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国際結婚は『勝ち組』じゃない!?国際結婚の理想と現実4つとは?

 

オーストラリア人であるパートナーとは1999年に日本で知り合いました。実際には共通の友人が居て、その彼女のパーティーで初めて会いました。その時から、彼は「お、いい感じじゃん」と思って居たそうですが、私は違う男性の方に目が行っていたので申し訳ないですが、急接近するのはもう少し後のことになります。

それからはあっという間に、あれよあれよという感じで話が進み、気が付いてみれば1ヶ月後にはプロポーズ。返事はまあ、オーケーしたもののこんなに早いので「まあ、とりあえずね」という感じではありました。

しかし、こういう感じは非常に珍しいと思うので、あまり参考にはならないのですが、その後の経過は当然、色々とありましたよ〜。そして多分、どこも一緒でしょう。ですが、職場ではかなりの人から「いいなぁ、国際結婚。羨ましい」とか、「どうしたら外国人と結婚できますか?」なんてことを言われたのも確かです。また、日本では国際結婚が流行りとか・・・確かに、『外専』と呼ばれる外国人しか付き合わない外国人専門の日本人女性もいます。

その理由は、

  • 見た目が格好いい
  • マナーもいいし、女性に優しく、褒めてくれる
  • 女性軽視をしない
  • ベッドでもロマンチックに過ごせる
  • 家事分担は当たり前
  • 子育ても率先してやってくれる

 

などがあるでしょうが、これはもう本当に人によりますから・・・?

外国人でもやらないやつはやらないし、女性に失礼な奴はめちゃくちゃ、失礼ですからね。殴ってやりたくなるような外国人男性を何人も見ましたよ。そして、日本人でもベッドでロマンチックな人もいるし、女性を尊重してくれる人もいるし、マナーだっていい人はたくさんいます。ただ、残念ながら、その比率は文化的背景から言っても日本人男性よりは多いことは確かです。それはもうしょうがない、文化背景が違うんだから。

ですが、私が言いたいのは『理想と現実』があるということ。

そしてネットで検索すると、国際結婚するのが何故か勝ち組のようなことまで書いてある・・・。お〜い、そんなに現実は甘くないんだけど。

実際には多分、国際結婚の現実の方が厳しいと思います。この理想と現実・・・私自身もありましたからねぇ。今年で付き合って20年目ですが、やっぱり色々ありましたよ。

 

1. 言葉の壁と文化の違いは想像以上

ある一定の時期は、お互いの事を理解する上で言葉の壁があったとしても「見つめ合うだけでわかりあえる」なんて言うハネムーンピリオドがありますが、これは長くは続きません。慣れてくると、「あれ?言ってることがちょっと伝わっていない」と言うことが多くなってきます。

ちょっと例を挙げるだけで、

  • 言葉の問題
  • 両親や親戚、友人などの付き合い
  • 子育てについての方針
  • 文化的な背景の違いからの不理解
  • 海外移住した際の環境の変化

 

などなど。こう言う細かい事が沢山あります。特に言葉の問題は非常の大きく、初めの頃は英語で喧嘩なんかしているときは興奮しちゃって、何を言いたいのか、何を言っているのかわからなくなってました。

私も「お前!悔しかったら日本語で言ってみろ!不公平だろう!」って日本語で怒鳴ったこともあります(ちなみに主人は日本語はほぼゼロです)。まあ、その後、本人もやばいと思ったようで謝って来ましたが、人によってはもう永久に溝ができていくこともあるのではないかと思います。

『愛さえあれば』なんて思っているのは、はじめの数ヶ月だけ。あとはもう、どうやって様々な壁やこれらの障害を乗り越えていくか!です。

 

 

2. 国際結婚は『忍耐力』と『努力』が必要不可欠

同じ国の人間でさえも育って来た環境が違えば、「あれ?なんなのこれ?」と思うこともあるでしょう。ですが、それが外国人ということで初めのうちは『違って当たり前』で付き合って行きます。それに『外国人と付き合っている』という優越感もあって、彼のお株もチョットだけはじめから上がっている場合もあると思います。

ですが、だんだんと「チョット、待って、なんでいつもそう自分勝手に決めていくの?」とか思うようになっていきます。それはもうしょうがないと言うか、個人主義なので「君は君、僕は僕」と言う考え方が基本にあり、付き合う時でもこれが基本になっている人も多い。まあ、子供ができるとこれじゃやっていけないと気づくのですが、それまでは非常にマイペースという人も多いはずです。

そして、特に一緒に暮らしてみると外国人は個人主義ということもあり、空気を読むことがなかなかできないし、「あ・うん」の呼吸なんてものは多分、付き合ってすぐには難しいでしょう。「言わないとわからない」のが基本ですから、「言わなくてもわかってくれている」文化を推奨している日本では、もう、何が何だか分からなくなる人も多いのではないかと思います。

こうなるともう必要なのは、文化の違いを理解する上での『忍耐力』と相手を理解しようとする『努力』のみ。特に言葉の壁があるときには冷静になって話し合うという『大人の対応』も要求されます。

