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オーストラリアの高校生を虜にする、卒業恒例のスクーリーズとは?

はあ、毎日のようにバカ息子の長男17歳とは学校のことでバトルでございます。

子育てって、本当にこの子供についてそれぞれにあるので、これがいいよとか、こうするといいよって言うマニュアルじみたアドバイスをティーン専門の心理学者やカウンセラーからも受けるんですが、もう、面倒臭せ〜〜〜〜!!ちゅうのが、本音。

なぜ??なぜ??こんなに面倒臭いの???

なぜ、自分で将来の事を合理的に考えられないの?

大学行くのはね、学歴社会のオーストラリアでは現実的に考えて将来に選択肢が増えるのよ???

と言う事で、散々私たち親子(オージー旦那も含め)はバトルを繰り返してきました。

息子は、小さい頃からあまりお勉強が得意な方ではなかったのは確か。算数でも足し算や引き算、説明が大変だったし、旦那も私もキレちゃうので仕方なく小学校から家庭教師をつけたこともあります。これは、「仕方なく」ですからね、基本的に私たちは家庭教師は基本的に必要ないと思っているので、不本意ながらつけたことになります。

で、現在の高校での成績も「見たくない」状態で、アートだけはまあ、なんとか見れる。

そりゃ、あなた、学校だって行きたくないでしょうよ。言っている事がわからないようだし。

でもね、ある時は結構成績も良かった時期があるから、全くのバカではない・・・、ただ、予習や復習、宿題や課題などをする努力ができない、好きじゃないというだけの話だと思うわけですが、勉強するのは全てがこれな訳ですよ、基本。

そこで、奴は何を思ったか、

「大工になる」

と言い出した。

確かにな、まあ、勉強ができないならば他に道を探すだろうけど、なぜ今まで大工の「だ」の字もなかった、正確にはBuilderの「B」の字もなかったのに???というのが本音で、それも私たちの家をやった大工に弟子入りしたいと?

あのなぁ・・・、基本、やっぱり、楽したいのね。

自分で探そうとしないし、楽してできるものじゃないから・・・・。

とりあえず、高校にいながら職業訓練としてTAFEカレッジに通い、HSCと言うオーストラリアの共通一次のようなテストにも加算されると言うことで学校側とも落ち着いてきていたが、それでも一昨日、

「やっぱり、俺、高校を辞めて働くわ」

「誰も雇っちゃくれねぇよ、ドロップアウトなんて!お前は、バカか!」

と言うような、喧嘩が繰り広げられていた。

が、

昨日の朝、何故かバカ息子が来て

「やっぱりさ、俺、ちゃんとHSC受けて、高校卒業することにしたよ」

と言ってきた。

「・・・・で?なんで?」

「スクーリーズって知ってる?あれに行くことにしたからさ」

さあ、前置きが長くなりましたが、バカ息子を変えた、スクーリーズ。

お待たせしました、ここから、スクーリーズの記事になります。

スクーリーズとは?

さて、このバカ息子が言ってきたスクーリーズ。

スクーリーズ、Schooliesとは、オーストラリアの高校生がHSCと言う、日本でいう共通一次のようなテストを終えて、名実ともに高校を卒業した、成人した(オーストラリアでは18歳で成人)記念として馬鹿騒ぎをすると言うもの。

で、時期は今頃、11月の中旬からだいたいクリスマス前くらいまで。

HSCのテストが今、ちょうど終わったころで、高校3年生(Year 12)もう既に学校自体は終わっていますから、HSCのテストが終わってしまえば、もう、来年の大学やカレッジ、TAFEなどまでフリー!!

