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【海外移住】海外在住が長くなると『日本に戻れない』という5つの理由

 

私が本格的にTwitterを始めたのは、たったの2、3ヶ月前です。基本的には日本語のみのTwitterなんですが、ハマるね。いや〜、いろんな人が居るし日本の現状が手に取るようにわかるのが面白い反面、憂もあります。

しかし、そんな憂いだって実は、対岸の火事にしか過ぎないのは、私が既に豪州の国籍を取得して日本人社会とは無縁の生活をして居るからなんですが、しかし、それでも家族と呼べるような友人たちが住んで居るので、気になるし、出来れば日本が良くなってほしいという気持ちはたくさんあります。

ですが、私自身はもう日本には戻れないと思いますね。

それは、国籍を放棄したと言うことだけじゃなく、日本のカルチャーと言われるような考え方や思想などが多分、もう私の中のそれとは全く違うものになって居いて、ギャップがハンパないと思います。

そこで、今回はこの日本に戻れないだろうと言う理由を考えてみたいと思います。

 

1. 男尊女卑的な発言とその傾向

最近では、家事をやったり子育てを手伝ったりするような男性が多くなってきて居るようですし、Twitterなどをみているとそう言う男性が虐げられている女性の擁護するようなコメントも多く見れるので一概にこの日本独特であった昭和の「男尊女卑』について今だにある、とは言えないと思います。

が、それでも英語圏や欧州と比べると「はい?」と言うような「女らしさ」や「男らしさ」を求めるような言動が多くみられるのではないでしょうか?

先日も『レディーファースト』についての反論でいきなりこの男尊女卑的な発言もあったり、男性に押し付け過ぎだとか言う意見も多々あり、なんとまあ、的外れなことをおっしゃっているんだか・・・と言う気持ちで見ていました。

レディーファーストとは、一般的に見て身体的に小さい、腕力のない女性に対して助けてあげようと言うもの。ドアを開けたり、高いところのもを取ってあげたり、それの行為が発展してレディーファーストという言葉になっただけのことなんです。たったそれだけの単純なことで、男性でもハンデキャップがある人が居たら、黙ってドアを開けてあげたり、荷物を持ってあげたり、それは健常者として当然のヘルプだと思います。

女性だから、男性だからという性別で区別する環境にはもう多分、居心地が悪くて戻れないでしょうね。

 

 

2. 人種や国籍、海外に対する偏見

日本は単一民族主義だとよく言われるのですが、実際には在日の方々が多く住んでいるので、単一民族、と一括りにするにはいささか無理があると思います。ですが、ヘイトスピーチやそれに準じる人達が単一民族主義を掲げているのは確かなことです。

ですが、こういう単一民族主義を唱えている国民が多いというのは世界的に見て、非常に稀です。

確かに、移民国家であっても、白人至上主義による『白人統一主義』的な思想を持っている国民もいますが、基本的にはマイノリティーでありどの移民国家でもその国の移民に対する人権を保護する法律もあります。

ですが、それ以前に『海外』と言う言葉で全ての国を括ってしまうような感覚には非常に違和感を感じますし、全くもって的外れな偏見を持っている人もいます。

『日本人なんだから』とか『日本では』と言う言葉を使う人がいるようですが、それはある意味、正解でもあるでしょうし偏見でもあります。

日本と言う国が独特であるのはもう仕方がない事実としても、人権や人種に関する否定的なものの見方を肯定するような部分があるように思えますし、実際に様々なお国柄があります。

同じ英語圏でもアメリカとイギリスではえらい違いがありますし、オーストラリアとアメリカでも全然違います。ですが、これだってまあ、知らないことなので海外を全て一緒にすると言ういつの時代なんだ?と言う人もがいるのも致し方ないのかもしれませんが・・・。

ここで言いますが、

『海外』でも国によって、全然違いますから!!

