彼は、日本に2年もいたくせに日本語ができませんでした。多くの英会話の先生がそうだったように、普段、英語を教えているので日本語に乏しくなりますし、彼は特に、オンチのため日本語がよく聞き取れない、聞こえないから話せないというタイプでした。

ですから、自然と私が英語をマスターするという感じなったのです。もともと、英語は喋れた方でしたから、そんなに問題はなかったものの、それでもパーフェクトではなかったので、本当に大変でした。伝えたくても、何をどう言っていいのかわからない。相手は喧嘩になった時は、機関銃のように言い返すしてくるし。それで、いつも「ずるい!自分ばっかり言いたいことを言って、私は半分も伝えられない」でした。

家族での時も、本当につまらなくて、今日の夕食は何を食べようかとか、ほとんど妄想の世界にいたこともあります。けれども、これだけは言えるのは、伝えようとする努力は惜しんではいけないということです。一生懸命に伝えようとすれば、必ず伝わります。ただ、語学の才能がどちらにあるか・・・これは、見極めた方が良いと思います。語学の才能がある方がその言語を習ったり、マスターする方がてっとり早いと思います。とにかく、諦めないで根気強くお互いの意思を伝えようとしてください、そして、いずれ時間が経てば、お互いのことがよくわかるようになりますし、言葉だって自然と身についてくるでしょう。