あんなに優しくて、甘々だった外国人彼氏が豹変する瞬間を見ることになります。そして、必ず思うこと・・・

こんなはずじゃなかった・・・こんな人だと思わなかった・・・。

が、しかし・・・

彼もまたそう思っているかも知れない・・・。

 

 

3. 海外生活だって普通の生活、家計のやりくりは必須

日本の芸能人でも最近は国際結婚も多く、ハワイの高級コンドミニアムで優雅な生活、はたまたドバイやパリなど、まあセレブ生活溢れる情報が多いのですが、実際はそんなのあるか!って言うのが現実です。

確かに日本の企業で働いている人は割と高収入だったりすることもありますが、当然ながら職種によって給料はまちまち。私の主人も今は、法学部を出ていてるし修士号だって持っていて、現在はまあ不自由ない生活をしていますが、出会ったときは駅前の留学先で勤めていたただの英語教師でした。収入はあまり聞かなかったけど、まあ推して知るべし。

そして、オーストラリアに来た時もやれる事は「英語教師」。私はこちらで働く前に全くのアクシデントですぐに妊娠してしまったので、彼一人の収入のみ。そして、こちらのでの英語教師の収入なんて酷いもので、週の収入の半分が家賃に消えて行き、貯金は減る一方。

これじゃまずい!と思った彼は大学の修士課程に進み、資格を取りに戻りますが、運悪く私が産後鬱になり、全くの再起不能状態に。彼は躊躇なく1年間、仕事を辞め、大学は休学し、私の世話をすることに。その間は貯金を完璧に崩し、足りない分は彼の実家でご飯を食べたり。ありがたかったです、ほんと。

もう、セレブなんていう生活とはほど遠い。それでも私達がまだマシだったのは、彼の実家にヘルプをする余裕があったから。それがなかったらと思うと、ゾッとします。ですが、そういう家庭ばかりじゃなく、多分、そうじゃない人の方がほとんどでしょう。

実際に、日本よりもシビアなのが学歴や資格、経歴重視の就職活動だったりするのでやはりここはもう相手や自分のポテンシャルに賭けるしかない。それに加えて、その他諸々のストレスもあるでしょう。そして基本的に金銭のストレスは離婚や別れの大きな原因になります。

そして、たまに働かない男もいるんです。特に奥さんが定職があって、収入が良かったりすると何故かすぐに仕事を辞めてくるとか、そういうのをよく聞きますから、よ〜く、どんな人かを見極めた方がいいと思います。

海外生活は日本で生活するのと同じ、あるいはもっと大変なことも多いのが現実です。

 

 

4. 国籍や人種の違うカップルは日本以外の外国では当たり前という事実

この記事のはじめの方にも書きましたが、現在の旦那だけでなく、以前の外国人彼氏と一緒にいるとよく、「外国人が彼氏でいいなぁ」ということを言われることがよくありました。人口の比率から言って、日本人を含めたアジア人と比べると日本では外国人の方が圧倒的に少ないので、当然ながら、日本人彼氏よりも注目度も高くなってきます。

ですが、実はこれ、日本だけの現象と言えるでしょう。

オーストラリアもそうですし、ヨーロッパやアメリカでもそう、移民国家と言われる国では様々な国の人たちが移民してきています。そして、当然ながら彼らは出会い、恋に落ちる。だから様々な人種のカップルが結構いて、パートナーが全く違う人種、国籍同士だったりするのは『当たり前』にあります。なので、別に珍しくもなんともないし、普通なことなんです。

そして、現実に海外で生活を始めてみると「あら、やだ。この人、本当は変な人だった?」と、周りを見て実感することもあるかもしれません。日本で「外国人はカッコイイ」という色メガネがかかっているかも知れないので、要注意!

 

まとめ

国際結婚というのは、このブログでも良く取り上げているんですけど、思っているよりも非常に厳しい現実があります。特に日本で出会った人達は、彼や彼女の母国、或いは日本を出て違う国に行くと自分の友人や家族などから離れて孤独を感じることも多いと思います。

私もそうでしたが、やはり馴染むまでに数年かかりますし、言葉の壁をはじめとする文化の違いや環境の違いなど様々な障害が立ちはだかってきます。周りからは『おしどり夫婦』のように見られている私たちですら、危機はありました(AU旦那はいつも「え?あったの?いつ?」と言いますが・・・)。

それぞれ感じ方は違うかもしれませんが、国際結婚に理想を重ねて相手が見えていない人も多いのではないでしょうか?

国際結婚がゴールではなく、実はそこからがスタートであり非常に厳しい現実もあるので良くネットであるような『勝ち組、るんるん』感は全くと言っていいほど幻想であると私は思います。

外国人だろうが、日本人だろうが、相手を見極め、自分も一緒に努力して2人の関係を築いていくという精神がなければ、結婚生活も恋愛もある意味で『ままごと』として終わってしまうのではないでしょうか。

『相手は自分の鏡』としてよ〜く、観察してみることをお勧めします。

 

 

 

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Sakura
2000年からオーストラリア在住。シドニー某大学の修士課程卒業。『海外在住引きこもり主婦』のアーティスト兼ブロガー。専門は銅版画ですが、油絵もやります。海外生活事情や文化などを中心に書いてます。
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