 

 

 

3. 同調圧力で仕事で休みが取れない

日本の労働基準法というのは、どうやらあってないようなもの・・・と言うような感じがするのは、多分、私だけではないと思います。

実際に有給休暇があっても『周りを気にして長期休暇が取れない』なんていう人がごまんといるでしょう。そして、長期休暇を取るのは『新婚旅行』とかだけとか。あああ・・・・なんと言う、同調圧力の強さよ。

欧州や英語圏では有給休暇は平均でも3週間から4週間はあります。そして、その休暇を貯めて数ヶ月間のホリデーに出る人もいます。これだって、日本だったら「え〜?そんなことしたら仕事にならない」なんて声が出ることでしょうが、当人からしても会社からしても当然の権利であるわけなので、周りでも文句は出ません。

そして、その準備には抜かりなくやる人がほとんどなので、途中だった仕事をほっぽらかしていくような人もいませんし、仕事の引き継ぎやヘルプなども周りのスタッフが『明日は我が身』と親身になってやってくれるのが通常です。

なので、労働環境からしても日本にはもう、戻れないかなぁ・・・最低でも、きちんとした基準を設けていてそれに準じた形態でなければ無理だなぁ・・・と思います。

 

 

4. サービス業や接客業での完璧さ

日本に行った豪州友人らが口を揃えて言うのが「日本はとってもフレンドリー」。これはレストランでもショップでも、ましてやコンビニでもみんなにこやかに接客しています。これがまあ、日本でのスタンダードなわけですが、海外では全くもって違います。

まあ、高級なショップやレストランではチップなどの点でもプロ意識がある店員がいて当たり前ですし、きちんとした接客もしてくれますが、間違ってもマクドナルドやコンビニで笑顔で迎えてくれることは稀です。

笑顔で”Hello!”と言われたら、あら、この人今日はいいことがあったのかしら?と思うし、コンビニで笑顔で迎えられることは正直言って多分、数えるくらいなのではないでしょうか。

そして、これが海外でのスタンダード。

これに慣れてしまうと、ほっとかれる方が楽と言うか、煩わしさがないし、自然体で居られる気がします。

まあ、たまに旅行に行くくらいならばいいですが、これが毎日だとこっちも気を使って笑顔にならなくちゃいけない気がしてくる・・・。

ですが、まあ、これに対して笑顔で同じように答える日本のお客さんは少ないですし、割と横柄な態度を取る人も多いように思います。正直、あの店員に対する横柄さは見ていていいものではないですし、

『お客様は神様です』的な発想による横柄さは非常に不愉快ですね。

 

 

 

5. 『空気を読む』文化背景

日本人は阿吽の呼吸とか、相手の立場やその場の空気を読むと言うとってもスキルのいる生活環境で生きていることが多いように思います。

これは海外生活、特に日本人社会からかけ離れた生活をしているとこういった「言わなくてもわかるでしょ」文化についての器用さに驚かされます。

たまに、言ってもわからないだろう・・・と言う、匙を投げた状態の人もいますから、それはその時の状況と相手にもよりますが、欧米人は基本的には『言わなくちゃわからない』と言う場合がほとんどなので、必要なときはきちんと話すことが前提になっています。

もともと、日本にいた時から私などは『空気を読む』と言うことが出来ないタイプの人間だったので、仕事では割とまあ、それなりに行動は出来てもハッキリと言われた方がいいタイプでした。

それもあって、こう言う風にわかりやすくい、ハッキリと言ってもらえる文化、あるいは影でごちゃごちゃ悪口を永遠と続けるような文化でないことがものすごく楽だと思えます。

ですが、これも人それぞれ。欧米人でも陰口を言う人もいるでしょうし、空気を読んで欲しい人もいるでしょう・・・、ここで私が言うのはあくまでも一般的な意見ですから、まあ、日本のような『空気を読む』と言う芸当をする人は圧倒的に少ないと言っていいと思います。

まとめ

ここにまとめたのは、私個人の見解ですから、当然ながら『そんなことはないです!』と思う方もいらっしゃると思います。

しかし、日本の文化というのは非常に独特で、それは海外に出て長い間生活してみないとわからない部分でもあります。

ただ、そういう文化的な生活環境を当然ながら心地よいと感じる人もいるわけですし、反対に海外に出てみて欧米式の個人主義的な生活環境、あるいは労働環境が合わない人も当然います。

そこはもうそれぞれの価値観と生活していく場面での『居心地の良さ』で、突き詰めていってしまえば、それは個人の幸せの価値観になってしまいます。

そして、海外在住であっても日本人社会の中でずっと生活している方もいらっしゃるので(特に駐在員の方とか)、あまり気にならない人もいるでしょうし、もうすっかり現地人と化している方もいらっしゃると思います。

出来れば、自分らしく生きていられる場所が見つかることが一番なのではないでしょうか・・・・。

 

 

 

Sakura
2000年からオーストラリア在住。シドニー某大学の修士課程卒業。『海外在住引きこもり主婦』のアーティスト兼ブロガー。専門は銅版画ですが、油絵もやります。海外生活事情や文化などを中心に書いてます。
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