もともとは、ゴールドコーストの貸別荘や貸しアパートメントを1週間から3週間ほど借りて、連日連夜、パーティー。当然ながら、酒、タバコ、ドラックに、セックスとありとあらゆるものが入り込み、正直、親にとっては「恐怖」以外なんでもない代物。

スクーリーズのサイトまでありますから。

こちら↓

Screen shot : Schoolies.com

[blogcard url=”https://www.schoolies.com/”]

最近は、バイロン・ベイやフィジー、バリ島、それからフィリップアイランドなどがあって、リッチになったもんだわ。

旦那と周りの人に聞いたら、どうもこのスクーリーズは多分、1980年代後半から始まったような気がする・・・と言ってました。まあ、当然ながらそうだろうなぁ・・・と思うけど。

多分、野外パーティーや野外クラブ、アシッドやハウスなどの音楽シーンとも深い関わりがあるだろうと分析している私ですが。

で、こんな感じ・・・

Photo from: https://www.schoolies.com/
Photo from :https://www.schoolies.com/

スクーリーズを避けたい親御さんへ

で、先程も書いてますけど、酒、タバコ、ドラッグにセックスはもうありありですから。毎年、ゴールドコーストで急性アルコール中毒、あるいは変なドラックを大量に食べちゃったり、アレルギー反応を起こして病院に担ぎ込まれるとか、そのまま昏睡状態なるとか、最悪、死亡なんていうこともあるわけです。

ですから、このスクーリーズに猛反対する親御さんも多いんです。

そのため、うちの姪っ子たち(旦那の妹の娘たち)は、おばあちゃんの出資で海外旅行に行きます。まあ、スクーリーズに行かれるだけマシってことですよね。

今年23歳の長女の姪っ子は、ニューヨーク。

来週出発の18歳、今週HSC終わった次女は、パリ。

義理の母も楽しみにしているようで、毎日、1時間の散歩で体力をつけている模様。81歳の彼女はニューヨークではかなり辛かったみたいですが、3年間、ウチの旦那と公園を毎日1時間の散歩でかなり体力をつけたので、

今回のパリ旅行は、「不思議なくらい、楽しみなの」とのこと。

なので、

両親がプレゼントで、豪華な旅行に連れて行くというのが回避方法。

ですが、18歳はもう成人ですし、親御さんだって経済的に無理な場合だってあるし。まあ、お金がなければ、オーストラリア長期のキャンプ!!これがいいかも。

まとめ

というわけで、

ウチのバカ息子は、私がスクーリーズを知らないと思っているのか、

この恒例のオージーバカティーンのバカ騒ぎのために高校に残るそうだ。

やっぱり、こいつは、バカなのかもしれない・・・。

そろそろ、私も認めなければいけないのだろうか・・・。

まあ、それはそれとして。

スクーリーズ自体については、こいつは大丈夫だろうよ、何せ、

アルコールアレルギー(既にワイン1杯で救急病院行き)

ドラックアレルギー(イブプロフェン他、鎮痛剤にアレルギー)

大麻アレルギー(友達のを触っただけで腫れ上がったらしい)

私に体質が似ているので、酒も飲めない(甲状腺を切除前まで)、ケミカルなドラックも何が起こるか分からないから摂取できないなどがあるから、ある意味、手を出すのは自殺行為。

あとは、セックスよね。

でも、まあ、それはコンドームさえしてくれればいいかな。これも、彼の同級生が妊娠出産していて、その父親とも友達で子供が出来たことで将来的に苦労しているのを目の当たりにしているから、本当のバカじゃない限り、大丈夫だと思っている・・・・が。

それに既に友達がバイロンに貸別荘を予約してあるとかで、そこに行くんだそうだ。バイロン・ベイには彼のGod motherが居るので、何かあっても安心だし。とりあえず、スクーリーズの前に2、3日彼女のところに遊びに行きなさいとは言っておいた。

ま、ここは息子を信頼するしかないし、成人した息子を止めるすべはないわけです。

後は、土壇場になって世界一周旅行でも連れて行くか!?

 

 

 

Sakura
2000年からオーストラリア在住。シドニー某大学の修士課程卒業。『海外在住引きこもり主婦』のアーティスト兼ブロガー。専門は銅版画ですが、油絵もやります。海外生活事情や文化などを中心に書いてます。
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